自転車チェーンに噂のベルハンマーを塗布して峠に行く

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ベルハンマー、テレビの番組で高性能が証明され、人気の潤滑剤を入手したので、早速、愛車のチェーンに吹き付け、普通のオイルとの違いを体感してきました。

その前に今まで自分が使っていたオイルは自転車専用オイルもありますが、ほとんどがホームセンターで買ったスプレー式の潤滑剤。1本200円位。

スプレーしながらチェーンの汚れも吹き飛ばせるので便利、低コストで愛用してます。

さて今回のベルハンマー、同じ潤滑剤でも一般的な潤滑剤との性能の差が相当大きい事は分かりましたが、自転車専用オイルというわけではない。

通販サイトのレビューを参考に、自転車のチェーンオイルとして使っている人の感想が良かったので、自分も高性能潤滑剤と格安潤滑材の違いを体感してみることにしました。

ちなみに当然ですが自転車以外の用途でも高評価が並びます。

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スズキ機工 LSベルハンマー スプレー420ml
その性能を確実なものにするため、ディグリーザーで格安オイル潤滑剤を落とし、ベルハンマーを吹き付けます。

折りたたみ式のノズルが付いているので、便利。格安オイルスプレーはノズルも貧弱、時には吹き飛んでしまうので、ベルハンマーはこの点からも好印象。収納する時もノズルが邪魔になりません。

さて、さっそく性能を試したのですが、平地での楽々走行では何とも判断しずらい。

ここは負荷の掛かる峠道に行くことに。いつも行く、熊本の大通峠へ。

冬場は凍結などで危険ですが、今日は冬至なのに春みたいな陽気。早速出かけます。

峠の上り始めから、よくペダルが回せます。気温のせいか、体調がいいのか、オイルのおかげか、なんとも言えませんがいつもより楽です。

いつも休憩と給水のため1分ほど休むところも素通り。

大通り峠到達へ自己最短記録を狙えそうなのでチャレンジ。ところが途中で電話の着信が2回ほどあり、足を止め。最短記録のチャレンジは次回へ。

でもゴールは前回の到達よりも5分ほど短くなりました。

機械的な数値で負荷が減っているとかは分からないので、テレビのCMの小文字のごとく、個人の感想という前提でしか言えませんが、オイルの効果はあると感じます。

いろんな人の高評価も納得です。

自転車のチェーンオイルとしてしばらく使い続けることにしました。

余談ですが、休憩後、大通峠も今年、最後だと思うので、帰りに記念撮影。

ふとサイコンの標高を見ると777。なんか縁起がいい。暖かくなったら、また来ます。

 

 

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ビンディングシューズ ペダルも良し、歩くも良しのSPD

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自転車で足を固定するビンディング。簡単にペダルと靴をキャッチできて、外すのも簡単。

自分が若いころはまだストラップだけだった。ブランクを得て再び自転車好きになった今はビンディング全盛。

ただ、ストラップなら運動靴でも、革靴でも、極端に言うと長靴でも靴の種類は問わず使える。ストラップで締め付けて固定するから当然。今も人気があります。

欠点はストラップを締め付けすぎると外しにくく危険。特にストップゴーの多い街中では不便極まりない。

SPDならワンタッチでペダルをキャッチ、リリースできるので劇的に使い勝手がよくなります。

まあ欠点は専用のペダルとシューズが必要。ペダルはともかくシューズも専用なので、靴の選択が大幅に少なくなります。

そして靴のデザインだけならまだいいですが、靴の裏についている固定する器具が歩行の際に邪魔でなりません。

世界のシマノのSPDはSPDとさらに固定力の強いSPD-SLなどがあります。ロードバイクなど走りに徹した人はSPD-SLしか選択がありませんが、自分は写真を撮るために草の中や、岩場にも入ります。

よってMTBなどに多く使われるSPDを愛用しています。SPDは小さなな金具がSPD-SLにくらべ目立たない感じで付いています。おかげで普通の靴にかなり近い感じで歩けます。

