自転車のハンドルが走行中折れた? 自転車の事故 その1

Pocket

自転車関連のニュースを見ていたら、たまにビックリするような出来事があります。

日本でも有名どころの量販店から購入の自転車が走行中突然ハンドルが折れた。

さっそく詳細を確認すると、運よく停止できたのでケガはなかった。自転車はいわゆるシティサイクル、価格は2万数千円の日本のメーカーだが、製造は中国。

写真を見るとハンドルのステムという場所からポッキリ折れてます。通常であれば相当の大きな衝撃が加わらないと折れるような部位ではないので、明らかに欠陥パーツです。

ケガがなかったのが不思議なくらい。死亡事故がおきてもおかしくないくらいの内容です。

メーカーは交換・回収の対応をしているようでうす。


さて今回の上記、欠陥自転車の件はyahooのニュースにも出ていたので多数の意見も載せられていました。

安物自転車だからだ。

中国製だからだ。

自転車専門店で買えば安全だ。 などなど

それぞれの意見には一理ありますが、それがすべてではありません。

安物自転車という理由

高くはないが安物ではないと思います。シティサイクルで2万数千円は普通です。自転車専門店でもこれくらいの価格のものは普通に売ってます。量販店で売っている自転車では逆に高い部類の自転車だと思います。ママチャリ1万円以下が普通に売ってますから。

そして次の記事で書こうと思ってますが、高い自転車だから安全だという理由でもなさそうです。

中国製という理由

自転車は中国・台湾製は当たり前のような世界です。それ以外の自転車を探すほうが難しいくらいです。日本はもちろん、ヨーロッパやアメリカの高級ブランド自転車も製造を中国・台湾に委託しているところが大半です。

自転車専門店だったら

自転車専門店でもこの商品の欠陥を見破るのは難しいと感じます。表面にクラック(ヒビ)などあれば気づくかもしれませんが。

自転車専門店でもこれくらいの価格帯の自転車に対して細かく点検などするはずがありません。量販店の販売手法はわかりませんが、対応は自転車専門店でも大して変わらないでしょう。

メーカーから送られた箱入りの自転車を箱から出して各部のねじ締、ギアの調整、タイヤ、ブレーキの点検くらいでしょう。パーツの強度試験など一つ一つするわけもないし、強度試験機もあるはずがありません。

仮に強度試験機があっても、引っ張り、曲げ試験をしたらどうなるか、当然そのパーツはもう使い物になりません。

強度試験はやっても製造メーカーがサンプルを抜いてするくらいでしょう。

塗装も綺麗にされ、外観に問題なければ普通は大丈夫だと判断するはずです。手で押したり、引いたりして強度試験をするのが精いっぱいで、すべてを疑っていると売れるものなんてないと思います。

 

 

Pocket

二極化する自転車ファン

Pocket

自転車、特にロードバイク人気は凄いものがあります。我が家の嫁も漫画の影響で自転車ファンになった部類です。

SNSで自転車仲間も増えて楽しんでいるので、まあ良いのですが、あることに気付きました。

どうも最近の自転車ファンは2種類に分類できるようです。

それは

自転車にはまり、運動するのが楽しくなり、レース、ヒルクライム等、自分を鍛える人達。とても健全です。

もう一つは

グッズやパーツ、有名メーカーの自転車等、物を収集することに楽しみを得る人達。自転車に乗るのは二の次という感じ。

どうも我が家の嫁は後者のよう

自転車だけでなく、サイクルウエアならまだよく、自転車がデザインされた財布や食器まで買う有様です。ほとんど乗らないのに高級ホイールが欲しいとか言ったり、グッズのリサーチ力は凄いです。

もちろん弱虫ペダルグッズも溢れています。

まあ嫁が自転車好きで、自転車のことに関し、理解があるのはいいのですが、なんとなく違和感を感じます。

まあいつまで、続くか、いまのところ静観中です。

 

 

 

Pocket

気になるカーゴバイク 荷物を運ぶ自転車

Pocket

パパチャリとかおもしろい発想の自転車を以前の記事で書きました。

ママチャリorパパチャリorカーゴバイク

サイクルあさひの88サイクルとブリジストンのトートボックスです。

今回は上記2車種以外の気になるカーゴバイクです。


クロスバイクと大きい荷台が特徴的

荷物を積んでも速そうです。スタイルもカッコいい。荷物をたくさん積んで長距離ツーリングによさそう。タイヤが小径ではありません。個人的にはカーゴバイクの中で一番カッコいいと思います。有名メーカーです。

