ロードバイク ブレーキシュー交換 シマノR55C4

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今回はキャリパーブレーキのシュー交換。

一般的なロードバイクはこのタイプ

ちなみに、MTBタイプに多いのはVブレーキ

シューの交換に関しては同じような作業です。

ブレーキシューはカートリッジ式と一体型がありますが、当然カートリッジが便利。

もし、一体型のブレーキシューならば交換の際にカートリッジ式をおすすめ。コスパを優先した自転車は一体型が多い。

ちなみに一体型はこんな感じ

シューが一体型だとシューだけの交換より、コスト高、交換の手間も若干ですが違います。

ブレーキシューの交換するタイミングは一般的には溝が減った時ですが、今回は異音が発生したために交換します。

異音も少しくらいの異音なら我慢しますが、安くて古いママチャリの錆びついたバンドブレーキのような音が今回発生。

車のディスクブレーキパッドが限界に近い時に発生する音にも似てました。

すごい音のギーギー音。長い峠道の下りで突如発症。

調べると、シューの表面は多少のテカリはありますが溝もある。

金属片がシューに食い込んだかとも思いましたがシューは消耗品だし、安い。

異音の原因を追及するよりも、交換が一番。

今回のシューは

105、アルテグラ、DURAに対応したR55C4というシマノのシュー。

R55C4は元々付いていたシューと同じもの。

せっかくの作業なので前後とも交換します。

シューも1ペア買うよりも、2ペア入りの方がコスパがいい。

2ペア入りが絶対おすすめ。

アマゾンで購入
シマノ R55C4ブレーキシュ/ネジ 2ペア入り Y8L298062
交換作業はいたって簡単

脱落防止のねじがあるのでそれを外します。(ちなみにVブレーキはピンです)

あとは指の力だけでシューは引き抜けます。

ただ車種にもよるとおもいますが、自分の自転車はフロントフォークが邪魔をしてそのまま抜けないので、カートリッジの部分の角度を変えて引き抜きます。

後輪は干渉するものがないので、そのまま引き抜け、アッという間に交換。

シューの厚みが違うので、交換後、ブレーキの遊びが変わりますが、ワイヤーの調整ネジで調整。

 

古いシューと新しいシューの脱落防止のネジが違う。

見ての通り

新しいネジは黒いネジでアーレンキー(六角レンチ)で固定するものに。

付けた感じではシルバーのネジの方がよさそうに見えますが、これは古いネジを再利用すればいいので、古いネジは捨てずに保存です。

ブレーキ本体がブラックなら気にならないでしょう。

交換後のシューの比較です

新品に比べ2-3mm位減ってます。

交換後、当然ですが異音もなくなり快適なブレーキです。

消耗品で安い、さらに安全に重要なパーツなので溝のあるなしにかかわらず点検を兼ねて定期的な交換がよさそうです。

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自転車ディスクブレーキ(機械式) 遊びの調整

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自転車のディスクブレーキ。最近よく見かけるようになりましたが、自分の電動クロスも前輪がディスク。それの調整です。

その前に、自転車のディスクブレーキは機械式と油圧式があります。

車やオートバイは油圧式が一般的で、ディスクプレートを油圧の力で両側からディスクのパッドを押し当てます。

まあ、それが普通のイメージ。

ところが、自転車には機械式ディスクというのがありまして、なんとディスクに押し当てるパッドが片側しか動かない。

じゃあどうやってディスクプレートを挟むのか?

