これは便利 仏式用 瞬間パンク修理剤

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スポーツサイクルでは、ほぼ標準の仏式バルブ。今回は仏式専用の瞬間パンク修理剤を入手しました。

ロードバイクなどパンクの頻度も高く、修理と言えばチューブ交換かパッチ修理となります。(修理に関してはママチャリも同じ作業ですが)

 

いずれにしても、面倒な作業が待っています。スポーツサイクルと言えばほぼ、クイックリリースなので、タイヤの着脱もママチャリと違って簡単ですが、手も汚れるし、作業スタンドもないので、できれば外出先では避けたい経験です。

ハブナットのタイヤの外出先での修理は考えたくもありません。

そこで瞬間パンク修理剤の出番です。

ママチャリの英式バルブの瞬間パンク修理剤はどこでも入手しやすく、価格も安い。自分も持っていますが100円ショップで200円で購入。ママチャリに常備しています。今まで2回使いましたが、完全に修理はできなかったものの、自宅までは帰れました。

仏式バルブ対応商品があればと思っていましたが、やはりあるところにはあります。

クイックショット(QUICK SHOT) サイクルショップにも置いてある店もあるようですが、我が家の近くには、そのような店はなく当然ネット通販です。価格は1000円弱。

楽天

アマゾン
マルニ(Maruni) クイックショット K-600 仏式バルブ用応急瞬間パンク修理剤
ママチャリ用のものに比べ、お高いように感じますが、使う頻度と便利を考えれば、これでもお安い。

自分の使い方の想定では、普通はチューブ交換で、急ぎの時の緊急用、あるいは2回目のパンク用。

さっそくこのクイックショット(QUICK SHOT)のバーチャルな使い方を予行練習してみます。当然1回使い切りなので本番での失敗は許されないので。

とは言っても簡単、キャップを開けるとアダプターがあります。

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これをフレンチバルブにねじ込んで付けます。このとき、当然ですが、バルブのナットはポンプで空気を入れると時と同じで緩めておきます。

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あとはクイックショット(QUICK SHOT)本体を押し込みます。大事なのは作業は下向きで。

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後は空気圧を気にしながら走ることになります。

商品の性質上、大きな穴や、裂けには使えません。

ちなみにチューブと比較してみました。

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700x23のチューブ、ラップ巻で小さくしています。それでもクイックショット(QUICK SHOT)のほうが小さい。

英式バルブ用の修理剤よりもコンパクト。

バッグの隅に入れておけば安心です。基本はチューブ交換でも2回目のパンク用に持って入ればチューブを1つ減らせるし、お守り替わり心強い存在になります。

マルニ(Maruni) クイックショット K-600 仏式バルブ用応急瞬間パンク修理剤
ちなみに自分は使ったことがありませんが、チューブレス、チューブラータイヤにも対応しています。こんなタイヤを使っている人はもっと便利でしょう。

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自転車からの異音 今度はどこだ

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自転車から聞こえてくるギシギシする音。非常に気になります。

自然の中のサイクリングで、風の音に紛れるタイヤやギアの音はとても癒しになります。

そこに、不定期に表れる異音はとても不快です。

それはママチャリでも同じこと。チェーンに油も塗らずキコキコする自転車にたまに遭遇しますが自分からすれば理解不能。

しかし、いくら定期的にメンテナンスを心がけても異音は時として襲ってきます。

元々静かな乗り物なので、枯葉一枚、ギアに絡んでいるだけで音が発生し、静かな場所ではとても気になる。

原因がすぐ特定されればすぐ対策をするのですが、原因を探し当てるのが大変な時があります。

しかし、原因は必ずどこかにあるはず。

今回も一苦労しました。

ペダリング中に異音。ギシギシ、キシキシ。ギアや、チェーンは念入りに手入れしているので油切れは考えられない。

手入れをしているのに、異音が収まらない時は、どこかに盲点があります。今までの経験上、意外な場所から異音が出ているのは経験済み。

ついこの前も、探しまくった挙句、発見したのがホイールのニップルの緩みというのがありました。それも購入して半年くらいのホイール。

しかし、今回はニップルではなさそう。いろんなところを押したり、軽くたたいたり、まったく発見できません。

もしかしたらスポークのクロスした部分かもと思い。手でスポークを押してみます。手で押すと確かに音がする。金属同士が接触しているので考えられます。スポークのクロスした部分にシリコンスプレーを吹きます。

念のため試走。しかし音は鳴りやまない。。。。ため息。

完全に八方塞がりになりました。

あれやこれやで1時間消費。あきらめかけてサドルに腰を下ろすと「ギシ」と小さな音が!

