BB(ボトムブラケット)とは簡単にいうと、右と左のペダル、クランクを繋いでいる回転軸の部分。当然ここがスムーズに回らないと、走行に影響が出ます。
BBは自転車によって数種類。
自分なりに分類すると
格安自転車—–分解すると、むき出しの軸にベアリングのカップ&コーン式、取り換え、メンテが面倒。
少しいい自転車—–スクエアタイプのカートリッジ式BB 今回はこのタイプの交換
ネジではめ込むだけなのでとても簡単。
ロードバイクなどのスポーツタイプの自転車—–シマノのホローテックなど数種類あり、規格が多すぎて難しい。
FSAからシマノに替えたい人のブログはよく見かけますが、結構大変そうです。工具も専用工具がそれぞれ必要。
とても面倒そう。自分のロードもFSAのBB30という規格。いまのところ不具合は無いので、いじるのはまだ先の話。
さて、自分のミニベロはスクエアタイプのカートリッジ式BBです。このタイプのBB搭載車はとても多いと思います。簡単に交換、工具も安いのもメリット。
格安自転車のBBもカートリッジ式に交換すれば、走りは当然ですが、メンテナンスも劇的に楽になります。
自分もネットで買った格安工具を使ってます。カートリッジ式のBBは簡単に交換できるので、工具を揃えてもショップに出すより安く済むと思います。
自分のミニベロは数日前にBBの点検清掃をしたばかりですが、いくら外観を掃除しても、ベアリングはシールドされているので調整などできないのです。性能の向上、維持するには交換しかないので、結局交換することにしました。
さてBB本体の選定。シマノのBBにしておけば、大体の場合間違いないわけですが、今回は評判がいいタンゲセイキのBBにしました。
アマゾン
TANGE SEIKI タンゲセイキ TECHNOGLID LN-7922 BB テクノグライド ボトムブラケット
このタンゲセイキのBBはアルミ素材が使われ軽い。信頼のメイドイン ジャパン。価格は比較したシマノに比べ1000円以上高くなりますが、それだけの価値はありそうです。
アマゾンで入手し、さっそく交換作業。
まずクランクのボルトを外します。これは普通の六角ボルト。
コッタレス抜き(専用工具です)をねじ込み、クランクを外します。
BBリムーバー(これもギザギザのついた専用工具)で外します
とても簡単。数日前掃除したばかりなので綺麗です。長年触っていない自転車だと錆と汚れたグリスだらけだと思います。
ディグリーザーとウエスで綺麗にします。
後は逆の手順で新品のBBをはめ込みます。
新旧BBの比較。
比較すると新品のアルミ素材のBBはやはり軽いです。200g+αです。
インストール完了。
ちなみにBBの軸の長さは数種類ありますが、今回は変更する理由もないので、元のBBと同じ長さの物にしました。