自転車での手のしびれ対策 予防方法

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長時間自転車に乗っていると手が痺れてきます。全然大丈夫という人もいますが、同じ悩みを持つ人も多いと思います。

たぶん、手かお尻のどちらかが痛くなるのが普通でしょう。

数十キロの体重を小さい面積で長時間支えているので、無理もない話です。

ほとんどの症状は乗り慣れれば解消していくものですが、そうでない痛みもあります。

できるだけ手に荷重を預けないようにすればいいのですが、ロードバイクなどスポーツサイクルは元々前傾姿勢で、手に荷重が集中しているのが原因。

手に荷重がかかりすぎて痺れる人は、腹筋と背筋で上半身を支えて手の負担を少なくすればだいぶ改善します。

自分は100キロ以上走ると、しばらく小指が麻痺したようになっていましたが腹筋、背筋を意識して走るようにしてから痺れが残ることはなくなりました。

ただ腹筋や背筋を今から鍛えても、いきなり筋肉が付くわけでもない。

痛くなる前に意識してハンドルのいろんなところに持ち替えるのもかなり効果あり。その点では、ロードバイクはかなり有利です。

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長距離走行は体が疲れてくると、一点を持ちっぱなしで、しかもハンドルに荷重が行ってしまいます。腹筋、背筋が弱いとずっと支えられませんから。

更に、ハンドルに力を入れて支えないと荒れた路面で前輪が暴れてコントロールが難しくなる時もあります。

特に、坂道を高速で下る時に荒れた路面に遭遇すると前輪が暴れます。

ハンドルを力で抑えないと前輪がポンポン跳ねるので危なくてしょうがありません。手には相当負担がきているようで、ブレーキも併用すると更に力を入れざるを得ません。

特にロードバイクで荒れた路面の下り坂に遭遇すると地獄のようです。痺れるというレベルを通り越して痛みが走ります。

交通量が少なく人気のない山に行くと、路面状態が良くない道にたびたび遭遇するので、振動対策はいつも意識しています。

MTBならサスペンションで振動もかなり吸収してくれますが、サスペンションがない自転車は、グリップに対策をするか、手袋で振動吸収しないと痺れます。

フラットバーのハンドルなら、幅広で手に掛かる荷重を分散できるエルゴングリップなどがあります。ただの丸いグリップに比べたら雲泥の差です。一度使ったら止められません。

 

ロードバイクはハンドルとバーテープの間に振動吸収材を入れ込む方法などあります。
フィジーク(FIZIK)バー ジェル2 ハンドルバー用ジェルパッド


嫁のロードバイクのスペシャライズドは最初から振動吸収材が入っているモデルでかなり効果があります。

バーテープをクッション性のある厚めの物にしたり、二重に巻くなどの方法もあります。

専用の振動吸収材はけっこういい値段がするので100円ショップで売っている青いゲル状の防振材を切って使えないかと考えています。

ロードバイクの振動対策 100円のゲルを入れてみた

 

パッドが厚めのサイクルグローブをするのも効果があります。

ただ、経験からすると自分が愛用する安物グローブのパッドは、へたるのも早いです。やはり重要な部分にはコストをかけなければなりません。

普段は安物のサイクルグローブを使っていますが、100キロ超の走行が想定されるときは、価格が高いですが、厚めのクッションが入った有名メーカーのグローブを使います。クッションのへたりが少ないのでお気に入りです。

 

 

タイヤのサイズを替える方法もあります。最近のロードバイクは23cより25cのサイズも多くなってきてます。当然タイヤの中に入る空気の量が多くなるので衝撃吸収が向上します。自分はまだ23cですが、今のタイヤが交換時期に来たら25cに替えてみようかと考えています。

