今回は電動アシスト自転車の走行モードを標準。速度は24キロ以上を出さず、いわゆるアシストに頼り切った走りをしてバッテリーの消費、航続距離を調べます。
使う電動アシストは愛車ブリジストン リアルストリーム、カタログの走行距離は59kmとなっています。
ちなみに、自分が普段多用するエコモードは75km。
ほとんど使わない強モードは50kmとなっています。
念のため時速24kmというのはその速度以上からアシストされなくなります。
ところで自分の常の走り方は常時エコモード。平地走行の場合はエコモードのスイッチもオフにして自力走行、山坂道のみアシストのお世話になる走り方。そのため劇坂の山坂道を含めても100km超の走行でも楽勝でバッテリーは持ってくれます。
そちらの記事はこちら
今回は冒頭に記載の走り方、低速で常時アシストオン、いわゆる、おばちゃんの電動ママチャリ走行に近い走り方です。速度は24キロ以上出すとアシストが切れるため、下り坂以外は24キロ以上出しません。登りもギアは中段位を多用しできるだけ電動アシストのパワーのお世話になります。普通の走り方はギアをできるだけ低くしてアシストのパワーは抑えています。
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全走行距離90km程度。途中標高400m程度の山坂道を入れています。
結論はスタート時点のバッテリー残95%
帰宅後のバッテリー残20%
したがって今回は75%の消費量となります。計算上、今回のような電動アシストに頼り切った走りをしても100km以上の走行は余裕でクリアできそうです。
ところで常時アシストをオンにしていると、坂道だけアシストにお世話になる場合とかなり感じが違います。
まずスタート時。常に強力なアシストが入ります。まさにこの瞬間はオートバイと同じ出足です。でもすぐ失速します。時速10km以下の低速走行時も同じ、そこからペダルを踏みつけると強力に加速します。
そして注意することは、信号待ちなどスタートの待機の時にペダルに足を載せておくと、いつでも発進しようとします。これは危険。ブレーキを常に握っておくか、発進する瞬間までペダルに足を載せないようにする必要があります。
でも普段はペダルに足を載せていて信号待ちをするのが自分のスタイル。この場合走り出す瞬間に手元のスイッチを入れる手もあります。
今回の気象条件は、天気であるものの、風の強い日でした。ほぼ向かい風だったので、平地でもアシストがかなり有効に働きました。強風の日は自転車に乗る気がしませんが、これならけっこういい感じに使えそうです。
そして何より残念なのは、気持ちよく走れる速度寸前で失速すること。勢いよく発進しても所詮24キロまでのアシスト。メーター読みで20キロを超えたあたりから急にペダルが重くなってくるので、そこから自力で加速する気になれない。
最初から自力で加速すると時速30km以上まで気持ちよく力を入れられますが、アシストの押される力が急に抜けて、そこから自力で加速するのとは、感覚的にかなり疲れます。