片側だけディスクプレートに当たるとプレートが曲がるというか、撓む(たわむ)というか、ようするに変形します。

そうすると固定されているのパッドにプレートが押し当てられ、パッドで挟み込むという構造。

自分的には少々無理やりな構造に見えますが、自転車の機械式ディスクはそんなもんらしいです。

構造はともかく、制動力も見かけもいいので、気に入ってます。

油圧式は高価なので、機械式は低コスト自転車で多く採用されてます。

さて本題のディスクブレーキの調整の話に戻ります。

遊びが大きくなった原因はワイヤーが伸びたのか、パッドが減ったのか、その両方か、やはりディスクはカチッと効いて欲しいので調整することにしました。

遊びは、プレートとディスクパッドの隙間が広がっているのが原因。この点は普通のVブレーキやピボットブレーキと同じ。

隙間を小さくすればいいだけ。

↓はギリギリまで隙間を小さくした画です。

ディスクプレートとパッドが接触しないようにギリギリの隙間で調整します。遊びの大きさは個人の好みです。

隙間を小さくしすぎると、普通の自転車みたいに走っているとスリスリと接触するかもしれません。

調整はとても簡単 普通の自転車のブレーキよりも簡単だと思います。

外側のパッドはワイヤーの引きで調整。ワイヤーの固定と調整ネジで合わせます。

内側のパッドは裏に六角ボルトの穴があります。それを回せば隙間が広がったり、小さくなったり。

作業時間5分程度

遊びが大きくフニャフニャしたタッチがカチッと聞くようになりました。

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ロードバイク ステム交換してみた。

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ステムとはハンドルのところに付いているあれです。

乗車スタイルを変えたい時に簡単に交換できるし、特殊な素材でないかぎり価格も安いので、気軽にチャレンジできます。

今の自分のロードバイクには数年乗っていて、自分の体形にもあっていて、何を今更という感じですが次の理由で交換する事にしました。

手首のねん挫で前傾荷重がきつい。手首が痛い。

速さよりも乗り心地重視、長距離を楽に走れるようにしたかった。

今付いているステムは完成車に付いていたまま。長さは100mmです。ちなみ完成車は100mmのステムが多いそうです。

自分のステムも100mmでした。

メンテナンスの時に付け外しはしてますが、交換するのは初めてで、100mmのステム以外はどんな感じになるか知りません。

手首に負担が来ないようにするには、ステムを短くします。

レーシーな前傾スタイルにしたいときは当然長くします。

今回は80mmにしてみました。20mm短くします。

簡単に交換手順を書きますと

1.ハンドルを外す(ワイヤーなど付けたまま、当然バーテープもそのままでいい)

2.ステムのサイドのボルト2本を緩める

3.トップのキャップのボルトを抜く

これだけで既存のステムがスポッと抜けます。この時高さを変えたいときはスペーサーを入れ替えたりもできます。今回はそのまま。

特殊な工具は必要なく六角レンチだけ。

今回はこのステムにしました。

アマゾン
GORIX ゴリックス 軽量ALステム GX-029N (31.8mm) 7°

楽天

 

理由は手頃な価格だから。ちなみにカーボン製とかだと価格が跳ね上がります。

さて、20mm短くなったステムを取り付け試乗。

どんな感じでしょうか?

まるで別の自転車みたいな感じ!!

20mm短くしただけでハンドルが近くなり、最初は子供用か女性用の自転車か?と感じるほどの違和感。

20mmどころか100mmくらいハンドルが手前に来た印象。それくらいのインパクトがありました。

しばらく乗っていると短いステムに慣れたのか違和感はなくなりました。

少し短くしただけで自転車の印象が全く変わるのに驚きです。

ねん挫した手首への負担はかなり軽減されているよう。これは目的を達成。

乗り慣れてくると、アップライドの乗車姿勢もなかなかいい。もしかしたら標準で付いていた100mmのステムよりも80mmのステムの方が自分に合っていたのかも?

ちなみに100mmのステムならサイコンやカメラ、スマホなど余裕で付けられましたが、80mmでもまだ大丈夫そうです。60mmになると厳しくなるかもしれません。

購入したばかりのアクションカメラも大丈夫。

いまいち、自分の自転車が体に合っていないかもと思える人はステム交換を試してみる価値ありです。

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超簡単 自転車のBB(ボトムブラケット)の交換

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BB(ボトムブラケット)とは簡単にいうと、右と左のペダル、クランクを繋いでいる回転軸の部分。当然ここがスムーズに回らないと、走行に影響が出ます。