お尻の痛みと同じで、いろんな対策品も売られてるので、いろいろ試してみて自分にしっくりくるものを時間をかけて探すのがベストです。


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自転車のカバー 汚れ防止だけじゃない

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自宅の自転車の駐輪 屋外駐輪ならカバーを薦めます。

自転車の駐輪はどうしてますか、できれば屋内の駐輪がいいのですが、ママチャリのような実用車や、スペースが無いなどの理由で屋外駐輪する人はカバーをお勧めします。

カバーをすることによって

埃などからの汚れ防止

雨水による錆の抑制

盗難の抑止   になります。

特に雨は自転車をすぐ錆びさせます。安い自転車ほど防錆が弱いのでカバーをする価値はあります

そして鳥の糞、自転車は鳥が休むのにいい形をしてるのか、よりにもよって、ハンドルやサドルを汚していきます。自分は何度もやられています。

盗難に対しても、カバーを外すとき、結構ガサガサとカバーから擦れる音がするので、盗難の抑止になります。

カバーは100円ショップにもありますが、数千円の物に比べ品質が明らかに違います。100円の物はゴミ袋よりましな程度、すぐ破けてしまいます。

なんども買い直すことになり、最初からいい物を買った方がいいです。100円ショップが大好きな自分でも、自転車のカバーは良いとは言えません。

すぐ使えなくなることを承知で簡易的に使うなら100円の自転車カバーも、ありです。

きちんとしたカバーは生地が丈夫で下の部分が紐で絞れ、風でカバーが飛んでいくことの防止にもなります。100円のカバーも紐がありますがペラペラのビニールで1回の強風で千切れました。

デメリットはカバーをすると風の抵抗を受ける

自転車のカバーは横から風が吹いたときに、もろに風圧を受けるため、倒れないような処置が必要です。柱などの支柱に縛り付けるか、壁際に置くなど工夫が必要です。

こんなシェルターもあります。ドッペルギャンガーはユニークなサイクルパーツが豊富で自分も結構好きです。

まあ、室内保管できる環境にあれば室内がベストです。

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スプロケットの掃除 自転車掃除に便利な毛糸

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スプロケ、細かい隙間の掃除はこれだ

自転車の掃除はどうしてますか、自分は毎回掃除してますが、結構大変です。ボディ周りの拭き上げは古着を利用してます。

大事なの見かけだけでなく、走行性能に影響のあるチェーンとスプロケット。しかも汚れやすいパーツです。

チェーンは専用の掃除道具などもあり、掃除をやりやすいのですが、スプロケは大変です。自分のリサーチ不足かもしれませんがスプロケ専用の掃除道具はあまり見たことはありません。細いブラシは持っていますが砂や土は取れますがオイル汚れは取れません。

ですから今まではオイルを含ませた古着をスプロケの隙間に入れて布を上下させ掃除をしていました。これでも結構きれいになっていました。

あるとき嫁がどこからかの情報で100円の毛糸が便利だよー’と言い。ピンときました。

そういえば紐状の掃除道具がネットで売っていた事を思い出しました。ただそれは、結構いい値段がして毎回の掃除で使い捨てにするにはもったいない価格だったの見送りました。

100円の毛糸なら使えるかもと思い、早速購入。使ってみました。

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いい感じで隙間に収まります。

写真は7速のスプロケで幅が広めですが。10速、11速ならもっときつくはまります。

これは結構使えます。古着を使った掃除より格段に楽で綺麗になります。他にも自転車は狭い隙間が多いのでいろいろ応用できそうです。

11速なら10の隙間があり、結構面倒ですが毛糸を2本に折り返します。一度の作業で2枚分の隙間を掃除できます。

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掃除のしにくいハブもこれでできます。

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最初、誰がこのアイデアを思い付いたか分かりませんがありがとうございます。

 

 

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自転車パーツのグレードアップでどれくらい変化を感じるか試してみた

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自転車のチラシなどで「信頼のシマノギア搭載車」とか宣伝文句をよく見ます。確かにシマノのは世界のメーカーで信頼できます。