石などを踏むと、明らかに金属で踏んでいる感触を受ける時もあり、ゴツゴツ感もありますが、自転車の快適なペダリングと歩行を両立できます。

今回、SPDシューズをシューズを新調したのでその感想を書いておきます。

今まではこれ

普通の運動靴と見栄えはほとんど変わらないのがいい。ただ靴ひもなのでしっかり漕ぎたいときは紐を結び直すのが面倒だし、自分の結び方が悪いのか緩みやすい。

そして新調したのがこれ

SH-M089

前のSH-MT34Lに比べいかにもサイクルシューズです。(本来サイクルシューズなので当然ですが)

最新のシューズなのでいろいろよくなっているそうですが、前の靴に比べバックルがすばらしい。

脱ぐ時も履く時も楽。しっかりペダリングしたい時は乗車中でもバックルを締められる。緩めるのもワンタッチ。紐の靴ならそうはいきません。

バックルの前のストラップもマジックテープなので楽。

特に今までが紐のシューズだったので、使い勝手の良さに感動しています。

自分のように、自転車も楽に、時にはしっかり漕ぎたい、出先ではあちこち歩き回るという人にはSPDは最高の靴です。

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ミニベロで激坂に挑戦 スプロケット34Tの威力

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コンパクトで機動力のあるミニベロ。大好きな自転車ですが、きつい峠道だけは避けてきました。

ロードバイクと同じ22速で軽量のミニベロも世間にはあります(ただし高価です)、自分のミニベロはターンというメーカーの中価格帯のミニベロ。標準は8速です。重さも約12キロあります。

ミニベロでの行動範囲を広げるために、数か月前に10速に変更しています。スプロケットはMTB並みの最大34Tです。というか完全にMTBのスプロケットです。

8速 11T-32T から 10速11T-34T

 

峠道はロードバイクで主にいくため、なかなかその性能を試せませんでしたが、今回、激坂といわれる峠にこのミニベロで挑戦してみました。

この坂は熊本の大通越えという標高約800m、普段ポタリングしかしない自分の足ではロードバイクでも体に堪えます。

[map lat=”32.479240″ lng=”130.759902″]

もし、この坂を登れないのであれば、さらに大きい36Tのスプロケットに交換する予定です。

ちなみに10速と書きましたが、フロントはシングルなので。完全に10速。ロードバイクの22速とは大きな差があります。

重さもギアもロードバイクに比べると不利です。さらにフラットペダル。

cimg2939 cimg2940

さっそくスタート

東陽村から峠の頂上まで約15キロ。延々と登りが続きます。前半は緩く後半は10%以上の坂が連続。ロードバイクでは何度も走っているので勝手知ったる道です。

とにかく10速しかないので、新兵器の34Tは後半の激坂が連続するところまで温存する戦略。

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中間地点。

この先100M位から34Tの出番。きつい坂が続きます。34T+立ち漕ぎで激坂を乗り切ります。止まりたくないので写真はありません。

ループ橋が見えるあたりからは勾配が緩くなるので楽になります。

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ギアを上げても走れそうですが、体力を回復させるため、緩い勾配でもくるくると回し登ります。

トンネルを越え到着。

cimg2935 cimg2941

1時間半。時間はかかりましたが、登れました。さすが34T。36Tのスプロケットまでは付けなくてよさそうです。体力的にもまだ行けそうな感じ。

頂上の公園でしばし休憩。

帰りは高速ダウンヒルなのでミニベロでもヘルメットは必須。

cimg2938


次は更に標高の高い二本杉峠に挑戦します。九州とは言え季節的に山は危険になってくるので、近いうちか、来年になるかもしれません。

ちなみに帰りの落ち葉と濡れた路面の狭い道。試しにブレーキを少し強めに引くと、ズズッと滑ります。これからこんな道が多い季節になります。

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そして登ってきた広くて乾いた道へ

帰りの高速ダウンヒルはやはりロードバイクの安定さが際立ちます。小径のタイヤと700cのタイヤでは安定が違います。

 

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自転車の輪行を少し楽にするホイールバッグ

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鉄道やバスで輪行を活用すれば、自転車の可能性が数倍に広がるので、本当に楽しいものです。