BBは自転車によって数種類。

自分なりに分類すると

格安自転車—–分解すると、むき出しの軸にベアリングのカップ&コーン式、取り換え、メンテが面倒。

少しいい自転車—–スクエアタイプのカートリッジ式BB 今回はこのタイプの交換

ネジではめ込むだけなのでとても簡単。

ロードバイクなどのスポーツタイプの自転車—–シマノのホローテックなど数種類あり、規格が多すぎて難しい。

FSAからシマノに替えたい人のブログはよく見かけますが、結構大変そうです。工具も専用工具がそれぞれ必要。

とても面倒そう。自分のロードもFSAのBB30という規格。いまのところ不具合は無いので、いじるのはまだ先の話。

さて、自分のミニベロはスクエアタイプのカートリッジ式BBです。このタイプのBB搭載車はとても多いと思います。簡単に交換、工具も安いのもメリット。

格安自転車のBBもカートリッジ式に交換すれば、走りは当然ですが、メンテナンスも劇的に楽になります。

自分もネットで買った格安工具を使ってます。カートリッジ式のBBは簡単に交換できるので、工具を揃えてもショップに出すより安く済むと思います。

自分のミニベロは数日前にBBの点検清掃をしたばかりですが、いくら外観を掃除しても、ベアリングはシールドされているので調整などできないのです。性能の向上、維持するには交換しかないので、結局交換することにしました。

さてBB本体の選定。シマノのBBにしておけば、大体の場合間違いないわけですが、今回は評判がいいタンゲセイキのBBにしました。

アマゾン
TANGE SEIKI タンゲセイキ TECHNOGLID LN-7922 BB テクノグライド ボトムブラケット

このタンゲセイキのBBはアルミ素材が使われ軽い。信頼のメイドイン ジャパン。価格は比較したシマノに比べ1000円以上高くなりますが、それだけの価値はありそうです。

アマゾンで入手し、さっそく交換作業。

まずクランクのボルトを外します。これは普通の六角ボルト。

 

 

コッタレス抜き(専用工具です)をねじ込み、クランクを外します。

BBリムーバー(これもギザギザのついた専用工具)で外します

とても簡単。数日前掃除したばかりなので綺麗です。長年触っていない自転車だと錆と汚れたグリスだらけだと思います。

 

ディグリーザーとウエスで綺麗にします。

後は逆の手順で新品のBBをはめ込みます。

新旧BBの比較。

比較すると新品のアルミ素材のBBはやはり軽いです。200g+αです。

インストール完了。

ちなみにBBの軸の長さは数種類ありますが、今回は変更する理由もないので、元のBBと同じ長さの物にしました。

 

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ミニベロのブレーキレバー交換とBB周辺のメンテナンス

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愛車ターンのミニベロ、最近はロードに乗らずミニベロばかりです。このミニベロ、あちこち手を入れてますが、今回は購入依頼全く手を付けていない、BB(ボトムブラケット)周囲の点検とブレーキレバーの交換です。

最初にブレーキレバーの交換作業

既にブレーキ本体はシマノのDEOREに変更済みで今回はレバーのみ交換です。標準搭載のブレーキもそれほど悪くはないですが、ブレーキ本体と同じDEOREに変えます。

DEORE 左右セットでブレーキワイヤーも付いてます。しかもアウターワイヤーも付いている。性能はもちろんですが、コスパもいい、さすが世界のシマノ。

今回はアマゾンで購入。
シマノ DEORE BL-T610 ブレーキレバー (左右セット) ブレーキワイヤーセット付 オープンクランプ採用型
取り換えは簡単。グリップを外し。ボルトを緩め引き抜くだけ。グリップがネジの固定でなくはめ込んでいるグリップならばディグリーザーを使えばシュと抜けます。

ワイヤーも付属してるし、ついでの作業なのでワイヤーも交換します。

新旧のブレーキに比較

やはりシマノ製。見た目だけでもカッコいいし、しっかりとした製品です。ブレーキ本体の方はブレーキパッドだけ交換しました。結構減っていたのでいいタイミングでした。

横から見ると厚みが大きく違います。

 