原因はシートポストでした。表面上は綺麗でもシートポストと差し込む穴に僅かな錆と汚れ、クランプも少し緩めだったのが原因。ペダリングの時に特に異音がしたのも納得。この場所はいちいちシートポストを抜いて掃除などもあまりしないので。

ということで、今まで発見が大変だった自転車の小さな異音の場所は以下の通り。

  • ホイールのチューブのバルブを固定するネジ(正式な名称不明)。無くてもよさそうな部品ですが、これがよく緩みます。今は空気を入れるたびにチェックしてます。締めすぎもダメです。
  • 先に書きましたが、ホイールのニップルの緩み。指で回せるほど緩んでいたのに、ホイールのブレは全くなかったのが不思議。
  • 今回のシートポストの汚れと緩み。

ブレーキなどの安全に関するところは念入りにしますが、それ以外の所は、汚れや錆を気にするくらい。

定期的に、あらゆるネジやボルトをチェックするのも必要です。

 

 

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やっかいな自転車のディレイラー(変速機)を壊さないパーツ

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スポーツサイクル車の外装ギアにはディレイラー(変速機)が付いています。ディレイラーを知らない人でも見ればすぐわかるパーツ。

このディレイラーはデリケートなパーツ。ぶつけたりして取り付け角度が変わると、変速がスムーズにいかなくなったり、異音がしたり、最悪な場合チェーンに巻き込まれてディレイラーごと吹っ飛ぶこともあります。

シティサイクルなどは元々扱いが乱暴になることを想定しているのか、不格好、でも丈夫そうなガードが付いている車種が多いです。

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でもロードバイクを筆頭にスポーツサイクル車はこれが付いてません。付いている車種もあるかもしれませんが、少なくとも自分は見たことがありません。

まあ恰好悪いし、重たくなるので、無いのが普通でしょう。

でも、スポーツ車にもディレイラーを守るためのパーツが一応あります。

それはディレイラーハンガー

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ディレイラーと車体をつなぐパーツで、主に曲がりやすい素材アルミです。ディレイラーに衝撃が来た時にこの、ディレイラーハンガーが曲がってディレイラーを守ります。

いくら変速調整をしてもうまくいかないとき、これが微妙に曲がっている可能性もあります。

このディレイラーハンガーというパーツ。交換しても2000円位。それでディレイラーを守ってくれるなら安いものですが、それはディレイラーハンガーが入手できた時の話。

車種にもよりますが、楽天やアマゾンですぐ入手できるパーツではありません。

ディレイラーハンガーはシマノのブレーキやギアのようにどんな車体にでも付けられる共通のパーツではありません。その形状は車種によってバラバラ。

つまり、どんな高級なカーボンフレームの車体を持っていても、ディレイラーハンガーを壊して、同等のディレイラーハンガーを入手できなければ廃車同然になります。

自転車メーカーも多数、車種も多数なので、このハンガー 価格が安い割には在庫のある店は少ないです。自分の場合、予備で持っていようと考え、販売店、輸入代理店に問い合わせても在庫無しの返答でした。

いろんなネット通販も調べましたが、同じような形状のものはたくさんありますが、ネジの位置が違ったりで、よくわからない。

つまり共通部品であるディレイラー本体はすぐ入手できても、ディレイラーハンガーを壊した場合、廃車の運命になります。簡単な形状のパーツなので金属加工業の知り合いがいれば作ってもらうこと出来そうですが。