輪行袋も軽量で初心者にも扱いやすい物が増えてきました。

主流は両輪を外してコンパクトになるタイプ。コンパクトに収納できるのは、運搬が楽になるだけでなく、他の鉄道を利用するお客さんにも迷惑が掛からず気も楽です。

ただ、避けて通れないのが分解、と収納。輪行袋の機能性が上がってもこの作業は、結構面倒です。

ホイールは車体の両サイドに置き、バンドで縛りつけます。丁寧に扱わないと、スプロケットの歯が車体を傷つけたり、汚したり。タイヤと接触する部分は心配ありませんが、リム、スポークのどこかが車体と擦れて小さな傷は避けられません

そこでホイールバッグの登場です。その名のとおり、ホイールを収納する袋。一本用と二本用があります。素材も輪行袋と同じような薄い生地。手提げ袋のような取っ手が付いています。

 

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ホイールバッグを利用するメリットとデメリットをまとめると。

収納する手間が省ける。

ホイールは車体から外して袋に入れるだけ。車体はエンドを付けて輪行袋に入れるだけ。とても簡単。かなり時間短縮にもなります。輪行袋には車体だけなのでキツキツの輪行袋でも余裕があり、楽に収納できます。

車体、ホイールが擦れ合う傷が防止できる。

別々の収納ですから当然です。高級ホイールを持っている人などは気も楽になります。

輪行袋は車体だけなので軽い。

本当に楽です。輪行袋はストラップの肩ベルトで担ぐ人が多いと思いますが、肩に紐が食い込まずとても楽。ホイールバッグも普通のホイールなら2キロもないので片手で楽に持てます。

これは別のメリットもあります、力がない子供や女性のホイールバッグだけ別の力がある人に持って貰うこともできます。車体だけの輪行袋は嘘のように軽いものです。ロードバイクの場合たぶん6キロとか7キロくらいでしょうか。片手でも楽に持てます。

デメリットは荷物が2つに分かれるので少し面倒。

あたりまえですが前提として輪行袋の他に、ホイールバッグを持たねばならないこと。


このホイールバッグは輪行だけでなく、車載の時も、大いに活用できるので便利です。自転車本体はそのまま積んで、汚れたホイールだけ袋に入れるという使い方もできます。家の中に汚れたホイールを持ち込みたくないときも利用できます。

輪行なら2本用が便利ですが1本用もあります。 自分は両方持っていて使い分けてます。

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電動アシスト自転車で1100mの峠に行く バッテリーの減り具合は?

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前回、熊本の峠 大通越で調査して、今回は第2弾。

熊本の二本杉峠

二本杉峠は標高1100m程度の、熊本では、そこそこ名の知れた激坂の峠。そこで電動アシスト自転車のバッテリーの減り具合を調べました。

[map lat=”32.575808″ lng=”130.901961″]

 

自転車はブリジストンのリアルストリーム。

 

前回の大通越は標高 約800mで、今回はさらに300m程高いわけですが、前回のデータからはたぶん余裕でクリアできると思います。

登る経路はいくつかありますが、泉方面から登りました。どの道からでも激坂が待っています。個人的な感想ではこちらからの方がきついです。

本格的な坂が始まる前にも適度な坂を300m位登っていくので、バッテリーも少しづつ消費します。

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標高300m位にある道路の分岐点から二本杉峠に行く本格的な坂が始まります。

ここまででバッテリー残は80% 残りの標高800m。

ここからは平坦がほぼないので、常時アシストが掛かっています。

じわじわとバッテリーを消費していきます。速さよりも、走行距離優先なので、ギアはロー。スピードは常に10キロ前後です。

ここはロードバイクで登っても自分の足では時速10キロ前後しか出せません。

違うのは当然、体の負担。

ロードバイクで登るときはダンシングでフラフラ、サイコンに表示される速度、勾配を確認するのも大変な坂でも、電動アシストなら車体が安定しているのでサイコンを余裕で確認できるし、激坂の途中でも片手でドリンクも飲めるほど余裕です。