見かけだけでなく、性能アップが実感できました。費用対効果抜群です。


次にBB(ボトムブラケット)周囲の点検と清掃

BB周囲はフロントチェーンリングがあるので、掃除もしにくい場所です。面倒ですが、思い切ってペダルとクランクも外して点検します。

ちなみにクランクを外すのは専用の工具が必要です。価格も安い。

ボルトを外し

専用工具(コッタレス抜き)の出番。

コッタレス抜きは必須
E-tool(イーツール) コッタレスリムーバー
固着もなく簡単に外せました。

普段、手が届きにくい箇所なので、結構汚れがあります。チェーンリングを外せば綺麗に掃除できます。

チェーンリングの裏側も掃除

ここまで外したのでBBも外して掃除します。BBはカートリッジのシールドなので掃除してもあまり意味はないと思いますが気分の問題です。

ちなみにBBを外すのも専用工具が必要です。これも安い。

ギザギザを溝に合わせて回すだけ。

ただ注意点が一つだけ。

このBBの右側は逆ネジです。

外れないと力を入れていると締め込んでいる可能性があるので注意。

RPMと書いている。てっきりシマノ製が付いていると思ってましたが違ってました。

1万キロは乗っていると思うので、BBもそろそろ交換の検討します。とりあえず今は掃除して、ネジ部分にグリスを塗って再装着です。

手が届きにくい、気になる汚れが取れると気持ちいい。綺麗にしているとヒビや割れなども発見しやすくなります。

BBは指で回してみても特に問題は無しです。比較すべき新品のBBが手元に無いのでなんとも言えません。

次のメンテナンスはBBの交換になりそうです。

シマノ製にするか、他メーカの物にするかこれから勉強です。

こういう安全と、走行に影響ある部品の選択は重要です。

格安自転車用品を好む自分でも大事なところはしっかりとしたメーカー品を選択します。

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使いにくい自転車用ミニポンプの使い勝手が大幅向上するグッズ

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手動の自転車用ミニポンプ これを持ってサイクリングに出かければひとまず安心。ガス式のポンプ並みに小さく、しかも無限に使える。

数種類の携帯用ポンプを持っていますが、自分が持っている中で一番小さいのはエアボーン。とにかく小さい。手の平に収まるので、収納場所も困らない。

人気のあるポンプなので持っている人も多いと思います。
air bone(エアボーン) スーパーミニポンプ
軽くて小さいので、持ち物をできるだけ少なくしたい時は、これを持ち歩きます。長距離サイクリングの時は少し大きくなりますがエアゲージとホースの付いたポンプを持ち出します。

いざ出先でパンクした時ミニポンプを使った経験がある人は分かると思いますが、ミニポンプはとにかく空気が入れにくい。

遠い昔になりますが、初めて出先でパンクしてミニポンプで空気を入れた時、空気の入れにくさから途方もない時間がかかってしまいました。

ポンピングする回数は諦めがつきますが、空気を入れる時の体の体制が大変です。空気圧が少ないときは腕の力だけでポンピングできますが、高圧になってくると体重をかけながらポンピングしないと、無理。

ボンベ式なら一発で済みますが、使い捨てのボンベなので失敗や予備のボンベの問題もある。

パンクした箇所の確認や、ホイールにチューブをセットする時、少量の空気を入れる時も便利で、手動式は手放せません。

このミニポンプの空気の入れにくさを大幅に改善してくれるのが、この小さな延長ホース。
TRISPORTS(トライスポーツ) お助けチューブ(米式アダプタ→仏式バルブ延長チューブ)

フレキシブルに動くので、体の体制がベストポジションにできます。

フレキシブルに動くホースがないとホイールとポンプが固定され、空気が入れにくいばかりか、ホイールやバルブを痛める可能性もあります。

自分はそれが嫌で、長距離サイクリングに行くときは延長ホースが内蔵された少し大きめのポンプを持って行っていました。

しかし、この延長ホースがあればミニポンプのエアボーンでも使い勝手が大幅向上。とても使えるポンプになります。

価格は数百円。
TRISPORTS(トライスポーツ) お助けチューブ(米式アダプタ→仏式バルブ延長チューブ)
使うときにねじ込むだけ。

エアボーンの専用品ではなく、延長ホースがないミニポンプにいろいろ使えます。

ポンプ側が米式で、チューブの側の方がフレンチです。

これで、大きなポンプを持たずに安心して長距離ライドに行けます。

 

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携帯できるパンク修理セットの比較

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自転車のパンク修理セット。長距離サイクリングには必須。サイクリング中のパンクは予備チューブの交換が手取り早いですが、予備チューブもパンクするかもしれない。

