自転車のライト 100円のものから10万円以上のものまでいろいろあります。高価格なものが高性能というのは分かりますが、安全の為とはいえ自転車のライトに大金は払えません。自分は5000円位なら、まあなんとかという感じ。
今回は安くて使えるライトを比較してみました。もちろん今現在利用しているライトです。
本題に入る前に、ライトの性能表示にカンデラとかルーメンとかいろいろあります。ですがそれが、どれくらいの明るさなのか今一つピンときません。専門家や業者以外はほとんど縁のない単位です。
そもそも格安ライトは性能すら明示されていないライトも多数。
今回のテストでは、明るさの単位であるルクスを使ってみます。
なぜルクスか
一般的に比較的わかりやすい単位である。たとえば教室は300ルクス必要だとか。
ルクスは簡易的ではありますがスマホのアプリで簡単に測定できる。(実はこれが一番の理由。高価な測定器など持ってませんから)
という理由です。
測定方法
自分が考えた分かりやすい方法です。机の上にライトを置いて天井を照らします。その時、部屋がどれくらい明るくなるか測定します。簡易的ですがライトの性能の比較ができます。(たぶん)
まずはライト無しの状態。
10ルクスです。ほとんど真っ暗です。(本当は0ルクスかもしれませんが、測定器の下限値だと思います。)
最初に測定するライトはキャットアイの人気商品。小さく、安く、でも最低限の保安基準は満たせるので使っている人も多いはずです。
ちなみにライトの明かりを直接拾わないように測定器とのあいだに木箱を置いています。
結果は40ルクス
やはり低いですね。実際使っていてもこのライトだけでは不安を感じます。
安いので、日中がメイン走行の、とりあえず付けておく人向け
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キャットアイ ヘッドライト JIS前照灯規格適合品
つぎは100円のシリコンゴムのライト。このライトは照明としては最初から期待してませんが、いわゆるポジションライトとして自分は使っています。ポジションライトとしてなら存在感十分で、いろんなところに簡単に付けられますから。
測定の結果は
10ルクス 想像のとおり真っ暗の時と同じ。
次は自分が持っているサイクルライトとしては最高値。とはいえ5千円位ですが。キャットアイの充電式です。
すばらしいの一言。550ルクス。
これなら事務作業もできる明るさです。自転車で使用していても、心強い存在です。欠点は重たい事。夜間走行が確実な時以外は使いません。
ちなみにキャットアイにはもっと軽く明るさも勝る商品があります。ただ値も張ります。
人気商品はこちら。
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キャットアイ(CAT EYE) ヘッドライト [VOLT800]
次は自分が最近お気に入りのCREEのLEDを使ったライト。米軍の軍事用にも使われているとか。とにかく安くて明るい。数種類のLEDがあります。
最初は単3電池1本で使えるライト。とても小型なので自転車用だけでなく防災用にも使っています。これはCREEのQ5というLED。
145ルクス
小型の割にはそこそこいい数値を出しています。ゆっくりのスピードならこのライトだけで十分使えます。この数値の通り実際使っていてもキャットアイのEL-140より明るいです。
コスパも最高です。ハンディライトなので別途フォルダーが必要です。
次は最近購入したCREEのT6という上記よりもさらに性能がいいLEDを使ったライト。ハンディライトの製品が多いですが、これは自転車用に特化したもの。
別にアダプターを買わなくてもハンドルバーに付けられます。
550ルクス。
ライトを直視すればもはや危険なほど明るい。
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防水充電LED自転車ライト サイクルヘッドライト 超高輝度LED CREE XM-LT6 自転車ライト+ヘッドライト2in1機能! 最大1200ルーメン 3 段階調整可能 航空アルミ合金材質 4×18650バッテリーと充電器付き 多機能ライト アウトドア 夜間活動 釣り
素晴らしいの一言。キャットアイの製品に全然負けてません。コスパも最高です。CREEのLEDは評判の通り高性能です。
T6を使ったハンディライトタイプは1000円程度
こんなテストでも数値がでると結構面白いもんです。実際自転車で使って感じていた感覚が数値にそのまま表れた印象です。
追記:CREEのT6ハンディタイプのテストを追加