気温は35度前後の猛暑の時間帯。

時間はかかりましたが余裕で1000mに地点に到着。あと100m程ありますが、激坂はほぼここまでなので実質ここがゴールです。

バッテリーの残りは約40% 激坂700m登るのに40%消費しました。

全体では、出発地点は標高数メートルなので、約1000m登るのに60%の消費です。

 

標高1000m位から、緩い登りと平坦になるのでアシストのスイッチを切りました。気温も低くなり快適です。残り100mは自力走行で登ります。

ギアも8速あり、緩い坂をゆっくり走るならアシスト無しでも余裕で走れます。モーターの音も無くなり、快適に走れます。

IMG_4845

余裕で頂上の展望台に到着。ただ所要時間はロードバイクの時とあまり変化はありません。もっと早く登れますが、バッテリーの消費が増します。

今回改めて電動アシスト自転車の快適さが確認されましたが、前回の大通越の峠同様、やはり峠を登り切った感動は自力の時と比べ半減です。

ただこの猛暑の季節と時間帯だったら、ロードバイクでもこの峠を目的地にはしません。ソロツーリングだし、こんなところで熱中症になったら、救助に時間もかかるし、そもそも発見されない可能もありますから。


余談ですが、今回せっかく峠に登ったので、持参した一眼カメラで綺麗な景色をついでに撮るつもりでしたが空気が霞んで視界が悪く、重いカメラを持ってきた意味がありませんでした。

でも電動アシスト自転車なので大きいバッグに重たいカメラを積載しても負担は全くありません。持ち物の大きさや重さを大して気にせず、なんでもバッグに入れて余裕で峠を登って行けるのは最高です。

 

峠道の第一弾の記事

電動アシスト自転車で峠に行く バッテリーの減り具合を調べた

追記:

この記事から数か月経過、冬場の気温の低い季節になると、バッテリーの性能が明らかに落ちるのが確認できます。冬場にギリギリの走行をすると、予想より早くバッテリー切れを起こすかもしれないので注意が必要です。

 

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ロードバイクと電動アシスト自転車 峠道で比較してみた

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スポーツサイクルのロードバイクと電動アシスト自転車 それぞれメリット、デメリットがありますが、激坂のある標高800m弱の峠で比較してみました。

ちなみに平地での走行はロードバイクと電動アシスト自転車では比較になりません。時速24キロ以上でアシストゼロになる重たい自転車と素人でも軽く時速30キロは出せるロードバイクでは、データで比較するまでもありません。

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今回は峠道での比較

比較する自転車

ロードバイク

22速のエントリーモデルです。特別高性能ではないですが、見かけだけのロードバイクでもありません。普通10万円から20万円でうられている一般的なモデルです。

電動アシスト自転車

クロスバイクタイプの電動アシスト 8速です。

走行条件:

どちらの走行も競争をするつもりで走っていません。どちらかというと、いつも自分が景色を楽しみながら走る走り方。ポタリング走行です。

どちらの走行も途中自販機でジュースを買ったり、写真を撮るため2-3回停止しています。


ロードバイクのデータ 横は時間 縦は標高

ロード

 

電動アシストのデータ 横は時間 縦は標高

電動

電動アシストは長距離走行を優先させるため、エコモードでギアもできるだけ低めを選択しています。

結果は頂上到達まで両車ともほぼ同じで2時間30分前後。

これはどう判断すべきか?

今回はポタリング走行なので、どちらも、もっと早く走ろうと思えば、走ることはできます。

ただその場合、ロードバイクは疲労度があがり、電動アシストではバッテリーの消耗が激しくなります。ただバッテリーの消耗を考慮しなければ電動アシストのほうが走行に相当ゆとりがあるように感じます。

ロードバイクでは速く走れる平地でも全般的にポタリング走行をしましたが、10%以上の勾配が続く個所では結構いっぱい、いっぱいの力を出して登りましたから。

一番の違いは、グラフにでていない疲労度です。

ロードバイクで頂上に着いたときは、息はゼーゼーです。心拍も160以上。

対して電動アシストは、余裕で物足りないくらいです。すぐにもう一回下まで降りて登ってもいいかなと思えるほどでした。

今回のデータはほぼ同じ時間で、この峠を登り切りましたが、体の疲労度は電動アシストのほうが半分以下という感じでした。

まあ最初から分かってはいましたが、峠などの坂道は電動アシスト自転車の圧勝です。ただバッテリーが稼働する時間に限りです。

 


