ロードバイクと電動アシスト自転車 峠道でガチ比較

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ロードバイクと電動アシスト自転車 峠道で比較してみた の第2弾です。

前回の記事から数か月、ロードバイクと電動アシスト自転車を峠道で比較する内容です。

前回の比較はロードバイクも電動アシスト自転車もポタリング走行。ロードバイクの場合は適度な休憩を入れながら、電動アシストはバッテリーをいたわるエコモード(走行距離優先)での比較でした。

詳しくは前回の記事をご覧ください。

ロードバイクと電動アシスト自転車 峠道で比較してみた

今回は

ロードバイクと電動アシスト自転車のどちらが早く峠道を登れるかの比較

単純にタイム優先です。

決して若い体ではないので、心肺が上がりすぎるような運動はしたくないのですが、電動アシスト自転車の本来の実力(走行距離以外の電動パワー)を知りたく、今回挑戦しました。

場所:

前回と同じく熊本の大通峠 標高800m弱 ふもとの町から約15kmの距離です。

ロードバイクと電動アシスト自転車:

ロードバイクはエントリーモデル 105搭載の大きめのスプロケ コミコミ重量9kg

電動アシスト自転車は:ブリジストンのリアルストリーム コミコミ重量25kg以上。

運転者:

中年のおっさん(自分)体重75kg ♂

両車で違う人間が運転しても意味がないので当然両車とも自分です。

 


さっそく比較

まずはロードバイクから 結構長い距離なので休憩、写真撮影もなしでこの峠を上る事はあまりありませんが、今回のタイムは

1時間10分

 

日を改めて今度は電動アシスト自転車

 

自宅からスタート地点に行くまではバッテリーを消費しないように自力走行したので、とてもいいウォーミングアップ。平地中心ならアシスト無でも快適に走れます。

スタート地点でアシストモードを強にする。バッテリーも100%

 

今まで走行距離優先でアシスト強で走行することはほとんどなかったので、その実力を試すのがとても楽しみ。

ただ言うまでもなく、アシストのパワーを上げるとバッテリーの消費が激しいので走行距離は短くなります。

しかし今回の目的は速さのみ!!

結果は

約54分

15分以上の短縮です。

電動とはいえ結構踏みました。でもロードバイクほどの疲れはありません。

この勝負 電動アシスト自転車の勝利!!

という結果でした。

 

ところで電動アシスト自転車のバッテリー消費が気になります。

前回、エコモードのポタリング走行では1時間30分ほどかかりましたがバッテリーの消費は約36% 体の負担もほとんどなし。

今回は

残り44%

つまり56%を消費したことになります。

まあ、フルパワーで登ったのでしょうがないです。

ちなみに、いままで何度も書いてますが、電動アシスト自転車は時速24キロ以上でアシスト0です。つまりただの重たい自転車。平地や緩い勾配なら比較するまでもなく、ロードバイクの圧勝です。

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電動アシスト自転車 Jコンセプトがいろんな面で気になる

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2017年 6月にパナソニックからJコンセプトの電動アシスト自転車が発売されるようです。

Jコンセプトというのは「3万人の家電調査から生まれた、、、」云々。どこかで聞いたことがあるような家電シリーズの一種?と考えていいのか? とにかく、そのシリーズの1つとしての電動アシスト自転車らしいです。

今回このJコンセプトの電動アシスト自転車の気になるところを、個人的な意見として書きたいと思います。

パッと見、これは完全に電動アシストのミニベロですね。似たようなミニベロ電動アシストにヤマハのPAS-CITY-Xがあります。よってPAS-CITY-Xとの比較をしたいと思います。

Jコンセプトの電動アシスト自転車の特徴として

「取り回しが良く、軽い乗り心地実現した18.2kg軽量コンパクト設計」

PAS-CITY-Xは21kgなので確かに軽い。しかし、18kgという重量は自転車としては重いです。アシストがあってこその軽さでしょう。アシストなしのママチャリの重量はそれくらいなので想像はつくでしょう。

車に乗せたり、家の中に保管など持ち上げる必要がある人は大きなメリットがあるでしょうが(それでも十分重い)、電動アシスト走行時は重さをそのパワーで打ち消してくれますから18kgでも20kgでもママチャリタイプの30kgの自転車でも大きな差はないかと思います。

