自家用車を所有していると新車3年、以後2年ごとに車検がある これが無くなるだけで出費が減るのと同時にストレスも無くなる
車検時の保険や税金は固定なので諦めがつく しかし整備の業者選定が大きなストレスだ
自分の車の走行距離は年2000km 全く乗らなくても2年ごとに車検を受けねばならない
前提として、車の検査を定期的にすること自体に異議はない 無整備の車や無保険車が増えたら危険この上ない
今の車検は主に点検を利用した業者の金儲け目的のような制度になっていると感じるからだ
車検のたびに過剰な整備をまず勧められる 本来の車検の検査とは関係なくてもだ
各種オイル交換、クーラント交換、ブレーキパッド交換、バッテリー交換 この中のどれかはまず勧めるだろう
まあ機械に全く詳しくない人がいるのも事実だしメカに詳しくても予防のため消耗品を車検の機会に交換する人もいるだろう
だが今まで自分が受けた車検でほぼすべての業者が過剰と思える整備を勧めてくる 中にはエアコンフィルターなど車検とは全く関係ない交換を勧める業者、しかも料金がバカ高い 車のエアコンフィルター交換など家庭のエアコンフィルター掃除と大して変わらない作業だ フィルター自体も1000円程度の物が数倍の値段だ
とにかくいろんな無駄な作業=こちらからすれば無駄な出費を勧める
自分はある程度の知識があるから断るのも簡単だ だが車のことは言われるがままという人は正にイイカモ 簡単にボッタくれる
説明に納得してやってもらう作業もある、オイル交換など簡単な作業だがジャッキアップや廃油の処理など面倒だから依頼するメリットがあるのは間違いない
ただこれは自分の例ではあるがオイル交換は定期的に行っており、車検の時にはほぼ入れ替えたばかりの状態でもオイル交換をすすめてくる 当然お断りをするのだが、オイルの汚れ具合など関係なく交換をすすめてくる こんな業者は注意だ 他にも必用のない作業をまず勧めてくる
クーラント交換という作業も簡単であるが、交換料6000円くらいなら依頼してもよいと思う作業だが適当にやっているのでは?と思うことがある
それは60分や90分の車検の作業の中でキチンと作業しているのかという疑念 全量入れ替えで空気抜きの作業まですると結構手間で時間もかかる(自分でしたことがあるのでわかる) 他の点検も併せて60分や90分でまともな作業がやれるのであろうか?
自分が受けた格安車検の整備でブレーキオイル事件がある
ブレーキオイル交換作業も車検時に勧められる定番、自分で交換しても良いがタイヤを外すのが面倒なのでお願いはしていのだが前回の車検であることが起きた
車検後 速度メータ横にあるブレーキ警告灯が頻繁に点滅するようになった 加速時や減速時など車にGがかかるときにである
これはブレーキオイルの量が足らずにオイルの水面計ギリギリのところで油面の揺れでセンサーが反応していると感じた、すぐに車検を受けた整備工場に持って行ったのであるが、そこの整備士はこれは「センサー故障ですね」だという さらに「オイルは入っているので乗っていても大丈夫 センサー故障を直すなら〇〇円です」と
相手はプロの整備士、自分はDIYで車を触る程度なのでいったんは信じて乗っていたが、どうもセンサーの故障とは思えない 念のためホームセンターでブレーキオイルを購入してリザーバーに入れるとブレーキ警告灯の点滅は無くなった リザーバーの液面レベル下限を下回り水面センサーのギリギリしかオイルが無かったのだ つまり交換時にオイルを十分に補充していない 命に係わる危険なミスをしている上に異常を指摘しても確認もろくにせずに大丈夫だと、、
こんな整備工場に出した自分も悪いが、タイヤのボルト締め付けまで怪しく感じるのでトルクレンチで絞めなおしたのは言うまでもない
まあ車検後に車の不具合があるのはよく聞くので、整備工場を選択するのは本当に難しい
他にもいろいろあるがこれが今まで自分が受けた車検の実態 大手ディーラーでも不正車検の記事になっていたりするので、この世にはディーラーを含め金儲けだけの整備、適当な整備をしている相当数あるは間違いないだろう
もし今後車を購入し、車検をうけることがあるとすればユーザー車検をするだろう
今の胡散臭い制度があるから胡散臭い業者も増えるわけでいったんリセットしてコストを含め見直してほしいものである
自分は次回車検までには車の登録を抹消するつもりなので、今後二年ごとにこんな面倒くさい車検という制度にかかわらないで済むので良かったと感じる