今回の峠道は地元、熊本県の大通越という道。比較的走りやすく。2車線の道でした。

 

今度は熊本のサイクリストならほとんど知っている二本杉峠でデータを比較したいと思います。

グラフの標高はサイコンの気圧で計測しているので誤差があります。ロードバイクのグラフの方が比較的正確な標高を示しています。

IMG_20160721_120127

追記:電動アシスト自転車の全力走行での比較はこちら

ロードバイクと電動アシスト自転車 峠道でガチ比較

 

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自転車のサドル サスペンションのシートポストを使ってみた お尻の痛み軽減効果も

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購入したばかりの自転車のサドル。適正な高さにするとシートポストが短すぎて自分の足の長さに合わせられないことが判明。

自分の身長が特別高いわけでもなく、足が長いわけでもないので、標準でついているシートポストが短すぎるのです。

万人向けに売られている自転車はシートポストが短い自転車が多いです。

ちなみシートポストは限界ラインが刻印されていて、それ以上長く出すと強度の関係上危険です。

体格より低いシート高の自転車に乗っていると、自転車が漕ぎにくいだけでなく、荷重がお尻に集中してお尻が痛くなります。

CIMG2284

漕ぎやすい高さにすると5cmくらい限界ラインを超えます。

ママチャリならともかく、これは一応スポーツサイクル車、シートポストが短すぎでは?と文句もいいたい気分ですが、しょうがなく長いシートポストを買うことに。

そこで、どうせ買うならサスペンションの付いたシートポストを検討しました。お尻への衝撃を軽減するためです。

ロードバイクの時はサイクルパンツを着用してクッションがあるので良いのですが、これはもっと気軽に乗りたいクロスバイク。サイクルパンツなしで長距離走りたいという理由もあります。

自転車に乗りなれても、パッドなしでは100キロ超になるとお尻の痛みも気になります。

サスペンション機能の付いたシートポストはたくさんあります。価格も様々。

しかし、評価も今一つな物ばかり。

しかし、軍を抜いて高評価のシートポストを発見。

DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー) ハイブリッドサスペンションシートポスト

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DOPPELGANGER ハイブリッドサスペンションシートポスト φ27.2×350mm プリロード調整 アルミ合金製 DSP095-BK
デザインも良いし、なによりアマゾンでも多くの高評価があります。ここは高評価を信じます。

長さも350mmで今のシートポストより100mm長くて、ぴったり合わせられそう。

さっそく購入です。

細部まで丁寧な仕上げで、雑な部分がありません。ネットで購入したものは、受け取った瞬間にガッカリなものも多いですが、これはイイ。

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旧シートポストとの比較

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稼働部分

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強度も変えられます。

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早速、自転車に取り付け走行です。

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稼働していることがオイルが付着しているところから判断できます。

乗り心地はとても自然。サスペンション無しのポストに比べて違和感がまったくありません。無駄に沈み込むこともないようです。

フロントにもサスペンションがある自転車なので、乗り心地がオートバイのようになりました。商品レビューに高評価が並ぶのも納得です。

ちなみにサイズは27.2mm

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当然、普通のシートポストに比べ重量は増えますが、ロードバイクのようにシビアに重さを考える必要のない自転車なら付ける価値はあると思います。

自分もこの手の商品は食わず嫌いでしたが、付けてよかったと感じました。これでパッドなしの長距離走行でもお尻の痛みの心配はなくなりそうです。

色は白もあります。

 

 

 

DOPPELGANGER ハイブリッドサスペンションシートポスト φ27.2×350mm プリロード調整 アルミ合金製 DSP095-BK



DOPPELGANGER ハイブリッドサスペンションシートポスト φ27.2×350mm プリロード調整 アルミ合金製 DSP095-BK

追記:半年経過

耐久性に関して、半年経過しましたが、不具合などはまったくありません。サスペンションも購入時と同じように稼働してます。サスの強度は購入時のままなので、強度を変えて乗り心地の変化を調べようと考えています。

