自転車パーツのグレードアップでどれくらい変化を感じるか試してみた

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自転車のチラシなどで「信頼のシマノギア搭載車」とか宣伝文句をよく見ます。確かにシマノのは世界のメーカーで信頼できます。

シマノ搭載といってもパーツにはグレードがあります。ギアでも1000円程度の物から月給分位するものまであります。でもそこは世界のシマノで1000円のギアでも信頼度は抜群で、故障や不具合はめったにありません。


パーツのグレードでどれくらい走りが変わるか、パーツのグレードアップをした時の経験上の話を書きます。


ロードバイク ティアグラから105へ

最初は使っていたパーツは中級グレードの旧式ティアグラの10速です。ほぼ満足してましたが1つ上のグレードの105の11速が出たので数万円出して交換しました。

走っている感じは良くなったと感じましたが、データを見てみると、いつも走るサイクリングコースの平均時速に大きな変化は見られませんでした。

自分の走り方がいつも全力で走るわけでなく、適度な負荷のサイクリング中心ですので、限界の性能は違うのでしょうが普通のサイクリング程度の走行では大きな変化なしです。

明らかに違うのは、操作性の向上、軽いレバー操作でギアが変わるので操作は楽です。見かけもワイヤーが内蔵されハンドル周りがすっきりしました。ギアが1枚増えたので長距離の疲労軽減になります。

ティアグラ、105のグレードが近いせいか、すでにティアグラのグレードが完成されているせいか分かりませんが、走行性能が格段に上がるような感じではないです。


 

ロードバイク A070からティアグラへ

娘の自転車ですが当初は7速のA070というパーツ。ソラとかクラリスとかよりも下位のグレードです。一応カセット式ですが見るからに安そうなパーツです。それをティアグラに変更しました。さすがに7速ではギアの間が飛びすぎて大変です。

交換後は走り、操作性、見かけも、音もすべて変わりました。ギア比が変わったせいもありますが坂も楽に上れるようになりました。ただ娘の脚力ではトップギアは使えないようです。

7速から10速へ。クラリス、ソラを飛び越え3ランクアップですので違いははっきり分かります。


最近は10万円台の入門クラスでもいきなり11速の105グレードが付いているバイクが多いので、後々のことを考えると105搭載車がお勧めです。


 

追記:

ブレーキもグレードがありますが、そもそもロードバイクのブレーキは構造が大きく変わろうとしています。

今まではホイールをシューで挟み込むタイプでした。グレードの違い以前に、構造的な物で、はっきりいって、効きにくいです。

長い下りなど、手の握力が相当必要になります。

それがディスクブレーキに変わってきています。伝統的なヨーロッパのレースでもディスクが許可され使うチームもあるため、今後他のチームにも広がっていくでしょう。

性能の差は明らかで、ディスクが当たり前の時も、そう遠くないように感じます。

構造がまったく違うので、パーツの交換ではダメでしょうから、自転車を買い直す事になります。

ロードバイクは高価ですから、簡単に買い替えることもできず、近い将来、悩むことになりそうです。

 

 

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