自転車ディスクブレーキ(機械式) 遊びの調整

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自転車のディスクブレーキ。最近よく見かけるようになりましたが、自分の電動クロスも前輪がディスク。それの調整です。

その前に、自転車のディスクブレーキは機械式と油圧式があります。

車やオートバイは油圧式が一般的で、ディスクプレートを油圧の力で両側からディスクのパッドを押し当てます。

まあ、それが普通のイメージ。

ところが、自転車には機械式ディスクというのがありまして、なんとディスクに押し当てるパッドが片側しか動かない。

じゃあどうやってディスクプレートを挟むのか?

片側だけディスクプレートに当たるとプレートが曲がるというか、撓む(たわむ)というか、ようするに変形します。

そうすると固定されているのパッドにプレートが押し当てられ、パッドで挟み込むという構造。

自分的には少々無理やりな構造に見えますが、自転車の機械式ディスクはそんなもんらしいです。

構造はともかく、制動力も見かけもいいので、気に入ってます。

油圧式は高価なので、機械式は低コスト自転車で多く採用されてます。

さて本題のディスクブレーキの調整の話に戻ります。

遊びが大きくなった原因はワイヤーが伸びたのか、パッドが減ったのか、その両方か、やはりディスクはカチッと効いて欲しいので調整することにしました。

遊びは、プレートとディスクパッドの隙間が広がっているのが原因。この点は普通のVブレーキやピボットブレーキと同じ。

隙間を小さくすればいいだけ。

↓はギリギリまで隙間を小さくした画です。

ディスクプレートとパッドが接触しないようにギリギリの隙間で調整します。遊びの大きさは個人の好みです。

隙間を小さくしすぎると、普通の自転車みたいに走っているとスリスリと接触するかもしれません。

調整はとても簡単 普通の自転車のブレーキよりも簡単だと思います。

外側のパッドはワイヤーの引きで調整。ワイヤーの固定と調整ネジで合わせます。

内側のパッドは裏に六角ボルトの穴があります。それを回せば隙間が広がったり、小さくなったり。

作業時間5分程度

遊びが大きくフニャフニャしたタッチがカチッと聞くようになりました。

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