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電動アシスト自転車で峠に行く バッテリーの減り具合を調べた

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雨でなかなか乗れなかったブリジストンのリアルストリーム。梅雨が明け峠道でバッテリーがどれだけ持つか調べました。

ちなみにこのリアルストリームはヤマハのPas Braceと同じ車体、性能です。

 

 

カタログの一充電あたりの走行距離はオートエコモードで75キロ。

長距離走行優先なので自分はほぼすべてこのモード。

電動アシスト自転車はどういう使い方でどれだけバッテリーが減るか知っておくことはロングツーリングで大事なことなので実体験で経験しておくことは大事です。

ちなみにカタログの値は参考程度です。ただ乗用車のカタログ値のように現実との走行距離が大幅に少ないわけでなく、自分の乗り方では、平地と適度の山坂道の走行では余裕で100キロを超えます。

さて今回は登りばかりの峠道。

標高50m位から800m弱までほぼ平地無しで、最初は緩い坂でカーブを描くように上る典型的な上りです。頂上付近は10%以上の勾配も複数ある坂。距離は15キロ程度。

熊本の大通越という峠道です。

[map lat=”32.479086″ lng=”130.760275″]

走行距離優先で走るため今回もオートエコモードで走ります。

積載重量は自分の体重が75キロ+ドリンク、カメラなど5キロくらい

さっそく走行開始。

常に負荷が掛かっているのでアシストも掛かりっぱなし。

勾配がきつい所から少し緩くなるとアシストがなくなりますが、緩いといっても勾配があるのですぐペダルは重くなります。そうすると再び強いアシストが再び働きます。

バッテリーもみるみる減っていきます。

バッテリーの負荷を減らすためギアは低め、速度も10キロ程度です。ここはロードバイクでも自分の足では10キロ程度しか出せません。場所によっては人が歩く程度の速度です。

ロードバイクで必死になって登る坂が、余裕でドリンクを飲みながら登れるのはやはり電動アシストパワーは凄いものです。

頂上に着いたところでバッテリーの残は54% 登り始めで90%だったので坂だけで36%の消費でした。

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標高800m程度の山を36%の消費で登れるのは、まあまあだと思います。

ロングツーリングの間にこの程度の山があっても、まだまだ余裕で走れることになります。

帰りは登った坂のダウンヒルです。

下りなので当然アシストはゼロ。

疲労もほとんどありません。もう一本登ってもいいくらいです。

追記:

やはり電動アシストパワーは凄いです。きつい坂のある峠があっても、さらにその先の目的地まで余裕で走ることができます。速度の遅いオートバイという感じです。

自分が飲む水分も夏の炎天下の走行なので普通ならペットボトル2本は消費します。今回は持参した水筒半分程度+頂上の公園で飲んだ缶コーラしか消費しませんでした。

ただ唯一残念なのは、やはり峠の頂上に行っても達成感はあまりありません。やはりすべて自分の力で登った時はとは疲労が少ないせいもありますが、少し違います。

今回の走行は、その他含め約70キロ走行バッテリはー30%以上の残りでした。

通常の走行でバッテリーの心配はほぼ無用です。

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第2弾の記事はこちら

電動アシスト自転車で1100mの峠に行く バッテリーの減り具合は?

 

 

 

 

 

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格安な自転車用ドライブレコーダーを探す

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車のドライブレコーダーは数千円のものから数万円まで専用品があります。カー用品店に行くとレーダー探知機やナビゲーションと同じくらいの販売スペースが設けられ、多分売れているんだろうなーと思います。

自分も車には数年前からドライブレコーダーは付けています。当時は今のように数千円の物はありませんでした。それが今は品質は別として三千円でも買えます。

経験者ならわかりますが、万が一の時はかなり面倒くさいので、映像で証拠が残せるのは便利だと思います。

自分は自転車走行が多いので自転車用のドライブレコーダーを探してみました。

しかし、やはりこれだ!というものはないんですねー。需要はあると思うのですが、、、。

自転車に取り付けられるアクションカメラはたくさんありますが、専用品というものはなかなかありません。ガーミンとかシマノとかの専用商品もありますがかなり高級品で高価です。ママチャリやシティサイクルにつけるには高級すぎます。