個人的にはディレイラーは壊れてもハンガーは絶対壊れて欲しくないパーツになります。

そもそもディレイラーハンガーが曲がるほどの衝撃が来れば、ディレイラー本体もかなりの傷を負っているはず。少々高くても、いつでもどこでも入手できるディレイラー交換のほうが絶対ましです。

一応、自分はこんなパーツを付けています。本来はライトなどを付けるブラケットですが、転倒させた場合、完全ではないですがディレイラーを守ってくれます。

クイックの黒いナットの代わりに付けます。

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リアなので赤色LEDを付ければ収まりもよく一石二鳥。フロントなら本来のライトホルダーブラケットとして丁度いい。

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自分の自転車のディレイラー(シマノ105)からは35mm程の出になります。

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リアルストリーム 内装ギア付きのタイヤ・チューブ交換は面倒

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内装ギアはメンテナンスフリーですが、いざ、タイヤやチューブ交換はとても面倒な作業が待ってます。特に自分の電動アシスト自転車リアルストリームはセンサーや駆動装置があることでさらに面倒。できれば後輪はあまり外したくない。

しかし今回スローパンクしたので点検とチューブ交換のため後輪を外す作業を行いました。今回タイヤは再利用ですが、交換と同じ作業なので、参考になれば幸いです。

リアルストリームとは:
知らない方のために書いておきますが、リアルストリームは電動アシストのクロスバイクタイプです。フロントタイヤはクイックリリースです、リアは内装8段のハブナット。したがっていざパンクなどで作業をするとなるとフロントは当然楽です。出先のチューブ交換ならあっという間です。しかしリアタイヤの作業はこれから書きますが大変です。

さらに、この自転車、なぜかチューブのバルブに今時、英式バルブを使っています。英式バルブのことは他の記事でも書いてますが空気が抜けやすく、気圧管理もしにくい。したがって今回の作業で仏式バルブに交換です。今回のスローパンクの原因も英式バルブにあるのでは?という判断もあります。

ちなみに英式バルブはママチャリをはじめ、格安車に多く使われているバルブ。

内装ギア付きホイールの取り外し作業開始:
まず、ホイールを外さなければ何もできません。ホイールを外すためにはチェーンを外す、内装ギアのケーブルを外す作業があります。

チェーンはクリップで止めているので、切り離す方法もありますが、今回はチェーンを緩めて、遊びを大きくして、ギアから外す方法で行います。

シングルギアのママチャリのタイヤは何度も交換の経験はありますが、電動アシストの内装ギア付きは今回が初めて、慎重に作業開始。

まずナットを外し、チェーンの引きを調整する羽子板みたいな金具のネジを外します。ナット以外に金具が数種類あるので、順番を忘れないようにします。

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速度センサーなどがあるのでこれも外します。

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これでチェーンがスプロケットに掛かっている以外はフリーです。次にチェーンを外します。

 

フロントチェーンリングにカバーがあるのでこれを外します。プラスドライバーでネジを外せば外れます。

リアがフリーでチェーンが緩んでいるのでフロントチェーンリングからチェーンを外します。これで、チェーン全体の弛みが大きくなるので後輪を引き抜くことができます。

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しかしまだ内装ギアのケーブルがホイールに付いていて邪魔です。ロックするリングがあるので、それを回転させて外し、引き抜けばホイールからケーブルの付いたパーツごと外れます。

工具は必要なし、指で簡単に回せます。

取り付けるときは赤いマーク、黄色いマークがあるのでそれを合わせてロックする。とても簡単。

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これで普通の自転車と同じ状態のホイール。あとは通常のタイヤ、チューブの交換作業です。

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外すパーツが多すぎて、元に戻すとき間違いそうですが、事前に写真を撮っておけばいいと思います。

これでチューブを仏式に交換、メンテナンス性の向上と信頼性が向上しました。

話は少しそれますが、英式バルブもそうですが、高価な自転車の割にはホイールにはあまり上等とはいえないパーツ。しかもアルミの削り粉は残っていて、リムテープはペラペラ、しかも26インチなのに24インチ用がついている。これだけを見ると国内の有名メーカー製の自転車とはとても思えない。電動のシステムなどがすばらしいのに、余計に残念。