実走行では速度や省エネでアシスト無しで走るシーンもあるので、その時は若干のメリットがありそうです。

ちなみに電動アシスト自転車の中では軽いスポーツタイプのYPJ-Cというクロスバイクは約16kg これでも自転車としては重いです。

「目利き世代」の使いやすさに配慮した新装備・新機能

目利き世代という意味がさっぱり分かりませんが、スタイルはごく普通、50代以上がターゲットの自転車にしてはカッコいいです。

常時点灯するライトなどはとても評価できます。自転車は目立ってなんぼです。未だ夜間に無灯火で走る人もいるので、バイクのように昼間でもライトオンを義務付けた方がいい。

さらにテールライトも自動点滅する機能もあります。

12Ahリチウムイオンバッテリー搭載

12Ahのバッテリーといっても今まで電動アシスト自転車に興味がない人にはピンときませんが、性能はさすがパナソニック、素晴らしい。

このタイプの自転車で91kmの走行可能距離を実現しています。ちなみにPAS-CITY-Xは最大で83kmです。一般的に実走行はさらに伸びます。


残念な点(中年サイクリストとしての意見)

ギアがシングルギア。日常の足として使うだけならともかく、ギアはあったほうが便利です。PAS-CITY-Xは内装3段です。速度も出せるし、バッテリーの節約にもなります。

メインターゲットユーザーが50、60代 らしいですが、50、60代がこのような自転車を欲しがっているのか少し疑問。自分はミニベロ大好きですが他に中高年者がミニベロに乗っているのあまり見ない、どちらかというと若い世代のユーザーが多い。

籠や荷台がオプションである。シニア層の日常利用には絶対必要だと思います。ただ単にサイクリング楽しみたいならこのタイプの自転車は買わないだろうし、とても不思議な設定です。自分に意見を求められるなら、88サイクルのような自転車に電動アシストを装備すれば購入意欲がわいてきます。

価格は定価で11万円。6月発売までもう少しです。

それにしても50代でもシニア層になるんですね。少しショックです。

 

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Pas Brace (パス ブレイス) 2017年モデル バッテリーが大幅アップ

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Pas Brace(パス ブレイス)の2017年モデルがアナウンスされました。

発売は2017年5月26日からだそうですが、気になる変更点は?
自分もPas Brace(パス ブレイス)と同型のブリジストンのリアルストリームを所有しているのでとても気になります。

同型の2017年のリアルストリームも同じ変更がされると想像できますがまだ不明。

さて、ざっと調べたところ、2016年モデルと2017年モデルの違いは

やはり容量アップされたバッテリー

注目度はこのバッテリーでしょう。

ライバル、パナソニックの電動アシスト自転車は20Ahの大型のバッテリー搭載車を発売し、航続距離を大きく伸ばしてる自転車もあるので、この流れはヤマハ、ブリジストンにも影響あるだろう思ってましたが、想像通り。

2016年モデル 12.8Ahバッテリー

2017年モデル 15.4Ahバッテリー

約20%のアップ 大きさと重量は同じ。

つまり、技術力でバッテリーの性能が大幅アップしたということです。

最長の航続距離で比較するとカタログのスペックで

2016年モデルが75km

2017年モデルが90km

12.8Ahでも普通にサイクリングすれば100kmなんて軽く超えるので、さらに行動範囲が広がるわけです。

これはとてもありがたい性能アップです。やはり航続距離が長いと心強いものです。特にママチャリに比べスポーツサイクルは遠くに行く機会も多いですから、遠方でのバッテリー切れが一番恐怖です。その心配が軽減されます。

さて、その他の違いは?