シマノ搭載といってもパーツにはグレードがあります。ギアでも1000円程度の物から月給分位するものまであります。でもそこは世界のシマノで1000円のギアでも信頼度は抜群で、故障や不具合はめったにありません。


パーツのグレードでどれくらい走りが変わるか、パーツのグレードアップをした時の経験上の話を書きます。


ロードバイク ティアグラから105へ

最初は使っていたパーツは中級グレードの旧式ティアグラの10速です。ほぼ満足してましたが1つ上のグレードの105の11速が出たので数万円出して交換しました。

走っている感じは良くなったと感じましたが、データを見てみると、いつも走るサイクリングコースの平均時速に大きな変化は見られませんでした。

自分の走り方がいつも全力で走るわけでなく、適度な負荷のサイクリング中心ですので、限界の性能は違うのでしょうが普通のサイクリング程度の走行では大きな変化なしです。

明らかに違うのは、操作性の向上、軽いレバー操作でギアが変わるので操作は楽です。見かけもワイヤーが内蔵されハンドル周りがすっきりしました。ギアが1枚増えたので長距離の疲労軽減になります。

ティアグラ、105のグレードが近いせいか、すでにティアグラのグレードが完成されているせいか分かりませんが、走行性能が格段に上がるような感じではないです。


 

ロードバイク A070からティアグラへ

娘の自転車ですが当初は7速のA070というパーツ。ソラとかクラリスとかよりも下位のグレードです。一応カセット式ですが見るからに安そうなパーツです。それをティアグラに変更しました。さすがに7速ではギアの間が飛びすぎて大変です。

交換後は走り、操作性、見かけも、音もすべて変わりました。ギア比が変わったせいもありますが坂も楽に上れるようになりました。ただ娘の脚力ではトップギアは使えないようです。

7速から10速へ。クラリス、ソラを飛び越え3ランクアップですので違いははっきり分かります。


最近は10万円台の入門クラスでもいきなり11速の105グレードが付いているバイクが多いので、後々のことを考えると105搭載車がお勧めです。


 

追記:

ブレーキもグレードがありますが、そもそもロードバイクのブレーキは構造が大きく変わろうとしています。

今まではホイールをシューで挟み込むタイプでした。グレードの違い以前に、構造的な物で、はっきりいって、効きにくいです。

長い下りなど、手の握力が相当必要になります。

それがディスクブレーキに変わってきています。伝統的なヨーロッパのレースでもディスクが許可され使うチームもあるため、今後他のチームにも広がっていくでしょう。

性能の差は明らかで、ディスクが当たり前の時も、そう遠くないように感じます。

構造がまったく違うので、パーツの交換ではダメでしょうから、自転車を買い直す事になります。

ロードバイクは高価ですから、簡単に買い替えることもできず、近い将来、悩むことになりそうです。

 

 

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超簡単 ハブの玉当たり調整とグリスアップ

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ハブの玉あたり調整とグリスアップ 簡単なのでやってみよう

先日、子供の格安自転車のハブに鉄球が入っていなかった(足りなかった)ことに驚愕しましたが、自分のミニベロの玉当たり調整は購入以来まだやったことが無かったので、今回作業をしました。

玉当たり調整は非常に面倒くさそうに思いますが、一度やれば簡単です。

格安自転車などは固く締めすぎたりしていて回転が非常に悪い物があります。調整すれば見違えるように回転が良くなります。


今回は購入後2年経過したミニベロの前輪です。後輪はホイールを交換したばかりなので今回は見送り。作業は調整の前に玉を取り出して、グリスも塗りなおします

必要なものは

グリス、スパナ(薄型)、ディグリーザー

あれば便利な物

磁石、綿棒、ピンセット、鉄球を入れる容器


早速作業です

クイックのハブですが、ママチャリでもほぼ同じ作業です。

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ハブに2つのレンチをはめてロックナットを緩めます。1つの薄型レンチは軸の内側にある玉押し、もう一つは外側のロックナット、外側は薄型でなくてもいいのでモンキーを使いました。