ほとんど使うケースがなくても、持っているだけで安心です。

ちなみに自分もパンクは何度も経験してますが、出先で予備チューブを使い果たし、パッチ修理に至った経験はありません。

しかし、パンク修理セットは、お守りみたいなもので、持っているだけで安心。予備のチューブも使った後は、最後の砦になります。

予備のチューブといっても結構かさばるので、チューブ交換に比べ手間はかかりますが、パンク修理セットだけ持ち歩き、予備チューブを持たない選択もあります。

さて、いずれにしてもパンク修理セットは常に持ち歩くので、小型で機能的であれば便利です。

自分が持っている3つを比較しました。

1つ目は100円ショップの修理セット

ゴムのり、パッチ、紙やすり。ごく一般的。自分はこれで、自宅でママチャリをはじめ何度も修理してますが、その後の空気漏れもなく、価格の割にいい商品だと思います。サイクルショップに売られている似たような、他の修理セットと比較しても差は感じられません。

ケースも比較的小さいので、持ち歩きに、特に小ささを求めなければこれで十分です。

 

2つ目はパナレーサーのイージーパッチ

100円ショップの物より、更にコンパクト。ゴムのりが必要なく、やすりと薄いパッチが入っています。したがってケースもコンパクト。サドルバッグの隙間に突っ込んでおけます。自分は今までこれを主に持ち歩いていました。でもこれ以上にコンパクトなキットを見つけました。それが次。

楽天
【あす楽】パナレーサー イージーパッチキット
アマゾン
パナレーサー パンク修理 イージーパッチキット RK-EASY

3つ目はREZYNE(レザイン)のスマートキット

すばらしく、コンパクト。もうペラペラです。いい意味で存在感なし。

財布にでも入れておけます。パナレーサーのイージーパッチもケースを入れ替えれば同じでしょうが、レザインのスマートキットは、この小さなケースにタイヤブートも入っています。タイヤブートとはタイヤが切れた時などに補修するもの。持っていれば更に安心してサイクリングができます。

楽天

 

 

アマゾン
LEZYNE(レザイン) SMART KIT

使用頻度が少ないものだけに、できるだけコンパクトにしておきたいので、レザインのスマートキットを見つけたときは即買いしました。

大きさといい、厚みといい、これ本当にお守りです。


ちなみにパンク修理は、これ以外にタイヤレバー、空気入れが別途必要です。

タイヤレバーはともかく、空気入れは、機能性かつコンパクトが求められますが、自分は未だ両立したものに出会っていないので、いろいろ物色中です。

 

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自転車チェーンに噂のベルハンマーを塗布して峠に行く

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ベルハンマー、テレビの番組で高性能が証明され、人気の潤滑剤を入手したので、早速、愛車のチェーンに吹き付け、普通のオイルとの違いを体感してきました。

その前に今まで自分が使っていたオイルは自転車専用オイルもありますが、ほとんどがホームセンターで買ったスプレー式の潤滑剤。1本200円位。

スプレーしながらチェーンの汚れも吹き飛ばせるので便利、低コストで愛用してます。

さて今回のベルハンマー、同じ潤滑剤でも一般的な潤滑剤との性能の差が相当大きい事は分かりましたが、自転車専用オイルというわけではない。

通販サイトのレビューを参考に、自転車のチェーンオイルとして使っている人の感想が良かったので、自分も高性能潤滑剤と格安潤滑材の違いを体感してみることにしました。

ちなみに当然ですが自転車以外の用途でも高評価が並びます。

楽天市場
【LSベルハンマースプレー420ml】潤滑剤 メンテナンス スズキ機工

アマゾン
スズキ機工 LSベルハンマー スプレー420ml
その性能を確実なものにするため、ディグリーザーで格安オイル潤滑剤を落とし、ベルハンマーを吹き付けます。

折りたたみ式のノズルが付いているので、便利。格安オイルスプレーはノズルも貧弱、時には吹き飛んでしまうので、ベルハンマーはこの点からも好印象。収納する時もノズルが邪魔になりません。