KONA UTE CARGO CROSS BIKE


サイクルトラック

楽天市場で見つけた自転車ですが、面白いのは、後輪が大きく、前輪が小さい。しかも大きく違います。とてもいいデザインです。

今まで紹介したカーゴバイクとは逆になります。荷物は当然小さいタイヤの前輪側の大きなかごに載せるタイプです。

写真では後輪には荷台はないようです。形状は普通の自転車なので汎用の荷台は付けられそうです。

後輪が大きいので走行性能は良さそうです。荷物は小さなタイヤの前輪で低重心なので安定しそうですがハンドリングがどうなのか、乗ってみたいです。


次はルイガノ日本で多くのスポーツサイクルを展開しているメーカー。娘がルイガノのロードバイクに乗ってますが品質も良くいいメーカーだと思います。

MVカーゴ

こちらは88サイクルとトートボックスに似ているタイプ。ロングテールで後輪側に大きな荷物を載せるタイプです。


カーゴバイクではないですが既存の自転車を利用してたくさん荷物を運ぶなら牽引車を使う手もあります。



これはとてもスタイリッシュ。ロードバイクに付けても似合いそう。

安定性と積載力は牽引車に勝るものはないでしょう。重量の問題もありますが、電動自転車と組み合わせれば最強です。ただリヤカーは交通法の問題が出てきます。

 

Pocket

ミニベロ(小径車) 20インチのタイヤorホイール交換の注意点

Pocket

今回は始めて20インチのミニベロのタイヤまたはホイールを交換を考えている人が最初に悩む事です。経験者は何をいまさらという内容なのですっ飛ばしてください。

自転車のタイヤの径は数種類ありますが、交換を考えた場合、まず選択するのがタイヤの径。

ロードバイクなら700c。ママチャリやシティサイクルなら26インチとか27インチとか表示も分かり易い。ミニベロも数種類ありますが特に格安車、高級車ともに20インチを採用したミニベロは多いです。

タイヤの寿命やホイールに不満があっていざ交換を考えた場合、20インチのホイールやタイヤを何も考えずに購入すると合わない場合があります。当然チューブも。

結論をいうと

市場に多い20インチのタイヤは406451という2種類のサイズが多く出回ってます。どちらかと言えば406の方が多い。

互換性はまったくありません。タイヤの幅は何とかなっても、径を間違うと取り付け不可です。

ホイールを並べると違いが分かります

CIMG1831

左が451 右が406  451の方が径がデカいです。

CIMG1835

CIMG1837

タイヤを見るとサイズが書いてます。これは406(20x1.5)交換の際は要確認。

すべてではないですが、ホームセンター等で売っている格安折りたたみの20インチ自転車は406サイズが多いようです。

タイヤも格安自転車用なら安い

タイヤ2本とチューブ2本でもこの価格
シンコー タイヤ 20×1.75 【タイヤ2本、チューブ2本】

日常の買い物やポタリング程度ならこのタイヤで十分。

ところがスポーツサイクルを楽しむとなると、ロードバイク並みに価格が跳ね上がります。しかも小径タイヤなので消耗も早い。


安価なタイヤの間違いならショックは少ないですが、ホイールのサイズを間違ったら冷や汗ものです。

さらにホイールを交換する場合エンド幅の違いもあります。特に20インチのフロントホール。

フロントはほとんどの車種で100mmですが、ミニベロで数多く販売している有名なダホンが74mmというサイズを作っているので念のためダホン用かそれ以外か確認する必要があります。

CIMG1819

ちなみに自分の愛車のターンは74mmなのでダホンのホイールが使えます。

リアも130mmとか135mmとかあるのでホイール交換の際はよく確認する必要があります。実車がある場合は直接計測すれば間違いないでしょう。

さらにリアの場合ギアもカセットかボスフリーか等、互換性をいろいろ確認する必要があるので、自分で初めて交換作業する人は経験者に現物を見てもらう方が間違いないでしょう。


20インチホイールに限りませんが、ホイールがクイックなのかハブナットなのか確認する必要もあります。現物を見れはすぐわかりますがネットで買う場合写真が小さく不鮮明で、説明にも書かれていない事も多いです。