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見えないところに手を抜きすぎ感があります。作業のついでに綺麗に掃除をして、リムテープはチューブと同じメーカーで信頼のあるシュワルベの高圧タイプに交換。見違えるようになりました。信頼性も大幅アップ。後輪がトラブルになると大変なので、未使用でも良いものに交換することをお勧めします。

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比較するとまるで違います。

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交換したリムテープ。一見して丈夫さが違います。

 

今回の作業で思ったことは、、サイクリング中、後輪がパンクした時、このチューブ交換作業ができるかと考えました。工具があっても結構手間です。自転車の作業用スタンドもありません。やはり、ホイールを付けたままのチューブ引き出し、パッチ修理が現実的です。出先では面倒なので、近くに自転車屋さんがあれば1000円払っても、してもらう価値はあります。

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今回使用した工具

モンキーレンチ 10mmメガネレンチ プラスドライバー

と作業用スタンド、空気入れです。


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ママチャリのメンテナンス チェーンの調整

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チェーンの周囲からカチャカチャ音がします。どうやらチェーンが伸びているようです。今回はママチャリのチェーンの調整をします。

ほぼメンテナンスフリーの我が家のママチャリ、ロードバイクなどのスポーツサイクルは乗るたびにメンテナンスを行いますが、ママチャリはチェーンのオイルの塗布と空気を入れるくらいで、普段メンテナンスはほとんどしません。

でもそこがママチャリのいいところ。少々雑な扱いでも十分機能を果たしてくれます。

走行距離は少ないものの、使用頻度が多いので、汚れまくり、錆びも出まくり。多少汚れていた方が盗まれにくいという自分の考えもあります。でも外見はともかく、駆動系とブレーキ系は安全のためにも定期的なメンテナンスが必要。今回はいい機会です。

音がする原因はチェーンとチェーンカバーの接触による音。漕いでいると伸びたチェーンが上下に暴れてチェーンカバーに時々接触しているようです。

チェーンの遊びは10mm~15mmくらいが適正と言われています。

まあ実際は手でチェーンを上下に押してみて目検討です。定規で計測するほどのものでもないです。

今回の調整前と調整後の写真です。

調整前 指で押し上げるだけでチェーンカバーに接触します。これでは走行中にチェーンが上下に暴れて音が出るはずです。たぶん30mmくらいの遊びがあります。

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調整後 押し上げてもチェーンカバーに接触しません。指で押して少し動く程度。

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調整は簡単です。

基本的に伸びた分だけ、後輪を後ろ側に引っ張ります。ハブナットを少し緩め、調整するネジが左右にあります。これを左右均等に回します。均等にしないとタイヤが左右にぶれることになります。ときよりチェーンの張りを指で押してみて、適切な位置まで伸ばします。

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ちょうどいい感じになったらハブナットを締めます。今回はモンキーレンチを使いましたが、サイズに合ったレンチを使った方がナットを傷めずに作業できます。

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ついでに汚れたチェーンの清掃とオイルの塗布です。

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ディグリーザーで汚れたオイルを落とし、新しいオイルを塗布します。

メンテナンスのついでに、ブレーキや他の個所のネジの緩みの点検、注油をします。ついでにしないとなかなかやる機会がありません。今回は数か所ネジの緩みが発見されました。

車体全体を軽く拭き上げて完了。これでまたしばらくは快適に乗ることができるでしょう。

 

 

 

 

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自転車のギシギシ音にシリコンスプレー

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今日も猛暑の中を現状維持走行。毎日が35度以上でどうにかなりそうです。自分の自転車も暑さのせいか、最近どこからかギシギシ音がする。