これはGOPROアクションカメラの定番中の定番。アクセサリーも豊富。ですが自転車で使うには少し抵抗を感じる形状。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

GoPro HERO6 BLACK CHDHX-601-FW
価格:59000円(税込、送料無料) (2017/10/18時点)

 

現在自分は、長距離サイクリングの時、アクションカメラをサイクリングの記録とドライブレコーダー兼用で使っていますが、取り付けが面倒だったり、バッテリーの問題があったりして、日常でも気軽に使える専用品があればなーといつも思います。

GOPROとかコンツアーとかのアクションカメラは高級すぎて自転車に付けたままにはできません。盗難が心配です。車みたいに自動で充電してくれないので、充電のことも考えねばなりません。

もっと気軽に使えて、格安なレコーダーはないものかと色々探しました。

小型のビデオカメラで1万円以下のものは数え切れないくらいあります。

ただし品質は別

すべて購入して確かめる経済力もないので購入者のレビューを参考にします。

買ってみようかと思える商品はほとんど無い。

まず、レコーダーの性能とかいう以前に、すぐ故障する商品が多いようです。自分も車の格安ドライブレコーダーを数台買いましたが、すぐ故障しました。購入して1度も使わずに動かないレコーダーもありました。ほとんどゴミみたいな商品があるのも事実です。

自転車で使用するとなると、車よりさらに過酷な条件で使用することになります。特にあの振動は車の比ではありません。一般的に電子機器は振動に弱いので、格安のレコーダーがどうなるかは想像ができます。

そこで格安レコーダーで車載はあきらめ、ヘルメットや帽子、腕などに取り付けできるレコーダー探してみることにしました。

スパイカメラみたいに腕時計タイプなどもありますが、実際自転車で使うとなると現実的でないものばかりです。

眼鏡型はいいかも。

 

しばらく探していると、一つだけ面白いレコーダーをみつけました。

これです。メガネの横に付けるタイプ。小型でスマートです。

 

価格は5千円程度。自転車で使うサングラスにも普通のメガネにもつけられます。レビューは少ないですが、まあまあな評価。車載でないので振動による故障のリスクはないし、盗まれる心配もない。失敗しても5千なら諦められる。

他に選択肢がほとんどないのでポチりました。

バッテリーの稼働がもう少し欲しいところですが、使用感は到着してしばらく使用して記事にします。

本格サイクリングのときは高級なアクションカメラ、日常のちょっとした自転車利用にこのカメラと使い分けができたらと思っています。


追記:配達されたので早速レビューします。

取り扱いは簡単、ボタンが2つしかないので、操作はすぐ覚えられます。

サングラスまで付いてますがこれは使いません。誰かにあげようと思います。

メガネには付属の小さなゴムバンドで取り付け、簡単です。

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重さも軽量です。普通につけていて負担に感じることはありません。小さいので違和感も少ないです。鏡で自分の姿を見ると、ハンズフリーの通話機でもつけているような感じです。他人が見てもたぶんそんな感じだと思います。

気になる点は、これは製品の品質で個体差があると思いますが、自分の物はSDカードが引っ掛かります、32GBのカードを入れっぱなしで、データも本体をPCに接続して回収するので今のところ問題ありません。

充電中はボタンを押しても何も反応しない。つまり操作ができないようなので充電しながらの長時間撮影はいまのところ無理そうです。

PC以外の外部電源、つまりモバイルバッテリーを接続するとスイッチを押さなくても録画が開始されました。外すと停止します。まだよくわかりませんが、車のドライブレコーダーのように電源により録画のオンオフになります。

まだ不明な点が多いので判明次第レビューします。

今日は雨で自転車に乗れないので、後日実践レビューします。


追記:

