格安自転車を買うときのリスク

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格安自転車を買った時、値段なりの商品という事がほとんどです。いい商品に出会うこともありますが、確率は低いと思います。

まず大きく2つのリスク

1つ目は 商品そのもの欠陥。

一番最悪なのはフレーム欠陥。

フレームの溶接が悪く、曲がって溶接されていたり、溶接不足。乗車中に破断なんかされたらたまりません。販売前に不良品として除かれるでしょうが、粗悪品の自転車があるのも事実です。溶接の不良は塗装したらわかりにくいですから。

溶接部分にヒビとか不自然な凹みとかあれば注意が必要です。

フレームの欠陥なら即、屑鉄です。

ブレーキやライトなどパーツの不良。

格安パーツを集めて組み立てているのでよくある不良です。スキルのあるひとは簡単に替えることができますが、苦手な人は格安自転車を買うのを止めましょう。

自分は格安自転車を買うときはすべてのパーツを替える覚悟で買います。逆にまともに使えるパーツが有れば儲けもんという感覚です。


2つ目 は整備不良。

整備不良は一番多いトラブルでしょう。自転車屋さんから買っても1-2万の自転車売るために時間をかけて整備するはずがありません。

想像ですが、梱包された箱からだして、ペダル、ハンドルを付け、タイヤに空気を補充する程度だと思います。

ホームセンターで買った自転車は、乗り出してすぐなのに異音がするなどよくあります。自分も年初に買った子供用自転車に想像もしない不良パーツがありました。

その時の記事はこちら

格安自転車 変な音がするので分解してみた 

しかも格安パーツで組み上げられた自転車はとても整備性が悪く。ブレーキなど特に調整がやりにくい上にシビアです。

ブレーキの片効き、異音。納品時にたとえ調整してもすぐ狂います。

ネジの締めすぎや、緩みも非常に多い整備不良です。すべてのネジ、ナットを一度確認した方がいいでしょう。

ブレーキの片効きは自転車のホイールが曲がっていることも多く、原因がホイールならば素人で調整はほぼ無理です。

品質のいいパーツだと狂いにくいし、素人でも調整がやりやすいです。ギアは安い自転車でもシマノ製が使われいることが多いのでいいのですが、ブレーキは相当に問題があります。

そもそも格安自転車は得体のしれないブレーキが多すぎます。何度調整してもすぐ狂い。安全性も走行性にも相当影響があります。


結論として

自分で整備できるスキルのあるひとは格安自転車でも問題ありませんが、整備などしたこともなく、やる気のないひとは、最初からいい自転車を買っておくべきとなります。

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