最初は暑さでチェーンや変速機のオイルが切れるのが早いのかな?と思って、安物のスプレーオイルを一時的に止め、少し高級なオイルに変えたばかり。

それでもなんだか、走っているとギシギシと音がする。どうやら駆動系じゃないらしい。

自転車は当然、エンジンがないので静かな乗り物。少しでも異音がするととても気になります。

街中ならともかく、車も少ない山の中では聞こえてくるのは、路面とタイヤ、そして変速機の音だけですから。

自転車は愛車のターン。使い勝手が抜群にいいので、出番も一番多い。

あまりに気になるので、メンテナンスを兼ねてあちこち点検。オイル切れ意外に考えられるのはネジの緩みか?あちこち調べるもネジのゆるみもない。

しかし、ふと泥除けを触ると「ギギ」と文字にもしにくい音が。この自転車は泥除けが付いてます。軽量のプラ製。どうやら泥除けを構成するプラスチック製のパーツが擦れあって発生した音のよう。

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金属なら潤滑スプレーを一吹きで済みますが、プラスチックは溶剤に弱い。

こういう時はシリコンスプレーです。

 

商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。

KURE [クレ] CRC シリコンスプレー E-1046-98A
価格:237円(税込、送料別) (2016/8/20時点)

 

 

シリコンスプレーを吹き付けると、素材の表面がすべすべになります。間違ってフローリング床にでもついたら滑りすぎて危険なくらいです。

泥除けを構成するプラスチックのパーツにシリコンスプレーを吹き付けたら、見事に音がなくなりました。結構以外な場所でした。

静かになった自転車はとても快適です。シリコンスプレーの用途はいろいろあるので、常備しておくと便利です。価格も安い。

自転車からの異音は小さなごみ一つでも発生することがあり、簡単に原因がわからないときもあるので、場所が特定できた時はなんとなくうれしくなります。

 

 

 

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女子サイクリストに驚愕 これくらいはネットで買っとけ

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いつかはクラウンという文句がありました。大人になって、そこそこの収入が入るようになったらクラウンという高級車を買いたいというようなニュアンスのもの。

自転車でいうと、いつかはカーボンロード。カーボンロードも安くなってきたとはいえ、自転車では高級車の部類でしょう。

それが弱虫ペダルのおかげか、スポーツサイクル初心者の女子がいきなりカーボンロードを買う時代。

まあ自転車好きが増える事は個人的にも喜ばしいし、業界はもっと喜んでいると思います。

車でいうと免許を取って、軽自動車、1000CCクラス、2000CCクラス、クラウンという順序、それが免許をとっていきなりクラウンを買うようなもの。クラウンどころかフォーミュラーカーを買うようなものかもしれません。

自転車ならママチャリから始まって、シティサイクル、クロスバイク、クロモリかアルミの入門ロードを得てカーボンというところでしょうか。

自転車購入の順番はともかく、いろんな自転車に乗って、運転やメンテナンスの技術をある程度習得して、高級車を買うという、自分の中の定説と現実のかい離が大きく、びっくり。

パンクの修理などしたこともない、チューブとタイヤの区別がつかない、ブレーキのレバーの前後が分からないなど、家の嫁もそうですが、いきなりフォーミュラーカーレベルの人がかなりいるようです。

自転車ショップも今が商機と捉えているのか、パンク修理講座、輪行講座とか初心者のサイクリング会とか、がんばっている模様。

サイクルショップも商売なのでなんでもやってくれますが、ある程度のメンテナンスは自分でする必要があるし、できないとソロツーリングなんてできません。

必要な工具類もサイクルショップで買うよりネット通販のほうが相当に安く購入できます。

以下メンテナンスで最低限必要な物

自宅でのメンテナンス

スタンド

 

自立しない自転車は必須 チェーンやディレイラーの調整、掃除も楽にできる。保管にも便利。

アーレンキー(六角ボルトレンチ) 

メンテで一番使う工具。片方がボールタイプで精度のいいもが便利

 

なぜか自転車用語はアーレンキー 自分的には六角レンチのほうがしっくりくる

気圧計付き空気入れ

スポーツサイクルはほとんど仏式バルブ。ママチャリ専用の空気入れではダメです。気圧計は必須です。

 

そのほか消耗品はチェーンオイルとグリス、軍手など

外出先でのメンテナンス

小型のメンテナンス工具

 