梅雨の間の晴れ間に実戦投入です。

メガネの横に付けているので頭を動かせば画面も動くので、車載の固定カメラに比べ、画面の動きが激しい。

結構、キョロキョロと視線を動かしているのが分かります。

ただ自転車の細かい振動を拾わないのがとてもいい。視線の通り画面も動くのである意味リアリティがある。

32GBのカードを入れているが、3時間くらいの記録で容量がいっぱいで、長距離サイクリングに使うなら予備のカードとモバイルバッテリーは必須。容量オーバーでも上書きされない。

もっと低画質でいいから、長時間録画、バッテリーの長時間稼働の設定ができればいいが、この価格のカメラではいたしかたない。

ちなみに稼働時間ですが、カメラ本体のみの内蔵バッテリーで60分以上記録できました。

総評として小型、軽量なのでちょっとした外出時に持ち出すのに便利。この点は目論見のとおり。

本格アクションカメラを持ち出す程でもない短時間の外出などに利用すると便利。小さなバッグやポケットにも余裕で収まるので、必要ないときはバッグの隅に入れておけばいい。持ち歩くのに全く苦はない。

短距離サイクリング専用として、使い分けると便利だと思います。

本格サイクリングなら長時間稼働、長時間記録、広角で高画質も取れる、本格アクションカメラがよさそうです。

自分はこれを使っています。

コンツアー

 

 

WG-M1 新型のWG-Ⅿ2はもっとコンパクト

 

やはり高価カメラはそれなりの品質と性能があります。


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サイクリング中の故障 メカトラブルのための準備を考える

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サイクリング中、自転車の故障に対して、どれだけ準備するのがいいのか考えました。

自分はほとんどが、ソロサイクリング。メカトラブルが発生した場合、ほとんどのケースで自分で対処しないといけません。

そのため初期の頃はいろんな不必要な物を少ししか入らないサドルバッグに押し込んでました。

重量はあまり気にしない自分でも、重い荷物と、嵩張る荷物が嫌になってきました。数年間持ち歩いて全く使ったことがない物もありますから。

自転車のハウツー本などにも、起こりうるメカトラブル等も書いてます。

  • タイヤ、ホイールのトラブル(パンク等)
  • チェーンのトラブル(チェーンの破断)
  • ワイヤーのトラブル(ワイヤー切断)
  • 変速機のトラブル
  • 様々なボルト類の緩み
  • その他諸々

 

ロングツーリングに行くほど、心配になり、いろいろ準備したくなります。

しかし、日常の整備さえしっかりしておけばパンク以外のトラブルはほとんど起きません。

パンクでもないときは1年以上遭遇していません。

自分は数年間自転車に乗ってますが、サイクリング中のトラブルは、パンクとタイヤのバーストのみ。

ロングツーリングに行くときにすべてを心配して準備すると、まったく使わない工具や、予備の部品を持ち歩くことになります。

10年以上交換していないママチャリのチェーンやワイヤーでも切れたことはありません。

ケースバイケースですが応急修理工具もアーレンキーとチューブとタイヤレバー(チューブを持たない場合はパッチセット)、空気入れだけでいいと思います。

アーレンキーは必須です。走行中に気が付いたネジの緩みや、サドルの調整などにすぐに対処できます。すぐに対処しないと、大きなトラブルに繋がります。

それ以上のトラブルは自転車保険に付帯しているロードサービスや輪行でも対処できるので、出先でほとんど利用することのない工具やパーツは持ち歩くのバカバカしくなりやめました。

ただメカトラブルに対しての知識は、頭の片隅に置いてあると有効です。工具類がなくても対処できるトラブルもたくさんありますから。

スマホやカメラ、予備バッテリーなど、ほとんど使わないであろう修理道具以外にも必ず使う小道具も多いので、サイクリングに持ち歩く小道具には割り切りと工夫が必要です。


追記:

アーレンキーという工具があります。自転車に乗る人以外は聞きなれない工具です。

なにか特殊な鍵?のような名前ですが、簡単いうと六角レンチです。100円ショップでも折り畳みのコンパクトに収納できる商品が売ってます。

携帯工具もいろんなタイプのものが売ってますが、最低限のものでいいと思います。そのほうがコンパクトで軽量です。

 

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