高価なホイールはほとんどクイックですが、微妙な価格のホイールはハブナットの可能性もあります。

CIMG1829


お勧めのタイヤとチューブのメーカー

タイヤとチューブ パナレーサーとシュワルベは信頼できるメーカー、自分も愛用しています。

シュワルベのバルブキャップは透明でカッコいい。

IMG_0025

ミニベロ20インチ シュワルベにタイヤ交換

Pocket

100円のパンク修理キット チューブを切断して確認してみた

Pocket

自転車のパンク修理と言えば穴の開いたチューブをパッチで塞いで空気の漏れを防ぐのが一般的です。パンク防止剤の注入などもありますが、パッチ修理が定番でしょう。

ロードバイクなどのスポーツサイクルで出先でパンクした時は一般的に予備のチューブでの交換が手っ取り早いので、交換で対処する人も多いと思います。

ママチャリ等はチューブ補修が当たり前ですが、ロードバイクなどの場合、穴の開いたチューブをどうするか判断が分かれます。

当然二つの選択です

チューブをパッチ修理して再利用するか

補修したチューブは心配なのでそのまま廃棄するか

ロードバイクのタイヤは特に高圧なので補修したチューブは確かに心配です。自分も最初はそうかもしれなと思い廃棄してました。

でもパンクが続き、さすがにもったいないと思い。パッチ修理して使い続けましたが、いままで補修したところからエア漏れが発生したことはありません。

修理キットも、ごく普通の100円ショップで買った修理キットを愛用しています。ホームセンターには数百円するパッチのセットも売ってますが、見かけは全く変わらないので100円の商品で十分だと思います。今まで何度も修理してますが不都合はありません。

ものすごく神経質な人は重量配分が変わるとか言いかねませんが、ほとんど気分の持ち方だけだと思います。

今回、廃棄予定のパッチ修理したチューブを切断してみてパッチの密着度を確認してみました。

平面

CIMG1804

断面

CIMG1805

隙間もなく完全に密着してます。

断面を見るとパッチが2層になっているのが分かります。当然ですが引っ張っても隙間が空くことはありません。ヤスリもキットに入っていた小さな紙やすりで処理し、タイヤレバーで押さえた程度の修理です。丁寧に修理するほど信頼度は上がります。

チューブも安いし、パンクも何時もある訳ではないので、パンクを機に新品のチューブに替えておくのもありですが、今回、パッチ修理の信頼度を兼ねて確認してみました。

 

 

 

Pocket

MTB(マウンテンバイク)を選ぶ初歩の初歩 ~学習編~

Pocket

MTBが欲しくなり急遽、検討することになりました。

昔はジャイアントとトレックのMTBを持ってましたが今はミニベロ、ロード、ママチャリをメインとして乗っているので、最近のMTBに関する知識はほとんどありません。

当時乗っていたMTBにはなかったディスクブレーキとサスペンションが当たり前になり、種類も多いので学習するのに一苦労です。

価格やスタイルだけで購入すると、まず間違いなく後悔します。これは経験上間違いないです。

パーツの交換などにも余計な費用がかかるので今回購入前にリサーチします。

まずMTBを買う目的です。

街や郊外だけなら今ある自転車で十分です。速いし、軽いし、快適です。重いMTBを買う理由は全くありません。現在MTBに乗っていない理由がここにあります。

自分は山道によく行くので、舗装された路面でも状態が良くない事が多いのです。小石の落石や落ちた枝葉がたくさんある所を走ります。

細いタイヤのロードバイクでは非常に神経を使って走ります。今回の熊本地震で益々、道路の状態も悪くなっているし、障害物も増えていると考えられます。よってそのような荒れた舗装路を安心して走るのが主な目的で、たまに林道のダートを走るという気持ちでいます。

本当はカーゴバイクを買う予定でしたが検討中に熊本地震が発生し、事情が変わりました。

MTBの種類を決めます。

メーカーも品数も多数で、いろんな用途に使えるハードテールという種類にします。簡単にいうと後ろにサスペンションが無いタイプです。前後にサスペンションがあるタイプは価格も高価で重量も増え、自分にとって過剰装備です。

ダウンヒル用とか色々種類があるようですが、クロスカントリー用のタイプになります。

装備を決めます。

フロントサスペンションにディスクはほぼ当たり前の装備です。これがない車種の方が少ないです。

サスペンションははっきり言って街乗りでは不要です。荒れた路面の林道走行に期待します。

フロントサスペンションだけでも多くの種類があり、メーカーも価格もピン霧です。サスペンションだけで自転車が買えてしまう物もあります。良い物は当然価格も高く、とりあえず標準でロックアウト機能が付いていればOKにします。