タイヤレバー

これは100円ショップのもので十分です。

パンク修理キット(パッチなど)

これも100円ショップのもので十分

小型の空気入れ

女性はガスタイプが便利 腕力に自信があればポンプタイプ

 

消耗品のチューブ ロードバイクに乗っていればいつか必ずパンクを経験するはず。

 

信頼性のあるシュワルベがおすすめ 価格も手頃


以上、ほとんどのメンテをショップに依頼するにしてもこれだけは必要でしょう。サイクリング中にパンクしたら自力で修理が必要です。車のようなロードサービスがあれば別ですが。

少し慣れれば、ホイール、ギア、チェーン、ワイヤーなどの交換などもできるようになります。それに伴い必要に応じ専用の工具も必要になります。

 

 

 

 

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自転車のディスクブレーキ ローターを初めて外してみた

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購入したばかりの自転車ですが、フロントホイールに不具合が見つかり、交換してくれる事に。

販売店に自転車を預けると数日間は乗れなくなるので、ホイールだけを送ってもらい自分で交換することにしました。

ホイールはクイックで、わざわざ預けて作業するするほどのものでもありません。ただ、タイヤとチューブの脱着の必要があります。

まあ、今まで何十回もやってる作業なので朝飯前です。

ところが、

ディスクブレーキのローターの脱着作業が必要ですが大丈夫ですか」と販売店から連絡が。

このホイールはディスクブレーキなのです。自分はディスクブレーキ装着車は今回が初めてです。ローターもセットだろうと思っていましたが、違うようです。

たぶんアーレンキー(六角ボルト)で取り付けしてあるのだろうと思い、「大丈夫です」と返答。

販売店と電話でやり取りの後、ディスクブレーキのローター部分を眺めると、六角ボルトらしきものはありません。

ここで自転車部品特有の専用の取り付け工具が必要なのか?と思いました。

まあ、これからMTBだけでなくロードバイクもディスクブレーキの時代なので、良い機会です。どうせ工具は必要になるし、構造を理解するにもいい機会です。

さっそく、調べました。手元には販売店から貰ったシマノのディスクブレーキのマニュアルもあります。

どうやらディスクブレーキのローターの取り付けには2種類あるようです。

ボルトタイプ

センターロックタイプ

当初、ボルトタイプを想像してましたが、どうやら自分の自転車はセンターロックタイプです。専用の工具も必要。

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ここでセンターロックと聞いて、ピンときました。センターロックといえばカセットスプロケット交換で使う、あの工具が使えるのでは?と頭をよぎりました。

調べると、それが正解らしく。フリー抜きの工具で脱着できるようです。無駄に工具を買わずに済みました。

後は作業をするのみです。

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使い慣れた工具で簡単に外すことができました。

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専用工具フリー抜き、ロックリング、ディスクプレート

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想像以上に簡単。初めての方はどうぞ参考にしてください。

ローターでブレーキの効きも変わるそうなので、センターロックで簡単に脱着でき、簡単に交換できるのは良いですね。ボルトタイプだと少し面倒臭そうです。

話はかわりますが、ロードバイクはディスクブレーキ化の過渡期です。いくつかの規格があるそうなので、統一してもらいたいものです。

今度は、ディスクブレーキ搭載車なら避けて通れないディスクブレーキのシューの調整に挑戦します。

 

 

 

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自転車のチューブ 便利なバルブ変換アダプター

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スポーツバイクブームでロードバイクを購入。いざ空気を入れようとしたらバルブの形状が違い空気が入れられない という人もいるかもしれません。

ママチャリを筆頭に日本で流通しているほとんどのお手頃自転車は英式バルブという。物がついてます。

一方スポーツサイクルは仏式バルブまたは米式バルブ

以前の記事にもバルブの不満をダラダラ書いているのでここでは割愛しますが、いろんなバルブが混在しているので使えるバルブに変換しなければなりません。

そこで変換アダプターの紹介 いろんなタイプがあるのでシチュエーションで使い分けると便利です。

自転車のポンプは

米、仏専用 空気圧管理が容易で、小型の携帯ポンプも多くの種類が売られている。スポーツサイクルなら必須です。

英式専用 多くの家庭にもあり、メリットはポンプが安いことくらいしか思いつきません。500円以下の手押しポンプもあります。

 

