進化を遂げる電動アシスト自転車。今回はスポーツタイプの電動アシスト自転車の比較です。(2017年5月末)
スポーツタイプの電動アシスト自転車は、そもそも選択肢が少なかったですが、ロードバイクもあり、パナソニックのジェッターが大幅性能アップして復活など、性能、価格、用途でかなり選べるようになりました。
まずは比較表
リアルストリーム Pas Brace | YPJ-C | YPJ-R | ハリヤ | ジェッター |
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エコモード等の最大 走行距離 | 90km | 48km | 48km | 73Km | 85km |
重量 | 22.5kg (リアルストリーム) | 16.1kg(M) | 15.4kg(M) | 22.8kg | 21.6kg (490mm) |
変速数 | 内装8段 | 外装18段 | 外装22段 | 外装7段 | 外装8段 |
特徴 | 前ディスクブレーキ フロントサスペンション | シマノ SORA | シマノ 105 | フロントサスペンション | 前後ディスクブレーキ |
価格(税抜) | 155,800円(リアルストリーム) 15,8000円(PAS Brace) | 185,000円 | 230,000円 | 129,000円 | 150,000円 |
ロードままちゃりの主観的なおすすめ度 | ★★★★★ | ★★★★ | ★ | ★★★ | ★★★★★ |
過去の記事で何度も書いてますが、電動アシスト自転車は速度24kmでアシスト0です。それはスポーツタイプでもママチャリタイプでも同じ。
それが日本の電動アシスト自転車の悲しいところ。時速24キロ以上で速く走るには自力のパワーと自転車としての基本的な性能が大きく影響します。
平坦な道のスタート時等はアシストの力で一瞬早く前に出れるかもしれませんが、その後は軽量のロードバイクなどにあっという間に引き離される結果になります。
坂が多くて楽に走りたい、積載する荷物が多い時、ストップが多くのんびり長距離走りたい時などに電動アシストの恩恵を受けられます。
走るタイプ別おすすめ
単に速く走りたい人
YPJ-R,YPJ-C
細身のフレームでスタイリッシュ パット見た目は電動アシストに見えない。
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多段の変速機があるのでアシストがない速度でも楽に走れます。元々バッテリーの容量が少ないのでそういう人向けかと。向かい風が強い時や、どうしても上れない坂がある時だけアシストを使うのがいいかと思います。
でも自分ならこの価格を出すなら普通のロードバイクを買います。特にYPJ-Rは微妙。軽量のロードバイクが買える価格がネック。
この自転車を買う人なら普通のロードバイクが欲しくなると思いますがどうでしょうか?
予備のバッテリーを持てば、いろんな使い方も想像できます。
YPJ-Cは使い方で面白そうです。
荷物も積みたい、長距離サイクリングも楽しみたい人
PAS Brace,リアルストリーム、ジェッター
やはりこのタイプは大容量バッテリーで長距離サイクリングもOK
【完全組み立て済み】【2017年モデル】【電動自転車】YAMAHA(ヤマハ)PAS Brace
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航続距離もあるし、太いフレーム、ディスクブレーキ、キャリアも楽に取り付けできるなど実用性が十分。ママチャリタイプが嫌で荷物も積みたい人にもおすすめ。
PAS Brace,リアルストリームにはフロントサスペンションもあります。人力のみの自転車ならサスペンションは重くなるだけでデメリットが多いですが、アシストパワーがデメリットを打ち消してます。
ジェッターはパナソニックのカタログから消えたかと思いきや、グレードアップして復活。大容量バッテリー、前後ディスクブレーキがカッコいいです。タイヤの径が大きいので乗り心地にも良い方向に影響します。
サイズが選べるのもいいです。
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スポーツタイプの電動アシストはやはりこのタイプがベストだと考えます。
予算を控えたい人
ハリヤ
他のモデルが性能アップし、比べて若干見劣り感がありますが、そのぶんリーズナブル。