自転車から聞こえてくるギシギシする音。非常に気になります。
自然の中のサイクリングで、風の音に紛れるタイヤやギアの音はとても癒しになります。
そこに、不定期に表れる異音はとても不快です。
それはママチャリでも同じこと。チェーンに油も塗らずキコキコする自転車にたまに遭遇しますが自分からすれば理解不能。
しかし、いくら定期的にメンテナンスを心がけても異音は時として襲ってきます。
元々静かな乗り物なので、枯葉一枚、ギアに絡んでいるだけで音が発生し、静かな場所ではとても気になる。
原因がすぐ特定されればすぐ対策をするのですが、原因を探し当てるのが大変な時があります。
しかし、原因は必ずどこかにあるはず。
今回も一苦労しました。
ペダリング中に異音。ギシギシ、キシキシ。ギアや、チェーンは念入りに手入れしているので油切れは考えられない。
手入れをしているのに、異音が収まらない時は、どこかに盲点があります。今までの経験上、意外な場所から異音が出ているのは経験済み。
ついこの前も、探しまくった挙句、発見したのがホイールのニップルの緩みというのがありました。それも購入して半年くらいのホイール。
しかし、今回はニップルではなさそう。いろんなところを押したり、軽くたたいたり、まったく発見できません。
もしかしたらスポークのクロスした部分かもと思い。手でスポークを押してみます。手で押すと確かに音がする。金属同士が接触しているので考えられます。スポークのクロスした部分にシリコンスプレーを吹きます。
念のため試走。しかし音は鳴りやまない。。。。ため息。
完全に八方塞がりになりました。
あれやこれやで1時間消費。あきらめかけてサドルに腰を下ろすと「ギシ」と小さな音が!
原因はシートポストでした。表面上は綺麗でもシートポストと差し込む穴に僅かな錆と汚れ、クランプも少し緩めだったのが原因。ペダリングの時に特に異音がしたのも納得。この場所はいちいちシートポストを抜いて掃除などもあまりしないので。
ということで、今まで発見が大変だった自転車の小さな異音の場所は以下の通り。
- ホイールのチューブのバルブを固定するネジ(正式な名称不明)。無くてもよさそうな部品ですが、これがよく緩みます。今は空気を入れるたびにチェックしてます。締めすぎもダメです。
- 先に書きましたが、ホイールのニップルの緩み。指で回せるほど緩んでいたのに、ホイールのブレは全くなかったのが不思議。
- 今回のシートポストの汚れと緩み。
ブレーキなどの安全に関するところは念入りにしますが、それ以外の所は、汚れや錆を気にするくらい。
定期的に、あらゆるネジやボルトをチェックするのも必要です。