英式から米、仏 または米、仏から英式に変換できれば多くの問題は解決すると思います。


英式バルブを仏式バルブ

これは便利、自分はこのバルブの存在をしらず、チューブごと替えていました。これは常時付けておくもの。

 


英式バルブを米式バルブ

これも常時付けておくもの。格安自転車に多い英式チューブも交換せずに空気圧管理ができます。

 


仏式バルブを英式バルブ

フレンチバルブの存在を知らない人は当然専用ポンプもないと思います。これがあれば普通の格安ポンプで空気が入れられます。非常用で用意しておいても邪魔にはなりません。

 

 


仏式バルブを米式バルブ

これがあれば車のバルブに多い米式に変換できるのでガソリンスタンドでも空気が入れられる。

 

 


まとめ

標準で英式バルブの自転車は、チューブを交換せずに便利な米、仏に変換すれば無駄がなく便利です。又、米、仏バルブの自転車はいざという時のために用意している人も多いです。

ただアダプターを介していると種類によっては入れにくかったり、入らなかったりするポンプもあるようです。

 

 

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サイクリング中の故障 メカトラブルのための準備を考える

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サイクリング中、自転車の故障に対して、どれだけ準備するのがいいのか考えました。

自分はほとんどが、ソロサイクリング。メカトラブルが発生した場合、ほとんどのケースで自分で対処しないといけません。

そのため初期の頃はいろんな不必要な物を少ししか入らないサドルバッグに押し込んでました。

重量はあまり気にしない自分でも、重い荷物と、嵩張る荷物が嫌になってきました。数年間持ち歩いて全く使ったことがない物もありますから。

自転車のハウツー本などにも、起こりうるメカトラブル等も書いてます。

  • タイヤ、ホイールのトラブル(パンク等)
  • チェーンのトラブル(チェーンの破断)
  • ワイヤーのトラブル(ワイヤー切断)
  • 変速機のトラブル
  • 様々なボルト類の緩み
  • その他諸々

 

ロングツーリングに行くほど、心配になり、いろいろ準備したくなります。

しかし、日常の整備さえしっかりしておけばパンク以外のトラブルはほとんど起きません。

パンクでもないときは1年以上遭遇していません。

自分は数年間自転車に乗ってますが、サイクリング中のトラブルは、パンクとタイヤのバーストのみ。

ロングツーリングに行くときにすべてを心配して準備すると、まったく使わない工具や、予備の部品を持ち歩くことになります。

10年以上交換していないママチャリのチェーンやワイヤーでも切れたことはありません。

ケースバイケースですが応急修理工具もアーレンキーとチューブとタイヤレバー(チューブを持たない場合はパッチセット)、空気入れだけでいいと思います。

アーレンキーは必須です。走行中に気が付いたネジの緩みや、サドルの調整などにすぐに対処できます。すぐに対処しないと、大きなトラブルに繋がります。

それ以上のトラブルは自転車保険に付帯しているロードサービスや輪行でも対処できるので、出先でほとんど利用することのない工具やパーツは持ち歩くのバカバカしくなりやめました。

ただメカトラブルに対しての知識は、頭の片隅に置いてあると有効です。工具類がなくても対処できるトラブルもたくさんありますから。

スマホやカメラ、予備バッテリーなど、ほとんど使わないであろう修理道具以外にも必ず使う小道具も多いので、サイクリングに持ち歩く小道具には割り切りと工夫が必要です。


追記:

アーレンキーという工具があります。自転車に乗る人以外は聞きなれない工具です。

なにか特殊な鍵?のような名前ですが、簡単いうと六角レンチです。100円ショップでも折り畳みのコンパクトに収納できる商品が売ってます。

携帯工具もいろんなタイプのものが売ってますが、最低限のものでいいと思います。そのほうがコンパクトで軽量です。

 

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