煽り運転、毎日のようにニュースで煽り運転の事件が報道されている。あのような運転が罰せられる事ぐらい免許を持たない人間でも理解できるはずなのに。理解できても自分を制御できない人間が少なからずいることは、間違いない。
以前より、車に乗っていると後続車は車間距離を十分に取り、無茶な割り込みも減った気がする。
だが、しかし、バイクに乗るとほぼ確実に煽りを受ける。良識のある人間なら車と同じように車間距離を十分とってくれる。だが数台に1台は煽ってくる。
車の意図は不明、理解しようとしても理解できない。
前方が空いていて安全に抜ける幅員のある道路なら、速度を落とし、左により抜かせる。こちらも気になるのでサッサと走り去ってもらったほうがいい。
だが前方にも車両が走り、交通の流れに乗り、車間も開けているわけでもない、それでも追い抜こうとするのか不明だが異常接近する輩がいるのだ。
信号待ちなどで運転者の顔を確認すると、特別攻撃的な人間でもなさそう。普通の主婦のようだったり、中にはベビーインカーのステッカーを貼った車だったり。運転教育のせいか、ただ運転者個人の運転モラルが低すぎるのか?。
とにかく自分の思考を超越した行動をしてくるので、自ら対策をしなければならない。
万が一の時は自分に非がないことを残せる映像、ドライブレコーダーだ。
車と同じようにドライブレコーダはバイク用も売っている。前後カメラでアマゾンで売っている中華製でも車用に比べると少々高め。防水とか振動とかの対策がされているのだろう。取り付けも車に比べ複雑だ。
自分も前後同時録画のバイク用ドライブレコーダーを買おうと思って検索していたらインカムにカメラが内蔵されているものを発見、これを買った。ちなみにインカムとはヘルメットに内蔵したマイクとスピーカで別の人間と話ができる無線通信機器。
これならば、費用も安く、電話も音楽もOKの一石数丁。ヘルメットの横に装着するので顔を向けた方向にカメラも向くので固定カメラよりもいいと思う。
欠点は都度のバッテリー充電とドラレコとしては後方録画できない。
今回はあおり運転対策なので後方録画できないと困る。
そこで自転車用に買った安い中華製のアクションカムがあるのを思い出した。後方録画にこのアクションカムの選択がバッチリ良かった。
1.なんていっても安い。本家GOPROの10分の1以下の価格。簡単に外せるが設置したままでも安いから安心。
2.存在感がちょうどいい。ドラレコの後方カメラは、車用でもバイク用でも小さい。アクションカムを防水ケースに入れると大きさも程ほどになり後方車両からも認識しやすくなる。大きいレンズで意識すると思う。
3.設置が楽。自分の場合だがカメラに付属していたアダプターをシールで張り付けただけ。電源はモバイル充電なので車両のバッテリー負担がない。車両の電源から給電してもよいが。カメラのバッテリー消費はとても少なく小さなバッテリーでも十分だ。
さらに、後方車両に対してはステッカーで告知すれば効果がさらに上がるだろう。自分はケースの目立つところに貼った。ステッカーはアマゾンで購入。車用なのかサイズがデカいのが多い。自分のバイクに貼るスペースがあるかも大事。カー用品店でサイズを見た方がいいかもしれない。
自分の場合ケースを外すとステッカーを貼る場所が限られてくる。ただカメラは目立つ。
これで十分とは言えないが、これでモラルの低い運転者の半分くらいは意識してくれるだろう。当然、後方車両への警告だけでなく、録画もばっちりだ。
後方カメラはドラレコ用なので安物アクションカムの低解像度でも十分だ。当然ループ録画の設定は必要。
後方録画のキャプチャーはこんな感じだ。
ちなみにアクションカムの防水ケースは安物カメラでも付属してると思うが常時充電できるように穴を開けケーブルを通し防水するか、充電ケーブルが付いたケースを買う必要がある。