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ロックナットと玉押しをシャフトから外すと、鉄球が見えます。

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シャフトを反対側からゆっくり引き抜きます。シャフトを抜くと鉄球はグリスの粘着力だけで、ハブに付いているので、鉄球が落ちて無くならないように注意して抜きます。

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次に鉄球を取り出します。自分は磁石を使います。簡単に取り出せ、無くすリスクが減ります。

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鉄球を取り出しました。劣化したグリスだけが残ります。

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ウエスや綿棒で綺麗にします。

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鉄球はディグリーザーを使うと綺麗になります。

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ハブに新しいグリスを塗り、鉄球をはめます。グリスの粘着力で付きます。ピンセットがあると作業がやりやすい。

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玉押しもウエスで綺麗にします。

反対側も同じように作業をし、シャフトを差し込みます。差し込む時も鉄球を落とさないように注意します。

後は玉押しとロックナットを外すときと逆の手順で戻します。

ここで調整をしながら締めます。

玉押しを締めると固くなり(ゴリゴリする)回転が悪くなります。緩いとガタが出ます。

調整は経験すればするほど、感覚が分かるので、最初は何度も締めたり緩めたりして、シャフトを回転させて手に伝わる感じを覚えてください。

固いと手にゴリゴリと振動が伝わります。緩めるとスルスルとした感じになります。ちょうどいい感じになったら、2つのスパナを使ってロックナットを締めます。

コツをつかめ簡単な作業ですが、最初は手に伝わる感触を何度も確かめてください。

完了したらもう一度回転を確かめて完了です

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格安自転車 変な音がするので分解してみた 

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格安自転車 異音がするので分解してみたら驚きの結果が

ホームセンターで売っていた子供用格安自転車。正月に購入後、天候の悪さと気温の低さであまり乗れませんでしたが、当初から後輪の方から変な音がしていました。カタカタ、カクカク、ホイールが1回転するごとに1回音が鳴る。音は収まる気配はない。

やっと暖かくなってきたので、調べてみることにしました。

前にも書きましたが、安い自転車はそれなりのパーツしか使われていません。

しかも自転車専門店外で買うのはそれなりの覚悟とリスクは必要だと思います。もちろん自分もそれを理解して購入しました。

異音の原因を探るため最初は外観から見る。当初予想していたタイヤと泥除けの接触はない。どうやらバンドブレーキの近辺から音がする。格安自転車はほぼこのバンドブレーキです。ホイールを外して分解してみる。

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何度も思うが安い自転車ほど整備がしにくい。ブレーキとホイールが一体となっているので、ケーブルを外してからホイールを外す。クイックならワンタッチで外れるのに、この自転車はモンキーレンチやドライバーを多用して10分以上かかる。

ホイールを外し、バンドブレーキを分解。ほぼ新品なのでブレーキは綺麗。異物もない。音がするような原因は見当たらない。ここまで原因不明。

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せっかくホイールを外したので玉あたりを見てみると、ゴリゴリしていて固い。酷い締め付け方です。過去に自分が購入した自転車で一番回転に抵抗があります。

やっぱり格安自転車は安いパーツだけでなく、組み立てもいい加減だなと、改めて思いつつ、調整をする。

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このような適当な組み立て方なら、ベアリングのグリスも入っているか心配になり分解してみるとことに。   グリスはありましたが、 ナ、、ン、、ト  目を疑いました!