さて、さっそく性能を試したのですが、平地での楽々走行では何とも判断しずらい。

ここは負荷の掛かる峠道に行くことに。いつも行く、熊本の大通峠へ。

冬場は凍結などで危険ですが、今日は冬至なのに春みたいな陽気。早速出かけます。

峠の上り始めから、よくペダルが回せます。気温のせいか、体調がいいのか、オイルのおかげか、なんとも言えませんがいつもより楽です。

いつも休憩と給水のため1分ほど休むところも素通り。

大通り峠到達へ自己最短記録を狙えそうなのでチャレンジ。ところが途中で電話の着信が2回ほどあり、足を止め。最短記録のチャレンジは次回へ。

でもゴールは前回の到達よりも5分ほど短くなりました。

機械的な数値で負荷が減っているとかは分からないので、テレビのCMの小文字のごとく、個人の感想という前提でしか言えませんが、オイルの効果はあると感じます。

いろんな人の高評価も納得です。

自転車のチェーンオイルとしてしばらく使い続けることにしました。

余談ですが、休憩後、大通峠も今年、最後だと思うので、帰りに記念撮影。

ふとサイコンの標高を見ると777。なんか縁起がいい。暖かくなったら、また来ます。

 

 

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ペダルのトラブル シマノのペダルを分解グリスアップしてみた

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ビンディングのペダル シマノのペダルはSPDとかSPD-SLとかありますが、これって分解してメンテナンスできるのです。

デュラエースとかアルテグラとかのコンポで高価なペダルを持っている人ならペダルのメンテナンスも常識かもしれません。

自分はてっきり、調子が悪ければ使い捨てのパーツとばかり思ってました。特に自分の使っているSPDペダルは高価なものではなく、3千円位で購入できるので分解するなどという発想がそもそもありません。

しかし、今回、新品のSPDに交換後、わずか30キロくらいで、明らかに違和感が、左ペダルの回転が11時くらいを指したときにカクカク足の裏に感じます。

この感触は数年使ったペダルの故障した時の感触そのもの。

これは明らかに不良を引いてしまった感。明らかに初期不良の交換レベルだと思いますが、価格も安く入手したもので、送ったり、送り返したりも面倒だと。

調べているうちに、このシマノのペダルは分解して、グリスアップや鋼球を交換出来ることを知ります。

でも自転車のメンテナンスっていうのは特殊な工具が必要な場合が多いのです。このシマノのペダルも専用の工具がいるらしい。

工具が高いなら新品のSPDペダルを買った方がいいわけで、さっそく調べます。

少なくとも必ず必要な工具はこれです。僅か300円程度。ネットでは安く売ってますが送料の方が高いです。

TL-PD40 ギザギザの溝がありますが、この溝がミソです。

 

後は手持ちのレンチやスパナで何とかなりそうです。

さっそく分解します。30キロ程度しか走ってないので鋼球の割れは考えにくいですが、とりあえずメカニズムの学習とグリスの塗り直しをします。

作業開始後、すぐ問題に。

この専用工具をペダルに差し込み回すわけですが、幅広のレンチがいる。

手持ちのレンチでは僅かに足らない。

モンキーの場合、かなり開くモンキーが必要です。

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手で回してみるも硬い。やはり工具が要ります。

これを分解するために数千円の幅広のモンキーを買うなら本末転倒。なんとか手持ちの工具で何とかならないか思案。

自分が使ったのはこれ、買っても数百円。

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このピンが裏の溝にピタリとはまり、まるで専用工具のようです。

ぐっと力が入り、回すことができした。

あとは簡単。

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緩めば手でくるくる回して外します。

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玉押しはレンチがあればすべて分解できます。

ホイールの玉押し調整の感じで、緩すぎず、硬すぎず。

ちなみに、ペダルはこのようにグリスがいっぱい入っているので、構造を理解せずに、外からCRCなどぶっかけるとグリスが洗い流され、寿命が短くなります。

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すべて鋼球をを取り出し、洗って、グリスを塗り直し。

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鋼球はとても小さい。紛失に注意。

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鋼球の割れは確認できませんでした。とにかく小さいので傷の確認などは老眼の自分には困難。

