スポーツサイクルのロードバイクと電動アシスト自転車 それぞれメリット、デメリットがありますが、激坂のある標高800m弱の峠で比較してみました。
ちなみに平地での走行はロードバイクと電動アシスト自転車では比較になりません。時速24キロ以上でアシストゼロになる重たい自転車と素人でも軽く時速30キロは出せるロードバイクでは、データで比較するまでもありません。
スポンサーリンク
今回は峠道での比較
比較する自転車
ロードバイク:
22速のエントリーモデルです。特別高性能ではないですが、見かけだけのロードバイクでもありません。普通10万円から20万円でうられている一般的なモデルです。
電動アシスト自転車:
クロスバイクタイプの電動アシスト 8速です。
走行条件:
どちらの走行も競争をするつもりで走っていません。どちらかというと、いつも自分が景色を楽しみながら走る走り方。ポタリング走行です。
どちらの走行も途中自販機でジュースを買ったり、写真を撮るため2-3回停止しています。
ロードバイクのデータ 横は時間 縦は標高
電動アシストのデータ 横は時間 縦は標高
電動アシストは長距離走行を優先させるため、エコモードでギアもできるだけ低めを選択しています。
結果は頂上到達まで両車ともほぼ同じで2時間30分前後。
これはどう判断すべきか?
今回はポタリング走行なので、どちらも、もっと早く走ろうと思えば、走ることはできます。
ただその場合、ロードバイクは疲労度があがり、電動アシストではバッテリーの消耗が激しくなります。ただバッテリーの消耗を考慮しなければ電動アシストのほうが走行に相当ゆとりがあるように感じます。
ロードバイクでは速く走れる平地でも全般的にポタリング走行をしましたが、10%以上の勾配が続く個所では結構いっぱい、いっぱいの力を出して登りましたから。
一番の違いは、グラフにでていない疲労度です。
ロードバイクで頂上に着いたときは、息はゼーゼーです。心拍も160以上。
対して電動アシストは、余裕で物足りないくらいです。すぐにもう一回下まで降りて登ってもいいかなと思えるほどでした。
今回のデータはほぼ同じ時間で、この峠を登り切りましたが、体の疲労度は電動アシストのほうが半分以下という感じでした。
まあ最初から分かってはいましたが、峠などの坂道は電動アシスト自転車の圧勝です。ただバッテリーが稼働する時間に限りです。
今回の峠道は地元、熊本県の大通越という道。比較的走りやすく。2車線の道でした。
【防犯登録無料!おまけ3点セット付き!】【2016年モデル】BRIDGESTONE(ブリヂストン) リアルストリーム (REAL STREAM) 内装8段電動自転車(RS615) 【3年間盗難保証付き】
|
今度は熊本のサイクリストならほとんど知っている二本杉峠でデータを比較したいと思います。
グラフの標高はサイコンの気圧で計測しているので誤差があります。ロードバイクのグラフの方が比較的正確な標高を示しています。
追記:電動アシスト自転車の全力走行での比較はこちら