本来そこにあるものが無い、正確に言うと、あるものが足りない。

ベアリング

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ただの鉄の玉ですが、明らかにベアリングが2個分ない、歯が抜けたようにすきまがある。

1個でなく2個です。1個なら気づかなかったかも、、、。

思わぬところで異音の原因が分かりました。ベアリングが無いため、回転が悪くなり異音が発生していたようです。

こんな不良ホイールの自転車で先週20キロ走った娘は偉いと思いました。

これは明らかに、整備不良か不良品。ホームセンターに持っていけば無償修理でしょうけど、重い自転車を車に積んで購入した20キロ先にある店舗まで持っていく気がしない。

近所の自転車屋さんにベアリングだけ買いにく、思ったより高く1個60円。

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一応反対側のベアリングも足りてるか調べる。ギアがあるのでスプロケットを外して確認。こちらは大丈夫。

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スプロケを外すのは専用工具が必要です。

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購入したベアリングを取り付け、玉あたりの調整を済ませ、組み立て。

みごとに異音はなくなりました。ホイールもスムーズに回ります。

今回の一件で改めて格安自転車を専門店以外で買うのはリスクが伴うことが確認できました。自分である程度修理できるスキルのある人はいいですが、そうでない場合、よく考えて購入してください。ネットでも実店舗でも自転車専門店から購入することをお勧めします。

追記

ハブのベアリングが有るか、無いかなんて専門店で買っても分解して調べないでしょうね。専門店なら異音で気づくかもしれないけど。これは製造元の品質管理の問題でしょう。いずれにしも安い自転車は最初に想像もつかないリスクが有るってことです。

 

 

 

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大型サドルバッグを使ってみた 通常の物との比較

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サイクリングに必要な物をあれこれ持っていくとバッグが必要になります。

自分はいつもリュックにするかサドルバッグにするか悩みますが、背中の汗や、リュックの重さなどを考慮すると、できるだけ自転車の方に重い荷物を負担してもらいたいのが本音です。


最近多く見られるようになった大型サドルバッグを使ってみた感想です

大きさはこれだけ違います。小型サドルバッグと大型サドルバッグ

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どれだけ荷物が入るか?

通常サイズのサドルバッグはチューブと工具を入れたら、残りのスペースは僅か。大型サドルバッグは、何を入れようか迷うくらいたくさん入ります。

容量も調整できるので、サイクリングの途中で買ったお土産や食料など荷物が増減しても対応できます。工具、輪行バッグ、防寒着、カッパ、一眼カメラを入れても余裕です。

自転車の運転のしやすさは?

自転車を押して歩く時はユラユラと左右に振れるのが分かります。ただ乗車して運転しているときはサドルの荷物は気になりません。

自分はバッグの大小の差はまったく感じませんでした。

気になる点は?

使い勝手として、これだけ荷物が入ると貴重品も入れてしまいます。

食事やコンビニなどで自転車から離れる時、荷物をどうするか迷います。盗難が気になるならバッグを外して持ち歩くことになります。

取り付けは簡単ですが、ワンタッチというわけではないので、面倒と言えば面倒です。リュックなら身に着けたままで済みますが、頻繁に自転車から離れる時は注意が必要です。

サドルから簡単に外せるし、荷物の入れ口もバックルで簡単な反面、盗難はされやすいと感じます。


比較したサドルバッグはTIMBUK2 1万円前後

他にも数多くあります

 

自分はソロで山道を走ることが多いので、万が一の事等を考えると、とにかく荷物が多くなりがちです。輪行袋やウインドブレーカーだけでも、自転車ではかさばります。

軽くて、大容量のバッグが増えてきたので助かります。ただ価格が高めがネックでしょうか。

 

 

 

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輪行で行動範囲が広がる ロードバイクのお勧めの輪行袋

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自転車を電車やバスに載せて移動することを輪行と言いますが、行動範囲が大きく広がります。また、故障したり、天候の悪化の時も利用することもあります。

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NHKの番組「こころ旅」で火野正平さんが輪行するシーンも流れるので、あんなことできるんだと思う人も多いのでは。

輪行するのに必ず必要なものは輪行袋。昔はビニールのゴミ袋を代用する人もいたそうですが今はキチンとした専用の袋でないといけません。また、バスでは輪行できない方針のバス会社も多いので注意が必要です。