ロックアウトとはサスペンションの作動を止める装置です。綺麗な舗装路や上りではサスペンションが働くとペダリングのロスになるだけなので、必要な時だけ使えるのは便利です。

ディスクブレーキは機械式油圧式があります。車やバイクでは当たり前の油圧式が品質や性能の面で優れています。自分の用途では油圧式です。ロードバイクでもディスク化の波が来てますので整備の勉強にもなります。

次にギアです。舗装されていてもハードな坂のある峠に行くのでシマノの前3段、後10段を検討します。予算が厳しくても9段です。

タイヤは舗装路がメインになるのでブロックの少ないパターンが良いでが、完成車の購入なので、しばらくは標準搭載のタイヤに乗ることになります。

次がもっとも厳しい予算です。

10万円以内を考えます。この予算と上記の装備だとかなり絞られてきますが、車体にカーボンは当然無理で、ざっと検索したところアルミの12kgから14kgのMTBになりそうです。

余談ですが絶対避けなければならないMTBがあります。それはホームセンターで良く売られている、所謂ルック車というもの。

まずまちがいなく次のようなシールが貼られています「悪路を走らないでください。一般道路専用です」。MTBなのに悪路を走るなとは?。

前後のサスが付いていて3万円のMTBタイプを見たこともあります。重量は20kg近くで、ボスフリーの7速のギア。平地を走るのも大変そうです。

5万円以上出せばルック車を購入することは少ないと思いますが、全くの初心者は特にMTBを購入する場合気を付ける必要があります。

次は車種の選定が決定したら書きます。


追記:

候補に上がったバイク

1.GT ザスカー

性能的に申し分ないが、時期的に在庫がなく、予算もオーバー

2.ルイガノ LGS-TRX1

いろんなタイプのタイヤを付け替えられるのが面白い。標準ではオンロードよりのタイヤ。
在庫はありそうだが、予算オーバーの上に、どこの店も同じ価格が気になる。楽天で調べるとポイントが付くか、付かないかの差くらい。


調べれば調べる程、エアサス仕様が気になります。10万円以下ではスプリングサスが大半。
時期的に2017年モデルを待つ覚悟も必要かもしれません。

Pocket

ロードバイク 輪行袋の収納手順の練習 両輪を外すタイプ

Pocket

自転車で輪行は便利で行動範囲も広がります。

自分は折り畳み自転車での輪行は楽で簡単に収納できるので、よく利用します。

ロードバイクでは輪行の頻度が少ないので、たまに練習しないと、いざロードで輪行しようとしたときに駅で手間取ることもあるので今回自宅で、分解、収納をしてみました。輪行道具の点検も兼ねています。

使う輪行袋は両輪を外すタイプで横置きです。ディレイラーを保護する、エンド金具が必要ないので荷物を減らせます。エンド金具を付ければ縦置きもできます

縦置きタイプはほとんどがディレイラーを下にするのでエンド金具が必要です。多くのコンパクトな輪行袋は縦置きでエンド金具が必要なのに付属せず、別途エンド金具を購入しないといけないので注意が必要です。

さっそくロードバイクを輪行袋に入れる練習です。

CIMG1782

輪行袋を広げ、自転車を逆さまに置き前後輪外します。

事前に以下の事をしておくと作業が楽です。ついつい忘れがちです。

  • ハンドル周りの付属品を外していおく。サイコンやライトなど。
  • ギアはトップ側に入れておく
  • ブレーキ本体の横のレバーをリリース側にしておく(タイヤを外しやすくするため)

今回は室内で練習しましたが、実際はアスファルトやコンクリートの上なので、地面との設置部位は注意しないと傷がつきます。ブラケット等の接地面に手袋やウエスを敷いておくと傷防止になります。

CIMG1786

 

前後輪をフレームの横に付けます。ストラップでタイヤを固定します。自分は古いチューブを細く切ったものを使っています。柔軟性があり便利です。なにより無料です。無くしてしまう事も多い部材です。4点で固定しました。

