今回はキャリパーブレーキのシュー交換。
一般的なロードバイクはこのタイプ
ちなみに、MTBタイプに多いのはVブレーキ
シューの交換に関しては同じような作業です。
ブレーキシューはカートリッジ式と一体型がありますが、当然カートリッジが便利。
もし、一体型のブレーキシューならば交換の際にカートリッジ式をおすすめ。コスパを優先した自転車は一体型が多い。
ちなみに一体型はこんな感じ
シューが一体型だとシューだけの交換より、コスト高、交換の手間も若干ですが違います。
ブレーキシューの交換するタイミングは一般的には溝が減った時ですが、今回は異音が発生したために交換します。
異音も少しくらいの異音なら我慢しますが、安くて古いママチャリの錆びついたバンドブレーキのような音が今回発生。
車のディスクブレーキパッドが限界に近い時に発生する音にも似てました。
すごい音のギーギー音。長い峠道の下りで突如発症。
調べると、シューの表面は多少のテカリはありますが溝もある。
金属片がシューに食い込んだかとも思いましたがシューは消耗品だし、安い。
異音の原因を追及するよりも、交換が一番。
今回のシューは
105、アルテグラ、DURAに対応したR55C4というシマノのシュー。
R55C4は元々付いていたシューと同じもの。
せっかくの作業なので前後とも交換します。
シューも1ペア買うよりも、2ペア入りの方がコスパがいい。
2ペア入りが絶対おすすめ。
アマゾンで購入
シマノ R55C4ブレーキシュ/ネジ 2ペア入り Y8L298062
交換作業はいたって簡単
脱落防止のねじがあるのでそれを外します。(ちなみにVブレーキはピンです)
あとは指の力だけでシューは引き抜けます。
ただ車種にもよるとおもいますが、自分の自転車はフロントフォークが邪魔をしてそのまま抜けないので、カートリッジの部分の角度を変えて引き抜きます。
後輪は干渉するものがないので、そのまま引き抜け、アッという間に交換。
シューの厚みが違うので、交換後、ブレーキの遊びが変わりますが、ワイヤーの調整ネジで調整。
古いシューと新しいシューの脱落防止のネジが違う。
見ての通り
新しいネジは黒いネジでアーレンキー(六角レンチ)で固定するものに。
付けた感じではシルバーのネジの方がよさそうに見えますが、これは古いネジを再利用すればいいので、古いネジは捨てずに保存です。
ブレーキ本体がブラックなら気にならないでしょう。
交換後のシューの比較です
新品に比べ2-3mm位減ってます。
交換後、当然ですが異音もなくなり快適なブレーキです。
消耗品で安い、さらに安全に重要なパーツなので溝のあるなしにかかわらず点検を兼ねて定期的な交換がよさそうです。