前回、熊本の峠 大通越で調査して、今回は第2弾。
熊本の二本杉峠。
二本杉峠は標高1100m程度の、熊本では、そこそこ名の知れた激坂の峠。そこで電動アシスト自転車のバッテリーの減り具合を調べました。
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自転車はブリジストンのリアルストリーム。
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前回の大通越は標高 約800mで、今回はさらに300m程高いわけですが、前回のデータからはたぶん余裕でクリアできると思います。
登る経路はいくつかありますが、泉方面から登りました。どの道からでも激坂が待っています。個人的な感想ではこちらからの方がきついです。
本格的な坂が始まる前にも適度な坂を300m位登っていくので、バッテリーも少しづつ消費します。
標高300m位にある道路の分岐点から二本杉峠に行く本格的な坂が始まります。
ここまででバッテリー残は80% 残りの標高800m。
ここからは平坦がほぼないので、常時アシストが掛かっています。
じわじわとバッテリーを消費していきます。速さよりも、走行距離優先なので、ギアはロー。スピードは常に10キロ前後です。
ここはロードバイクで登っても自分の足では時速10キロ前後しか出せません。
違うのは当然、体の負担。
ロードバイクで登るときはダンシングでフラフラ、サイコンに表示される速度、勾配を確認するのも大変な坂でも、電動アシストなら車体が安定しているのでサイコンを余裕で確認できるし、激坂の途中でも片手でドリンクも飲めるほど余裕です。
気温は35度前後の猛暑の時間帯。
時間はかかりましたが余裕で1000mに地点に到着。あと100m程ありますが、激坂はほぼここまでなので実質ここがゴールです。
バッテリーの残りは約40% 激坂700m登るのに40%消費しました。
全体では、出発地点は標高数メートルなので、約1000m登るのに60%の消費です。
標高1000m位から、緩い登りと平坦になるのでアシストのスイッチを切りました。気温も低くなり快適です。残り100mは自力走行で登ります。
ギアも8速あり、緩い坂をゆっくり走るならアシスト無しでも余裕で走れます。モーターの音も無くなり、快適に走れます。
余裕で頂上の展望台に到着。ただ所要時間はロードバイクの時とあまり変化はありません。もっと早く登れますが、バッテリーの消費が増します。
今回改めて電動アシスト自転車の快適さが確認されましたが、前回の大通越の峠同様、やはり峠を登り切った感動は自力の時と比べ半減です。
ただこの猛暑の季節と時間帯だったら、ロードバイクでもこの峠を目的地にはしません。ソロツーリングだし、こんなところで熱中症になったら、救助に時間もかかるし、そもそも発見されない可能もありますから。
余談ですが、今回せっかく峠に登ったので、持参した一眼カメラで綺麗な景色をついでに撮るつもりでしたが空気が霞んで視界が悪く、重いカメラを持ってきた意味がありませんでした。
でも電動アシスト自転車なので大きいバッグに重たいカメラを積載しても負担は全くありません。持ち物の大きさや重さを大して気にせず、なんでもバッグに入れて余裕で峠を登って行けるのは最高です。
峠道の第一弾の記事
追記:
この記事から数か月経過、冬場の気温の低い季節になると、バッテリーの性能が明らかに落ちるのが確認できます。冬場にギリギリの走行をすると、予想より早くバッテリー切れを起こすかもしれないので注意が必要です。