当然価格がアップ バッテリーの性能がアップした分、価格のアップはしょうがない。

税込み170,640円 約3000円ほどアップ バッテリーが強化された分と考えれば僅かなアップですが、安い原チャリも狙える価格。

実勢価格は? 今のところ楽天で調べると15万円程度で予約受付中のようです。

2016年モデルも同じくらいの価格で落ち着いてます。

 

細かいところでは2016年まではBrace XL だったが
なぜか2017年モデルはXLの文字が消えてBraceのみ。

その他は大きな違いは無いようです。2016年モデルでも完成度が高い自転車だったので、それでよろしいかと思います。個々のパーツも使おうと思えばもっといい物もありますが、価格との兼ね合いもあることですし。

前モデル所有者としては、このバッテリーが欲しいところ。しかしバッテリーだけで4万円するので悩みどころです。

バッテリの寿命が来て交換するなら、当然15.4Ahのバッテリーを選択します。バッテリーだけなら2000円程度高いだけですから。

これから気になるのは、ライバル車であるパナソニックのハリヤがどうなるかと、同じヤマハのYPJがどうなるかです。YPJは電動にしては軽量のスポーツモデルですが容量が少なすぎるバッテリーが自分はとても気になります。回生充電でもあれば別ですが。


2017年4月20日 追記

予想通りブリジストンのリアルストリームも大容量バッテリーを搭載し2017年モデルとして発売されると発表されました。

姉妹車なので当然ですね。新色(ソリッドオレンジ)が追加されてますが、自分の好きなイエローが消えてる?

5月中旬から発売だそうです。やっぱり大容量バッテリーはトレンドですね。

これでパナソニックのハリヤだけが取り残されてしまいましたね。新型がどんなバッテリーを積むか楽しみです。

2017年5月追記

リアルストリームも予約受付中みたいですね。ほぼ同型なので、価格と色の好みの選択になりそうです。

 

ライバル車のハリヤの新型の情報はまだありません。個人的にはハリヤの新モデルを出して競合を期待してるのですが、このままでは新型Pas Braceと新型リアルストリームの圧勝ですね。


さらに追記

5月の末になってパナソニックからハリヤと一時は消えていたジェッターの2017年モデルが発表

特にジェッターは新型が出ずに消えてしまうかとも心配しましたが大幅に進化してます。

これで各社の新型が揃いました。

スポーツモデルを簡単にまとめてみました。

2017 スポーツタイプ 電動アシスト自転車の比較 Brace ジェッターなど

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アシストなしの電アシで自己流ダイエット

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電動アシスト自転車、時速24キロ以下では本当に快適、荷物をばんばん載せても坂をグイグイ、向かい風も気にならず、通勤、通学、日常の交通手段としても、環境にも最適なアイテムです。

ただ電動アシストは純粋にサイクルスポーツとして楽しむには物足りない。やはり電気の力で峠に登っても達成感は少ない。電動ギアは許されても、電動アシストはだめですから。

今までの自分の電動アシスト自転車の乗り方は、平地はアシスト0で、坂のみ、アシストの力を借りる。まあ負荷の多いところでアシストの力を借りるのは電アシのごく普通の使い方であります。

今回は電アシをダイエットの道具として効率的に使うため、電アシの使い方を変えてみます。

 

平地で電動アシストをON。あえて、登りでスイッチをOFF。という乗り方。

登りでアシストをOFFにするのは、もちろんダイエットの効果を上げるため、軽量のロードバイクになどに比べ2-3倍の重さの電動アシスト自転車なので、負荷が大きい。本格的な坂でなくとも結構なトレーニングになります。

電アシの重さを逆手に取った使い方。

平地で電動アシストをONにするのは、峠など楽しくサイクリングできる場所に行くまでの過程で、足の力を温存するためと、軽いペダリングでウォーミングアップできるし、一番の理由は、自宅から峠に行くまでの住宅街のつまらない道のりを早く、快適に抜け出すため。

熊本の田舎に住んでいても、街中の走行はつまらないものであります。せっかく自転車でダイエットするなら空気のキレイな場所で快適にしたい。雑然とした街中などさっさと電気のパワーで通り抜けたいのです。

もちろん、最初から最後までアシストOFFでも全然かまわない。体力と気分次第です。自分の場合、自宅からサイクリングに適した場所まで行くのに10キロくらい走らないといけないので、その間の一時停止、信号など電動アシストの力は絶大で快適に抜けられるのです。

今回、郊外の少しきつめの坂にアシストなしで挑戦することに。20キロ以上の自転車をアシストなしで上るのは結構大変。速度はスポーツサイクルには遠く及びません、しかし、ゆっくりなら登れる。