CIMG1784

タイヤの固定がすんだらハンドルを切って輪行袋を閉じます。

CIMG1788

CIMG1790

付属のストラップで縛って完了です。ストラップがそのままショルダーベルトになります。

両輪を外すので横置きでもコンパクトです。

CIMG1791

すでに何度も同じ手順を踏んでいるので簡単に完了しました。これでいつでもロードバイクで輪行に出かけられます。

初めて輪行袋を使う人は必ず練習してから駅に行きましょう。準備から完了まで10-15分くらいです。

組み立ては分解と逆の手順になりますが、輪行袋を綺麗に畳んで収納する手間がかかります。

自分の輪行袋は横置きで必要ありませんが、縦置きの場合はディレイラーを守るエンド金具を付けます。今回は写真を撮るためにエンド金具を付けてみました。

CIMG1792CIMG1796

CIMG1793

縦置きは、さらに小スペースに置けますが、エンド金具がないとディレイラーが地面に接します。必ず必要な道具です。

ロードバイクの輪行袋は両輪を外すタイプなら縦置きでも、横置きでもコンパクトで、他の客への迷惑も最小限で済むのでお勧めです。前輪を外すだけのタイプは迷惑なので止めましょう。

少し練習すれば、両輪を外すタイプでも簡単に収納でき、手もほとんど汚さずに済みます。

 

 

 

Pocket

電動アシスト自転車 パナソニックのハリヤかヤマハPAS Braceか

Pocket

スポーツタイプの電動アシスト自転車の最高はヤマハのYPJ-Rで間違いないと思いますが、ロードバイクとして使うか、電動アシストとして使うか、何となく中途半端で、用途を明確にしないと購入する決断に至りません。

特に航続距離が短すぎます。実走行はカタログ値を上回ることを考慮しても短すぎます。

そこで従来からあるスポーツタイプの電動アシスト自転車を改めて検討してみたと思います。

パナソニックのハリヤと、ヤマハのPAS Brace XLです。YPJ-Rが出るまではスポーツサイクル電動アシストの最高峰でした。

YPJ-Rが出て影が薄くなりましたが、スポーツサイクルと電動がうまくマッチしていて、スポーツと日常の両方のスタイルで使えるいい自転車です。

両車はMTB風?でサスペンションが付いていたり、太いタイヤだったり、YPJ-Rがロード専用に対して、ハリヤとBraceはオールラウンダー的で航続距離も長く、実用的です。なにより価格がYPJ-Rの半分程度です。

ハリヤとBraceは性能もスタイルも似ているので簡単に比較してみます。

ハリヤPAS Brace XL
アシスト 強
*名称はメーカーで違う
48km50km
アシスト 標準
*名称はメーカーで違う
57km59km
アシスト 弱
*名称はメーカーで違う
73km75km
重量22.4kg23.2kg
ギア外装7段内装8段
その他グリップシフト

ラピッドファイヤ
ディスクブレーキ

2016年版のハリヤはバッテリも強化され、走行可能距離はPAS Brace XLとほぼ同じスペックです。

(Pas Brace 2017年版が発表 2016年版との違いは?)

価格は定価でハリヤ 約13万円と PAS Brace XLは約16万円

実勢価格はこのとおり

パナソニック ハリヤ

楽天市場

 

アマゾン
Panasonic(パナソニック) 電動アシスト自転車 2016年モデル ハリヤ 26インチ ELH42 12.0Ahリチウムイオンバッテリー 専用充電器付
ヤマハ  PAS Brace XL (ブリジストン リアルストリーム)

楽天市場

 

アマゾン
YAMAHA(ヤマハ) 2016年モデル PAS BraceXL(ブレイス エックスエル) 26インチ PA26B

 

性能はほぼ同じで価格差3万は結構大きいですが、PAS Brace XLのほうが価格が高い分、細かい部分のパーツがグレードのいい物が使われています。

ギヤはハリヤの外装7段に対して内装8段 内装ギアは変速機が密閉されているので汚れにくく、手入れも楽です。外装は油も飛び散るし、手入れしないとスプロケットに錆びも出ます。

ただ外装の場合自分の好みのスプロケット交換が可能です。8段以上も可能だと思います。内装ギアだと簡単に交換というわけにはいきません。

シフター(変速機)はグリップシフトに対してラピッドファイヤ ラピッドファイヤの方が操作性が格段に良いです。グリップシフトは長時間使うと手が痛くなります。

まあこれも少し自転車をいじるスキルのある人なら変速機は簡単に交換できるパーツです。ショップに依頼しても簡単にできます。価格も安いので最初から付いていて欲しいパーツでもあります。