まあとりあえず、グリスアップと玉押しの調整で症状が治まることを期待します。

元の通り組み立てて完了です。

ちなみに鋼球が割れた場合、スモールパーツで購入して交換できます。

高価なSPDやSPD-SLペダルを持っている人は覚えていて損はない作業だと思います。

グリスアップ後、激坂を含め100kmほど走行、異音もなくなり快適にペダルが回せるようになりました。結局原因は不明ですが、構造も理解できたので、今後はペダルも定期的にメンテナンスする予定です。

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8年以上無交換のママチャリのタイヤ 激安、簡単作業で交換

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ママチャリのタイヤの耐久性には驚くばかり。ロードバイクなら1年に2回は交換しますが、今回のママチャリは8年以上、無交換、しかもノーパンクでした。

ママチャリは元々低価格の物が多いので、前後輪のタイヤを自転車屋さんで交換すると結構な出費になるので、買い替えの検討の範囲内になりますが、自分で交換すれば確実にお得です。

さて今回の自転車、ノーパンクだったとはいえ虫ゴムのメンテナンスはしておりましたが、ゴムの硬さが気になり、8年も使えば確実に元は取れています。この際、前後輪とも交換です。

用意したタイヤも、所詮と言ってはママチャリに失礼ですが激安品を選びました。ホームセンターなどにもタイヤは売ってますがネットの方が安い。

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何とタイヤ2本、チューブ2本、リムバンドまでついて、送料込みの約二千円。ロードバイクならタイヤ1本分にも満たない価格。注文するとラップ巻で送られてきました。

2千円位で両輪交換できるならやらない手はありません。

頻繁にタイヤ交換するならチューブ、リムバンドの同時交換は不要ですが、数年もたつと劣化しているはずなので同時に交換した方が手間も省けます。

交換前のタイヤ

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長年使っているのに、溝がしっかり残っているのがすごい。しかしサイドは明らかに経年の劣化が目立ちます。

早速交換。

ママチャリはナット締めが多く、籠のステーとかあるので、ハッキリ言って面倒。でもスポーツタイプの自転車と比較した場合で、頻繁に付け外しをする個所でもないから、ゆっくりやれば簡単です。

キャップをマイナスドライバーでこじって外します。

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ナットは錆が発生して硬い。メガネレンチでナットを舐めないように注意して外します。

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錆がすごい。

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この自転車はハブで発電するためケーブルがあります。これは引き抜くだけ。

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ここまですれば前輪は外れます。

ホイールさえ外せば。後は普通の自転車のタイヤ交換と同じ手順。クイックなら10秒で外せるのに、ここまで10分以上かかりました。

タイヤをチェック

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表は劣化してますが裏側まではヒビなど見られず。

次にホイール側を確認。

案の定、リムバンドが切れてました。恐らく劣化です。リムバンドがないと見てのとおり、スポークのボルトがむき出しになります。チューブに傷がつきパンクの原因になります。

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これをみると丁度いいタイミングでの交換作業でした。

新しいリムバンドを付けます

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新しいタイヤ

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そしてチューブ

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これで前輪は完了。

次は後輪。前輪と手順は同じですが後ろはチェーンとブレーキがあります。

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ナットを外し。

チェーンのテンションを緩めます。

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チェーンを外し。

ブレーキもホイールについているので、車体から外します。リアブレーキがカンチブレーキやVブレーキならこの手間はありません。作業は格段にやりやすくなります。

今回ブレーキワイヤーも交換するので切断しましたが、再利用する場合はワイヤーがほつれないように丁寧に外します。

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ちなみブレーキワイヤーは100円ショップから調達。普通は10倍くらい値段はします。100円ショップ様様です。

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これで後輪が外せます。

後輪の取り換え作業は前輪の3倍の手間と時間がかかりました。

完成。

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タイヤのパターンの変化とゴムが柔らかくなったので乗り味が格段によくなりました。

これであと数年は大丈夫。

作業は面倒ですが、改めてママチャリのメンテ用品のコスパの良さは驚きます。

タイヤ、チューブ、リムバンド、各2セットで約2000円(送料込み)。楽天で調達

 

後輪のブレーキワイヤ 100円 ダイソーで調達。

自転車屋さんに持っていけば3-4倍の費用が掛かるでしょう。元々安い自転車なので新車に替える人の気持ちも分かります。でも最近ママチャリでも1万円以下の自転車はあまり見なくなりました。

 

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