輪行袋を持っていると荷物になりますが、非常時には電車で帰れるという安心感があり、結構遠くまでサイクリングできます。走れるところまで走って後は電車で帰るという使い方もできます。

でも輪行は自転車という大きい荷物を電車などに持ち込むので、特別注意は必要です。

輪行袋はできるだけコンパクトな物で縦置きできるタイプをお勧めします。

コンパクトで軽量なら持ち運びも苦になりません。もしかして使うかもしれないと予想されるときでも気軽に持ち出せます。大きくて重たい輪行袋はそうはいきません。


ロードバイクの輪行で前輪しか外さない輪行袋もありますが、相当に空いている電車でないと迷惑でしょう

規則ではまだOKかもしれませんが、前輪を外しただけでは、大きさはほとんど変わりません。自分も、前輪だけ外すタイプの輪行袋も持っていますが家の中に保管するときにしか使っていません。

今主流なのは、両輪を外すタイプの輪行袋、両輪を外すとかなりコンパクトになります。後輪を外すのはチェーンで手が汚れたり、自転車を逆さまにして収納する必要がありますが、事前に練習しておけば手早くできます。

 

 

輪行袋自体もコンパクトでドリンクホルダーにも収納できるモデルもあります。縦置きと横置きがありますが、縦置きの場合、よりコンパクトに置けますがディレイラーを保護するエンド金具が必要ですので注意が必要です。

 

 

縦置きにすると新幹線など座席の一番後ろの空いたスペースにきっちり収まります。横置きだと縦置きに比べ当然多くのスペースが必要で通路にはみ出る可能性があります。

自分がよく利用する九州新幹線の自由席は2列と3列の席ですが、横置きだと2列の席の後ろでは若干はみ出てしまいます。縦置きのタイプだと2列も、3列もキチンと収まります。エンド金具が必要になりますが、より狭いスペースにおける縦置きタイプはお勧めです。


余談ですが、輪行するのに最強なのはやはり折り畳み自転車です。簡単にコンパクトに収納できるので、輪行の敷居が相当に低くなります。

折り畳み自転車の場合、ロードバイクに比べ作業量は五分の一以下です。自分の折り畳み自転車(tern)の場合、折り畳みに1分、輪行袋は被せるだけなので3-4分の合計5分です。列車の時刻もあまり気にせず作業できます。

ネックは重量。ロードバイクのほうが軽いので、輪行袋に入れた後の持ち運びはロードバイクの方が軽量で楽です。

 

 

輪行袋は電車等の利用だけでなく、車や、室内保管の時の、汚れ、キズ防止にも役立つので1つ持っておくと便利です。

 

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サイクルジャージかトレーニングウェアか

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サイクルジャージは自転車に最適化された服だが、最初は少し躊躇する。

サイクルジャージという自転車専用のジャージがあります。

体にピタッとしているため、風の抵抗を受けにくく、バタつかない。ペダルも漕ぎ易くパッドもあるのでお尻も快適後ろのポケットも食料、貴重品などいろいろ詰め込んでも邪魔にならず便利。といいことずくめです。

ですが、ピタッとする服が恥ずかしいデザインが派手価格も高いなど敷居が高く、最初は普通のスポーツウェアで乗ったりします。

ですが自転車を続ける人は、機能性の良さから最後はサイクルジャージを入手することになると思います。

自分も自転車に乗り始めの頃は普通のトレーニングウェアでしたが、服がバタつくのと、風を切る音がうるさいのが嫌でした。

試しに専用ジャージを着てみると、とにかく快適です。

派手なデザインは今でも好きではないですが、探せば落ち着いたデザインの服もあります。価格は高めで、普段量販店の安い服しか着ない自分にとってはビックリするような価格ばかりです。