PAS Brace XLはブレーキのフロントディスクなど価格が高い分、性能の良いパーツが使われています。特にコントローラーはアシストの設定以外に速度や距離が表示できる優れたものです。

自分が買うなら、ハリヤを買って、不満点はパーツ交換するのがいいかなと思います。3万円の価格差は大きいです。

気になるのは今後発売されるであろうヤマハのYPJ-RのMTB版です。サスペンションの付いているMTBは乗りごこちは最高ですが、普段使う一般道の走行性能はロードバイクに比べ相当落ちます。それが電動でアシストされたらとても魅力的な自転車になることは想像できます。2016年夏現在でも詳しい情報はまだ入っていません。


追記

ヤマハのPas Braceの姉妹車というか、ほとんど同じのブリジストンのリアルストリームを今回購入することになりました。

電動自転車 リアルストリーム購入決定 さらなるエコ生活へ

 

★ロードバイクランキング★

★ミニベロランキング★

★シティサイクル・ママチャリ ランキング★

★折りたたみ自転車ランキング★

★電動アシスト自転車ランキング★

★メンテナンス商品ランキング★

 

 

Pocket

カッコいいミニベロ電動 PAS CITY-X

Pocket

電動アシスト自転車は少し前までは、デザインが今一つの物ばかりでした。

はっきり言うと、おばさんくさいを通り越して、おばあちゃん用自転車という感じ。

10万円もするのにこのデザインかーと思うものばかりで、電動アシスト自転車の便利さが、デザインの悪さでかき消されています。

多くのママチャリタイプの電動アシスト自転車のパッと見のデザインは、ホームセンターで買える9800円のママチャリ程度ですから、いくら便利でも、これなら原付バイクの方がいいなと思ってしまいます。事実原付バイクの安い物なら買える価格です。

さすがの自分でも、便利さは認識しつつも敬遠していました。

ですが、近年、ロードバイクの電動アシストを始め、かっこいい電動アシスト自転車がかなり増えてきました。

今回は自分も大好きなミニベロタイプ。ヤマハのPAS CITY-Xに注目です。現在クロスバイクタイプの電動アシスト自転車を持ってますが、次に買うならこれです。

海外製のミニベロタイプの電動は安く通販でも売られてますが、ハッキリ言ってデザインが悪い。さらに品質も疑問がつくものばかり。

ただ海外製でも例外があります。

これは有名なTERNの電動アシスト ただ高価で手が出ません。

 

 

PAS CITY-Xはデザインが今までの小径車の電動アシスト自転車にくらべ格段にいいこと。性能もこのクラスの電動アシストとしては良いこと、さらに国内メーカーなので、品質も安心。部品の調達の心配不要です。

メーカーも不明な海外製だと故障=廃車の確率が高いでしょう。

国内製なら安心

 

 

通常のミニベロと比較しても、バッテリーが目立つだけで普通のかっこいいミニベロ。

ワイヤー内蔵のフレームで、すっきり見えます。標準で付いているライトもバッテリー電源なので別にライトの電池などの心配はなし。

オプションのバスケットもおしゃれで実用的。

小径車で電動なので荷物も楽に安定して運べる。

そして肝心の電動アシストの性能は

現行(2018年)モデルは2016年モデルから性能が大幅アップして

最高で 90km

標準で 69km

強で 54km

 

ミニベロとしての普段使いなら常に強モードで使えそうです。

休日の長距離サイクリングもこの数値なら安心して使えます。

 

欠点と思えるのは、変速ギアが内装3段。街乗りでは十分でしょうが、スポーツサイクルを楽しむには8段とかギアを使って欲しかった。重い電動自転車でも平地ならアシストなしで自力で走りたいものです。

ただ常に電動走行なら、電動のパワーがカバーしてくれるので変速が少なくても頻繁な変速は不要です。

電動アシスト自転車は細かい変速をしなくても十分走れるという発想があるのかもしれません。

自分も8段の変速の付いた電動アシスト自転車に乗ってます(リアルストリーム)が、自力走行以外は変速は頻繁にしません。どんなギアでも強力にアシストが入ります。使い方にもよりますが普通なら走行距離もカタログ値を上回る100キロ超も楽勝です。

タイヤ、ホイールはこの辺は普通の一般車ですね。

イタズラされる心配は少ないですが取り外しに工具が必要。スポーツサイクルならクイック式のハブでないと、メンテナンスの手間が相当違います。この価格帯のミニベロならほとんどがクイック式のハブを採用しています。

