電動アシスト自転車 エネルギーはリチウムイオン電池。この電池、気温が低いと性能が落ちるらしいですが、どの程度落ちるのでしょうか?
いろんな条件での性能を理解しておかないとバッテリーが切れれば、ただの重たい自転車になってしまう、特にバッテリーの特性を理解しておくのは重要です。
短距離走行しかしない人は充電回数が増えるだけですが、一度の走行でバッテリーを使い切るような走り方をする人は特に注意しなければならない。
ちなみに取り扱い説明書にも気温が低いと性能が落ちることは書いてます。
自分の電動アシストはリアルストリーム(ブリジストン)。電動アシスト自転車では高性能の部類です。
今まで(主に夏場)、自分の乗り方では走行距離100kmを下回ったことはなく。峠や山間部中心の走行でも100kmは余裕でクリアしています。
ちなみに山間部走行の獲得標高2000m程度でもバッテリーは残りました。
(*獲得標高とは高度上昇した積算。100mの坂を2回登れば200m。10回登れば1000m。坂を下っても引きません。)
しかし、これまでは夏場の走行。気温の低い冬の走行実績はまだありません。やっと秋も終盤、冬の気温で実験しました。
走行場所は九州でも寒い熊本 阿蘇方面。阿蘇の外輪山の峠を往復しました。
結論からいうと
バッテリーの性能の低下は著しく感じる結果に。
走行距離70km
獲得標高1500m
サイコンの平均気温は9℃ (バッテリーの温度はもっと低いと思われる)
満充電でバッテリーの残りは15%
しかも、走行に関してはギアはできるだけ低めを利用。5%程度の坂ではできるだけ自力走行。かなりバッテリーをいたわって走ったつもりです。
バッテリーが減るのが体感的にも早く、帰りの阿蘇外輪山の峠を登るとき特に消費が激しいので、バッテリーが出発地点まで持つのか不安になりました。
ほぼ坂がメインのコースだったとはいえ、走行距離が70kmで残りが15%、残りは平地走行がメインでない限り100kmの走行は無理という結論に。
ちなみにバッテリーは説明書によると15℃~25℃になると回復するとある。
夏場も結構走ってますが暑さによる、性能低下はあまり感じられず。
まあ今回の事で、バッテリーの特性がよくわかったので冬場の電アシでの長距離走行は注意が必要という事です。
ちなみにバッテリーを保温、たとえばホッカイロで温めれば性能が上がるのかな?
ちなみに予備のバッテリーを用意すれば走行距離の心配はなくなりますが、結構いい値段します。
ちょっと悩みます。