ネット通販の格安品でも機能は十分で、逆に安い製品のほうが落ち着いたデザインの物が多いので最近はもっぱらそちらを利用しています。価格が安く失敗して買い直しても後悔が少なくて済みます。

そもそも実店舗でサイクルウェアを買おうと考えても、大都市以外の地方では売っている店自体も少なく、大きなスポーツ専門店でもなかなかありません。

サイクルスポーツの日本での認知度の低さはまだまだのようです。

カペルミュールとか落ち着いたデザインで欲しいメーカーもあるのですが自分は田舎に住んでいるので、どこに売っているのかもわかりません。

 


ママチャリでの服装はどうでしょうか。さすがにママチャリでサイクルジャージを着ている人は今まで見たことはありません。やはりアンバランスです。機能は明らかにサイクルジャージがいいのですが、速度も遅いし、ママチャリで100キロ走る人もあまりいないでしょう。

自分はポタリングならママチャリでもロードバイクでも普段着で問題ないですが、ズボンは意識して選ばないと裾がギヤに噛んで破れたり、汚れたりします。一番嫌なのはピタッとしたパンツでないと漕ぎにくいのです。

お勧めはストレッチジーンズとかストレッチチノパンとかストレッチを謳っているものがとても良いです

サイクルパンツの様に脚にピタッとしギヤの噛みこみもなく風の影響も少ない、柔らかく伸びるのでペダルも漕ぎ易い、もともとが普段着なので、シーンを選ばない。最近どこでも売っていて価格も安い。50キロくらいのポタリングならお尻パッドもいらないので自転車を問わず使えます。

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自転車とマスクと花粉と埃 メガネ曇り止めのレビュー

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自転車とマスクと花粉と埃で注文したメガネの曇り止めが到着したのでレビューします。

自転車とマスクと花粉と埃

前の記事で自転車乗車中、外気で冷たくなったサングラスやメガネが、マスク、特に排気弁のないマスクを使っていると結露で白くなり、危険なことは書きました。そこで曇り止めを検討。

注文した曇り止めはこれです。

ANTI FOG

到着した商品は、発送時の梱包以外に、箱などなく別紙の説明書もない。小さく軽い商品。チューブの裏に小さい説明書きがあるだけ。虫眼鏡が必要なくらい小さい文字。

したがって、どういう機能でどのくらいの効果があるかなど一切不明。参考になるのは購入者のレビューのみ。

よく売っている瞬間接着剤の容器程度の大きさ。曇り止めを謳っている商品は100円ショップにもあるため、この大きさだけみると高価に感じますが、効果に期待します。

容量は5グラム 確かに少ない。

取りあえず使ってみる。「米粒大に塗り、指で塗り広げ、ティッシュで拭く」それだけ。過去に使ったことのある曇り止めはサラサラの液体だが、これは軟膏みたいなゲル状。

無題

自転車で曇るのはレンズの内側なので節約するために内側だけに塗りました。そしていざ外出。マスクをして最初の一息で一瞬、曇りかけますが、その後は

曇りません。今まで白くなっていたのが、クリアなまま視界が広がります。

今度はメガネを外して直接息を吹きかけてみます。少し白い所が出ましたが、そこは塗りムラがあったようです。もう一度綺麗に塗り、ティッシュで綺麗にふき取ったら、今度は曇りません。

効果は高いようです。機能の説明書きが無いので、詳しいことは分かりませんが。レンズに着いた水分を撥水するのではなく、親水させているようです。吹き付けた息の水分がレンズの表面にうっすら広がっているのが分かります。

商品の容量は5グラムで少なく感じますが、1度に使う量が少なく、効果も高いので、いい商品です。最大50回使用できると書いています。自分の様に片面だけならもっと使えるはず。あとは効果の持続時間ですが、24時間経過した時点では効果は落ちていないようです。

メガネの曇りの改善は自転車だけでなく普段の生活でも便利ですので一つ持っていると、かなり役立ちます。

 

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