ちなみに自分の所有するリアルストリーム(26インチのクロスタイプ)は前輪がクイックで後輪がハブナット。後輪が出先でパンクしたときは手間がかかるパッチ修理になります。でも前輪だけがクイックでもメリットはあります。パンク修理はもちろん車に断然乗せやすくなります。

PAS CITY-Xの重量は21キロ 軽くはない 自転車としては重いです。

男でも15キロ超えの自転車は重いです。

車載や室内保管のために抱える必要があるときは普通のママチャリ以上に重いと思います。

価格は約12万円、実勢価格10万円前後、安くはありませんが、品質のしっかりした普通のミニベロは最低でも5-6万はします。

高い価格設定ではないと思います。

ミニベロはスポーツ走行から、日常の買い物利用まで、応用範囲の広い自転車で、さらに電動アシストが加わると利用価値も大きく上がると思います。

おすすめのユーザーは電動アシストなので当然、坂での利用が多い人だと思います。スタートダッシュの時もメリットはありますが、電動アシスト無しのミニベロでも、もともと小径車のスタートは速いのでわざわざ電動の力を借りるほどではないと思います。

もし平地での利用が多く、重い荷物も運ばないのなら普通のミニベロの方が速く快適だと思います。

逆に坂が多く、楽に走りたいなら電動アシストは後悔のない選択になります。

以下の記事が参考になります。

電動アシスト自転車をスポーツサイクルとして使う前に

電動アシストの真価が発揮できるのはやはりです。

 

 

 

 

YAMAHA(ヤマハ) 電動自転車 16年モデル PAS City-X(パス シティーX) PA20CX 20インチ 8.7Ahリチウムイオンバッテリー 専用充電器付

Pocket

ビンディングを付けるかフラットペダルのままか 初心者ほどSPD

Pocket

ビンディングとはペダルに足を固定する装置です。

自転車を日常の足としてだけ使っているなら別ですが、自転車をスポーツとして楽しむなら一度はビンディングを使った方が良いです。

たとえミニベロでもママチャリでもビンディングを使って自転車を漕ぐと違いがはっきり分かります。

ママチャリにビンディングをする人はたぶんいないと思いますが、他の自転車でビンディングを経験しておくとよいです。

なぜかというと、ビンディングには次の効果があります。

靴の裏と、ペダルを固定させ、適正な足の位置で漕ぐことで、効率が上がる事ペダルを踏み外す事がない、引き足といい、踏む力だけでなく、ペダルを引き上げる力も利用できるなどメリットがたくさんあります。

初心者に一番メリットがあるのは、適正な足の位置でペダルを踏める事じゃないかと思います。

スポーツサイクルに乗ったことが無い人、自転車初心者の足を見ていると、足の踏み面当たりで漕いでいる人が多いのに驚きます。

適正な足の位置は足の前の方でペダルを踏んでいます、変な癖が付いている人はビンディングを使うと、最初は相当違和感があると思いますが、慣れればペダリングが劇的に変わります。

ビンディングで適正な位置でペダルを漕いでいると、変な位置で漕ぐ癖が無くなり、ママチャリ等フラットペダルの自転車に乗り換えた時でも適正な位置で漕ぐことが出来るようになります。


デメリットはもちろんあります。初心者は特に

想像は付きますが、足をペダルから外せず、そのまま倒れてしまう事は良くあります。固定の解除は非常に簡単なのですが、そもそもビンディングを付けているこを忘れていることが多いらしい。

常に足の固定を意識しておくことが必要です。

固定力は簡単に調整できます。固定の解除は足のかかと部分をひねるだけです。それでもいざというとき忘れてしまうようです。最初は何度もロック、解除を練習する必要があります。


ビンディングの種類は数種類あります。

利用者が多いのは ロードバイク用のSPD-SL とMTBに多いSPD

外国の特殊な形状のもあります。

SPD-SL

 

SPD

互換性はありません

SPDに対応した靴はいろいろあり、サンダルのような物もあります、サイクリングの出先での歩行が多い人はSPDがお勧めです。自分もロードバイクにSPDを付けています。歩行がしやすく日常の靴と比較しても違和感が少ないので便利です。

ロードバイクで走りに徹したい人はSPD-SLがお勧めです。

外国製ではクランクブラザーズ等デザインがかっこよかったり、キャッチが簡単だったり数種類あります。

 

 

Pocket