電アシに限った話ではないですが、速く走ることだけが自転車の楽しみ方ではないと、つくずく感じる。

電動アシスト自転車でもアシストなしで峠を登りきると、気分がとてもいい。ロードバイクではものたりない峠でも、重たい電アシで登れば達成感があります。運動量もかなりあるはず。

疲れた体で、帰りは向かい風でも、電動アシストをオンにして快適に帰宅できます。

自分の場合、ロードバイクで峠を楽しむには、そこそこ遠くの山に行かねばならず、自走にしろ、車載にしろ、輪行でも、準備とまとまった時間が必要でしたが、この方法なら近場の標高の低い峠でもすぐに行って楽しめ、ダイエットにも寄与しそうです。

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電動自転車と電動アシスト自転車とフル電動自転車

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つい最近、緩い坂を不自然に走る自転車を見た。何が不自然かというとその自転車はペダルを回していない。

下りなら不思議でないが、上り方向でペダルを回さず走っている。自転車がペダルを回さずに登りで加速する姿はとても奇妙に見える。

その自転車は、明らかに、電気のパワーのみで走るフル電動自転車だった。

完全に違法。乗っている人はいわゆるおばちゃん。どこで手に入れたのだろうか?、そもそも違法と知っているのだろうか?いろいろ想像した。

そもそも合法的に公道を走れる電動の自転車というものをよく知らない人が多いのではないかと想像できます。

もちろんそれは、電動アシスト自転車。自分のブログでも電動アシスト自転車を略して電動自転車と使う事もありますが、合法的に行動を走れるのは電動アシスト自転車です。

ペダルを回さずにアクセル操作だけで走れるのはフル電動自転車といわれているようで、これで公道を走るのは、保安部品やナンバーを付けない限り違法です。

ペダル走行と電動の走行パターンの切り替えが付いていてもダメ。電動で走っていませんよという言い訳はできません。それが本当でも。

ネットで調べると未だにこのフル電動自転車は売られているようで、知ってか知らずか買う人もいるようです。走行する場所が個人の敷地内など、公道でなければ問題ないですが、大多数の人は公道走行を考えているはず。

販売する宣伝文句も、公道は走れませんよという文言を入れつつ、買い物や通勤が楽になりますとか、突っ込みたくなるセールストーク。

自転車への目も厳しくなっているので、お上に見つかれば行政上の罰が与えられます。事故など起こせばさらに悲惨になります。

数年前から警察も啓発しているようですが、未だフル電動自転車で走っている人を見かけるので、本当に知らない人は注意が必要です。外観だけならアシストなのかフルなのか区別もできないと思います。

自分が見つけたフル電動の自転車は年配者が多いようです。お年寄りがフル電動の自転車をネット通販で手にれたかもしれませんが、店舗で買ったとも考えにくい。

いったいどうやって入手してるのでしょうか?

そのほとんどは海外からの輸入品。価格の安さも特徴。

電動アシスト自転車は人気急上昇なので、本当に知らない人は注意しましょう。たとえ合法自転車でも、電動アシストに限っては国産のヤマハ、ブリジストン、パナソニックをお勧めします。

 

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パナソニックの電動アシスト 大容量バッテリーで100km超え

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電動アシスト自転車がどんどん進化してます。パナソニックが20.0Ahのバッテリー搭載車を発売して走行距離100kmを超えました。

スポーツタイプの搭載はまだのようですが、ビビEXという車種で

パワーモード 68km

オートマチックモード 79km

ロングモード 110km

当然、実際の走行は極端な山坂道を走らない限り、カタログ値を上回るので余裕の100km走行が可能と考えられます。

まあ、たとえ電動でもママチャリで一度に100km走る人はあまりいないと思いますが、充電回数が減らせることや、なによりバッテリーに余裕があることはどこに出かけても安心です。

ちなみに20.0Ahのバッテリーは業界最大容量らしいです。(2016年12月14日現在)。

さすが家電メーカーでもあるパナソニック。

このバッテリー、スポーツタイプの自転車にぜひ搭載して欲しいものです。パナソニックのスポーツタイプといえばハリヤ。

バッテリーは12.0Ah ロングモードでは73kmの走行距離。これに20.0Ahのバッテリーを搭載したら、、、、。

スポーツタイプの自転車ほど一度に長距離走る機会が多いと思うので、これはかなり使える自転車になるはず。

自分もリアルストリームというスポーツタイプの電動アシスト自転車を持っています。スペックはほぼハリヤと同じ。実際の走行では余裕で100kmを超えますが、さすがにそれだけ走ると残りのバッテリーの容量と、帰りの距離が気になりだします。

