ステムとはハンドルのところに付いているあれです。
乗車スタイルを変えたい時に簡単に交換できるし、特殊な素材でないかぎり価格も安いので、気軽にチャレンジできます。
今の自分のロードバイクには数年乗っていて、自分の体形にもあっていて、何を今更という感じですが次の理由で交換する事にしました。
手首のねん挫で前傾荷重がきつい。手首が痛い。
速さよりも乗り心地重視、長距離を楽に走れるようにしたかった。
今付いているステムは完成車に付いていたまま。長さは100mmです。ちなみ完成車は100mmのステムが多いそうです。
自分のステムも100mmでした。
メンテナンスの時に付け外しはしてますが、交換するのは初めてで、100mmのステム以外はどんな感じになるか知りません。
手首に負担が来ないようにするには、ステムを短くします。
レーシーな前傾スタイルにしたいときは当然長くします。
今回は80mmにしてみました。20mm短くします。
簡単に交換手順を書きますと
1.ハンドルを外す(ワイヤーなど付けたまま、当然バーテープもそのままでいい)
2.ステムのサイドのボルト2本を緩める
3.トップのキャップのボルトを抜く
これだけで既存のステムがスポッと抜けます。この時高さを変えたいときはスペーサーを入れ替えたりもできます。今回はそのまま。
特殊な工具は必要なく六角レンチだけ。
今回はこのステムにしました。
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理由は手頃な価格だから。ちなみにカーボン製とかだと価格が跳ね上がります。
さて、20mm短くなったステムを取り付け試乗。
どんな感じでしょうか?
まるで別の自転車みたいな感じ!!
20mm短くしただけでハンドルが近くなり、最初は子供用か女性用の自転車か?と感じるほどの違和感。
20mmどころか100mmくらいハンドルが手前に来た印象。それくらいのインパクトがありました。
しばらく乗っていると短いステムに慣れたのか違和感はなくなりました。
少し短くしただけで自転車の印象が全く変わるのに驚きです。
ねん挫した手首への負担はかなり軽減されているよう。これは目的を達成。
乗り慣れてくると、アップライドの乗車姿勢もなかなかいい。もしかしたら標準で付いていた100mmのステムよりも80mmのステムの方が自分に合っていたのかも?
ちなみに100mmのステムならサイコンやカメラ、スマホなど余裕で付けられましたが、80mmでもまだ大丈夫そうです。60mmになると厳しくなるかもしれません。
購入したばかりのアクションカメラも大丈夫。
いまいち、自分の自転車が体に合っていないかもと思える人はステム交換を試してみる価値ありです。