前回までの記事は自転車専用ナビを諦め、京セラのスマホ TORQUE SKT01を購入したことを書きました。
思いのほか速く配達されてきたのでトルクSKT01のファーストレビューをします。
ナビ専用で使うつもりなので地図アプリと、連絡用のライン、ネットラジオアプリを入れ、格安SIMでの運用です。
SKT01の外観
一見して丈夫そう、4インチにしては大きく感じる。
物理キーがとてもいい。特に自転車での使用では確実に押せる。
電源スイッチも物理キーで上部にあるので、押し間違えを回避できそう。
自転車ではホルダーを使うことになり、ホルダーは横から押さえこむタイプが多いと思いますが、スマホの横にボタンがあると、不用意にアプリが起動したり、電源が落ちたりすることがあります。。
トルクにも横にある大きなボタンがあります。アプリをショートカットで起動できるボタンで無効化できるので問題ありません。
ボリュームのボタンと、カメラ起動のボタンもありますが、ボタンも突起も小さいので、自分の持っている2つのホルダーでは大丈夫でした。
1つだけネックは重さ。堅牢な作りのおかげで、重いです。ホルダーをしっかり固定しないと振動で回転する可能性があります。
参考までに重量比較すると
ガーミン1000は約114グラム
SKT01は約169グラム弱+ホルダーの重量+普段使うサイコンの重量 になります。
地図アプリ
今持っている中華製の約1万円で購入した格安スマホとの比較になります。
トルクSKT01はGPSのつかみが非常にいいです。起動してすぐ現在地を表示します。
そしてコンパスもすばらしく安定してます。比較した中華製のスマホのコンパスは自分が静止していても磁場が安定せず振れるので、どっちの方向を向いているのか掴みずらいですが、SKT01は安定してるので、すぐ自分の方向、地図の方向が分かります。
アプリは標準のグーグルマップの他、ナビタイム自転車版、YAHOO地図を入れました。
バッテリー
まだ実戦投入してませんが、静止した状態のテストで、ナビタイムを起動させ、画面のスリープなし、オンラインのネットラジオを付けっぱなしで1時間のバッテリー消費は15%でした。
ガーミンの1000はカタログのスペックで約15時間の稼働ですので、専用ナビは大きなアドバンテージがあります。
連続使用で5時間は持ってほしいですが、実戦投入後レビューします。
追記:実戦レビュー
画面を点灯状態で、地図アプリでルート案内をオン、適当な目的地を設定しリルートを何回もさせる環境で走行しました。
バッテリーの消費は3時間弱で約50%消費しました。
長距離走行の場合は、頻繁に画面オフ できれば地図をキャッシュして通信オフで走ればかなり持つと思います。
画面の見易さ
画面に対して直角方向ならば晴れでも問題なしです。斜め方向は反射が気になります。真正面からの画面は想像以上に見やすかったです。画面の明るさはオートに設定。
今回はロードバイクのステムの上に付けてみました。
調度真上から真下に視認できるので、余計な角度が付かずとても見やすいです。
操作もステムの上でなので手が届きやすく簡単。ロック、ロック解除も上部の電源ボタン位置がちょうどいい感じです。
画面表示が必要ない時は、さっと消せるので節電になります。
スピーカー
いままでのスマホとは比較になりません。大きな音が出ます。ナビの音声案内も安心です。
音楽を流しながら走ることもできそうです。ただし、街中では恥ずかしいかも。
比較した機種が格安スマホだったので、性能の差を感じました特にGPSやコンパスの性能は相当違います。ただOSのバージョンはトルクの方が低いです。バージョンアップもなさそうです。