もしこれが20.0Ahのバッテリーなら、そんな心配はまったく不要になるはず。

ヤマハやブリジストンも大容量バッテリーを出すかとても気になります。発売するなら既存の車種にも対応した大容量バッテリーを期待します。

ちなみにヤマハのYPJは軽量でカッコいいですが、電動アシスト自転車として考えるならバッテリーの容量が少なすぎ。余裕のサイクリングをするなら予備のバッテリーが必要。スポーツタイプは重さとの兼ね合いもあるので、難しい問題でもあります。

 

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電動アシスト自転車 リアルストリーム 良い点と今一つなところ 半年経過の感想

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「電動アシスト自転車 リアルストリーム 良い点と今一つなところ」から半年、季節も変わりかなり乗りこなしました。その感想です。

さて、半年後のレビューですが、初期の印象と基本的にあまり変わってはいませんが、追記の感想と不便なところの対策など。

価格に関しては以下の通り 大きな変化はないようです。
REAL STREAM(リアルストリーム) 26インチ RS615
さらに良い点

  • 自分は平地では基本的にアシスト無で走ることが多かったですが、作業でぎっくり腰になり自力で漕ぐ自転車に乗る気にならず、電動アシスト自転車を多用しました。足をペダルに軽く乗せるだけで進むので、腰痛時でも楽に漕げて、普通ならとても行けない激坂のある峠でもすいすい走れる。自分は運動といえば自転車しかしないのでありがたい。
  • ステムの角度(ハンドルの角度)が変えられるので、前傾姿勢できついときは角度を簡単に変えられる。これも腰痛の時に助かりました。
  • キャリアを付けて大型の荷物を積んでもスイスイ。キャリアを付けるダボ穴もあります
  • 細かいところにシマノのパーツが使われている。ハブとかブレーキとか普通なら不明なメーカの物が付けられているが、リアルストリームは大事なところはしっかりシマノ。

 

今一つなところの追加

  • あたりまえですが、平地でアシストを多用すると航続距離が激減する。100キロ以上の走行距離が当たり前でしたが、平地でアシストを多用すると100キロ以下でバッテリーが尽きることも。
  • 別の記事でも書いてますが、気温が低いとバッテリーも弱る。購入直後の夏場の航続距離と冬の航続距離は明らかに違う。
  • ライトが付いているのは良いですが、今どきのライトとしては暗い。ないよりましな程度。夜間に本格サイクリングするなら別途必要。
  • バッテリーが自然放電するので、しばらく乗らずにいて、その後100%で走りたいときは直前に再充電する必要あり。1週間の放置で2-3%減ります。
  • さらに長距離走れるように予備のバッテリーを買おうかと考えたが高価
  • いまだに変速を間違う。普通のMTBなどに使われているラピッドファイヤーとアップダウンが逆の操作なので両方を使う自分としては困惑。ラピッドファイヤーを使ったことがない人には関係ない話ですが、、。

不便なところの対策

スポーツサイクルとして長距離を安心して走るにはパンク修理道具を持ち歩くことになります。前輪のパンク修理はクイックなのでチューブをサッと変えればよいのですが、リアルストリームの後輪はハブナットの内装ギアなので、とても出先の現場で簡単修理はできません。

そこで便利なのが瞬間パンク修理剤。チューブは仏式に変えてあるので当然仏式用の修理剤です。半年間パンクはありませんが、これを持っているだけで安心して走れます。更に念のためにパッチ修理道具も携帯してます。

輪行は無理だと思うが車載はできる。その場合重いのでバッテリーと前輪を外す、これでママチャリ+アルファ程度の重さになるのでなんとか持ち上げられる。

交換または後付けで便利なアイテム

キャリアとバッグ

エルゴンタイプのグリップ

シートポスト-シートポストは標準品が短すぎます、自分は平均身長なのに快適にペダリングできるポストの位置が限界ラインを超えるので交換しました。

 

 

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これいいかも ビーチクルーザータイプの電動アシスト BP02

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電動アシスト自転車 ママチャリタイプ以外の車種がどんどん増え、今やロードバイクの電動アシスト自転車もあります。そして今回パナソニックからビーチクルーザータイプが発売されました。

楽天

 

アマゾン
Panasonic(パナソニック) 2017年モデル BP02 26インチ BE-ELZC63 電動アシスト自転車 専用充電器付
この自転車、今年の夏ごろに一部の店で売っていたようですが、全国の自転車屋さんで購入できるようになったようです。

ビーチクルーザーという自転車はかなり特徴的。スポーツサイクルは基本的に高いシートに前傾姿勢。人力という非力な力で走らせるので理にかなってます。

ところがビーチクルーザーはシートにどっしり座り、特に特徴的な幅広いアップハンドル。空力など全く考えていない。乗車スタイルはややママチャリに似てますが、自転車のスタイルは別物でカッコいい自転車です。

ママチャリは自分も実用重視で愛用してますが、スタイルはお世辞にもカッコいいとは言えません。

このビーチクルーザ、オートバイでいうとアメリカンスタイル。みかけもアメリカンスタイルそのものです。

それの電動アシスト自転車が今回発売されたBP02。

電動アシスト自転車に関しては自分も所有し、このブログ記事で何度も書いてますが、速く走るためのものではありません。時速24キロでアシスト0なので高速で走るタイプの自転車程無用です。

ロードバイクの電動自転車が発売されたときは自分も欲しい思いましたが、電動アシスト自転車の特性を知れば知るほど、軽さがメリットで速く走るスポーツサイクルには不要だという持論になりました(私個人の考えです)。

発進時や上り坂、重たい荷物や幼児を載せていると電動アシスト自転車の本領が発揮されます。それはすばらしいものです。

その特性からビーチクルーザタイプのBP02には電動アシストはピッタリ合っていると思います。

ビーチクルーザーで長距離走行や坂をドンドン上れるのは楽しいと思います。元々速度を出す自転車ではなく、ほとんど時速24キロ以下の速度で走ると思うので電動アシストのメリットを十分に利用できると考えます。

今回BP02と比較する同タイプの電動アシスト自転車はないですが

スペックだけ書くと

走行距離はロングモードで74km

パワーモードでも46km

内装3段

重量24.8kg

このタイプで74km走れるのは、かなりいい数字です。

大きいキャリアもあるのでたくさん荷物を積んでロングツーリングも可能です。

価格は、電動自転車としてはごく普通。高くもなく安くもなく。

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アマゾン
Panasonic(パナソニック) 2017年モデル BP02 26インチ BE-ELZC63 電動アシスト自転車 専用充電器付
このような電動アシスト自転車はとてもおすすめです。

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電動アシスト自転車 気温が低いと性能が低下するのは本当?

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電動アシスト自転車 エネルギーはリチウムイオン電池。この電池、気温が低いと性能が落ちるらしいですが、どの程度落ちるのでしょうか?

いろんな条件での性能を理解しておかないとバッテリーが切れれば、ただの重たい自転車になってしまう、特にバッテリーの特性を理解しておくのは重要です。

短距離走行しかしない人は充電回数が増えるだけですが、一度の走行でバッテリーを使い切るような走り方をする人は特に注意しなければならない。

ちなみに取り扱い説明書にも気温が低いと性能が落ちることは書いてます。

自分の電動アシストはリアルストリーム(ブリジストン)。電動アシスト自転車では高性能の部類です。

今まで(主に夏場)、自分の乗り方では走行距離100kmを下回ったことはなく。峠や山間部中心の走行でも100kmは余裕でクリアしています。

ちなみに山間部走行の獲得標高2000m程度でもバッテリーは残りました。

(*獲得標高とは高度上昇した積算。100mの坂を2回登れば200m。10回登れば1000m。坂を下っても引きません。)

しかし、これまでは夏場の走行。気温の低い冬の走行実績はまだありません。やっと秋も終盤、冬の気温で実験しました。

走行場所は九州でも寒い熊本 阿蘇方面。阿蘇の外輪山の峠を往復しました。

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結論からいうと

バッテリーの性能の低下は著しく感じる結果に。

走行距離70km

獲得標高1500m

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サイコンの平均気温は9℃ (バッテリーの温度はもっと低いと思われる)

満充電でバッテリーの残りは15%

しかも、走行に関してはギアはできるだけ低めを利用。5%程度の坂ではできるだけ自力走行。かなりバッテリーをいたわって走ったつもりです。

バッテリーが減るのが体感的にも早く、帰りの阿蘇外輪山の峠を登るとき特に消費が激しいので、バッテリーが出発地点まで持つのか不安になりました。

ほぼ坂がメインのコースだったとはいえ、走行距離が70kmで残りが15%、残りは平地走行がメインでない限り100kmの走行は無理という結論に。

ちなみにバッテリーは説明書によると15℃~25℃になると回復するとある。

夏場も結構走ってますが暑さによる、性能低下はあまり感じられず。

まあ今回の事で、バッテリーの特性がよくわかったので冬場の電アシでの長距離走行は注意が必要という事です。

ちなみにバッテリーを保温、たとえばホッカイロで温めれば性能が上がるのかな?

ちなみに予備のバッテリーを用意すれば走行距離の心配はなくなりますが、結構いい値段します。

ちょっと悩みます。

 

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電動アシスト自転車 リアルストリーム 良い点と今一つなところ その2

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ブリジストンのリアルストリーム 約2か月経過しての感想です。

前回の記事はこちら

電動アシスト自転車 リアルストリーム 良い点と今一つなところ

基本的に大きな改造はなく、グリップ変更、キャリア取り付け、タイヤのチューブ交換程度です。

良い点、悪い点は前回の記事と変わりはありません。今回は更に追加の感想です。


 

自分の乗り方では、走行距離は100kmを下回ることはありません。特にエコ運転しなくても100kmは超えます。この点は本当にすばらしい。エコ運転なら200km超えもいけそうです。

バッテリーの残量が20%以下くらいになるとパワーも弱くなる感じがします。ただバッテリーが20%以下になるまで走ると体も疲れているので、気のせいかもしれません。

太いタイヤとサスペンションのおかげで走行が安定しています。

前後ともパンクしたので両輪ともチューブ交換しています。前回の記事にも書いてますがフロントはクイックなので交換は簡単。ディスクブレーキですが特に気を遣うことなく交換できます。

問題はリア。内装ギアとハブナットのおかげでとても面倒。

ちなみに前後ともこの機会にフレンチバルブのチューブにしています(オリジナルは英式バルブ)。

出先でのパンクトラブルはフロントはチューブ交換。リアはパッチ修理、帰宅後チューブ交換になりそうです。フレンチバルブ用の瞬間パンク修理剤も検討しています。

2か月で前後ともパンクは頻度として多いですが、フロントはホイールの初期とトラブル、リアは自宅で駐輪中のスローパンク(外出先でなく助かりました)。

車体の重さには慣れました。軽快さはまったくありません。

時速24キロ以上でアシストがなくなりますが、時速20キロ以上くらいからアシスト量も減っていきます。

車重が重くても時速20キロまでの加速は凄い。上り坂でもペダルに足を載せるだけで加速します。飛び出すような勢いです。

ただ、それ以後は段々とペダルが重くなっていくので、それまでの加速とのギャップが大きく、体感的に疲れます。アシストなしの重量20キロ以上の自転車はやはり重いです。

常に楽に走るなら20キロ以下で走り続けるのがいい。20キロ以下なら全くと言っていいほど力はいらない。まあこの点はリアルストリームに限らず、日本の電動アシスト自転車全体に言えることです。

ロードバイクの仲間とツーリングなど考えない方がいい。上り坂では明らかにアドバンテージがありますが、平地ではロードバイクについていくのは大変です。

ただサイクリングの行程しだいですが、ロードバイクが必死になって上る激坂で休めます。平地で体力を使い、登りで休むという事になります。

先日のサイクリングで初心者の嫁のロードバイクについていくのも大変でした。

そのかわり激坂の上りでは嫁の背中を片手で押しながら登れるほどパワーがあります。

 

 

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